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アーカイブ: 2006/12/11

日本の寝言と中朝の思惑


やはり安倍政権も目的は国交正常化なのでしょうか。政府は未だ平壌宣言にしがみつく気らしい。
とっくに死言化したと思った「拉致問題の解決無くして国交正常化無し」、拉致問題が一言も入ってない平壌宣言を基にこんなことを幾ら言っても、北にとっては日本の寝言、反って金正日に安眠を約束してしまうだけです。

すぐに「金正日の排除無くして拉致問題解決無し」にスローガンを変えなさい!

国交正常化、拉致解決が前提=鈴木副長官

鈴木政二官房副長官は9日午後、名古屋市で講演し、政府の北朝鮮政策について「対話をして一刻も早く国交を結びたいが、拉致被害者が全員帰ってこない限りは北朝鮮と付き合わない。安倍晋三首相もそのつもりでいる」と述べ、拉致問題の全面解決が国交正常化の前提との認識を改めて強調した。


年内にも開催されそうな六者協議で安倍総理は拉致問題を出していくと言ってますが、もはやこんな協議は中朝対米国の思惑合戦に過ぎず、はっきり云ってアメリカからさえも現実は疎まれるのがオチです。

北の思惑として、核を表向きは平和利用として本音は対アメリカ自衛用と他国恫喝用に温存したいのは明らかで、これは金正日を排除しない限り、まず変わらないでしょう。
中共は中共で本音は北の核を苦々しく思っている傍ら、北を温存させるためには北の思惑を出来るだけ汲んでそれに則った形でアメリカがある程度納得する譲歩案を模索していると云ったところだと思います。それを北に納得させた結果が今回の協議年内開催ではないかと思います。
中朝の気持ちを考えれば、そんなところに上のような生温い決意の寝言を繰り返しても無意味です。はっきり云って出来るわけがないでしょうけど、六者協議などぶち壊す覚悟で乗り込んで欲しいところです。

北を本当に揺さぶるには、大前提として平壌宣言の破棄がどうしても必要です。それをちらつかせて協議に臨めば、必ず何らかのアクションを示してくるはずなんですが、政府の態度からは、ただただ協議の行方を傍観する姿勢しか見えてきません。

脱力ですね、拉致という主権侵害をされている国の外交態度だとは到底思えません。

そして、国内ではチャイナスクールならぬチャイナマフィアといっても良いシンジケートの構成員が、拉致被害者の必死の訴えをよそに妄言を吐いてます。

北朝鮮問題:分析、広島平和研の浅井所長が講演--山口市で考える会 /山口

この男(反日文化人の断末魔…浅井基文の親北暴言)の喋る内容からも、今の中朝の思惑を明白に推測できます。

東京で社協主催の特別講演会 非正常な朝・日関係に終止符を
広島市立大広島平和研究所 浅井基文所長(65)=広島市西区 '06/10/17


おそらく最終的な狙いとして、中共はアメリカと北の直接対話を望んでいるのでしょう。中共は必ず、アメリカをその方向へもっていかせる糸口を画策していると思います。

今の日本政府にはとてもじゃないが、こうした他国による激しい国益のぶつかり合いに入り込む隙間などないのが実情です。
歯痒くて仕方がない。
しっかりしろ! 安倍日本国首相。



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