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アーカイブ: 2007/01/30

十億ドルと命を天秤に掛ければ、自ずと答えは・・・


以下のインタビュー記事は数日前のTVニュースでも見たのですが、そのこころは北をよく知る人なら嫌でも分かろうというものです。

最後の亡命米兵「10億ドル積まれても北朝鮮離れぬ」'07/1/29

米CBSテレビは二十八日、北朝鮮に生存する最後の亡命米兵とされるドレスノク氏が英国の映画製作者に行ったインタビューを放映、同氏は「十億ドル(約千二百億円)の金塊を積まれても、北朝鮮を離れる気はない」と述べ、北朝鮮で生涯を過ごす考えを強調した。

 また映画製作者によると、同氏は北朝鮮の核問題について聞かれた際、「米国が攻撃しても北朝鮮には(反撃の)準備ができている」と答えたという。

 ドレスノク氏は一九六二年、米軍基地から無断で外出した規律違反を軍法会議で問われることを恐れ、南北軍事境界線を越えた。  北朝鮮に拉致された曽我ひとみさんの夫、ジェンキンス氏がかつてCBSのインタビューで、ドレスノク氏に殴られたと証言したことについては「彼はうそつきだ」と否定した。


ドレスノク氏もジェンキンス氏と同様、悲しい嘘を吐かされていると信じたいものです。
かつて、ジェンキンス氏は二回目の訪朝をした小泉前総理に対して帰国を希望していたら、「その日のうちに自分の人生は終わっていた。」と述べています(「拉致に盗聴」北朝鮮という国 中山首相補佐官が講演)。

問題は北の地で録ったであろう彼のインタービューを、何の断りもなく垂れ流すメディアの姿勢です。メディア・リテラシーなんて言葉がありますが、確かにその視点で観れば、何の脚色もなく事実を報道することは非常に重要なことです。
しかしながら、その内容の識別にとってもはや常識と思われる前提条件を抜きにして報道することは、メディアがそれを受け取る人に対する一種のリテラシー介助機能の提供を放棄したことに繋がります。

これを単なる無知で怠ったというのならまだしも、メディア側がある種の意図を持って行っている可能性のあることが問題なんです。
この場合、「もはや常識と思われる前提条件」とは「北朝鮮は独裁国家であって、そこに属する人間が政治的な発言をする場合には、その政治体制に沿った著しい言論統制がある」です。
このような場合、それをメディアが放棄して、ただ事実のみを流す姿勢には非常に高い恣意性を感じます。

さすがに北朝鮮に関するこの種の報道に引っ掛かる人は極めて少ないでしょうけど、例えば、中国人に対して日本の首相の靖国参拝に関する街頭インタビューを行ったとすれば、彼らがどの様な意見を言うのかは大体において予想出来ますけど(賛成ですと答える人はまずいないでしょう)、それが中国人の民意かどうかなんて分かろうはずもありません。ここが自由な意見をいつでも言える日本とは大いに異なる部分です。

メディアがこうした背景をよく熟知した上で、ある意図を持ってそれを垂れ流せば、たちまち「これが中国人の民意である」となってしまって、中国に本当の民意など無いことを知っている人以外は騙されてしまいかねません。

狡猾なメディアは、これを利用していつも世論誘導を行っています。これが本当に日本の国益に適うことなのかを、メディアは再考して反省するべきだと思います。
拙ブログをいつも好意的にお読みいただいている方々には、こんなこと当たり前の認識でしょうが、上記のTVニュースを観て、そんな感想をもった次第です。

メディアと云えば、NHKも高裁にあんな反日不敬団体の味方をされてるようじゃ、立つ瀬がないでしょうなぁ。上告は当然のこととしても、NHKはまず、あんな連中と連んでしまったことを反省して欲しいですね。


しかし、今度の米朝直接対話から続く六者協議の行方は非常に気になりますね。
外務省の谷内事務次官は「今回は裏切られることのないよう期待している」と言ったようです。勿論、北朝鮮へのメッセージでしょうが、筆者が考えるに、これは多分にアメリカにも向けた言葉だと思ってます、「ハシゴを外さないでね!」と・・・。

米朝協議、北京で開催へ 北朝鮮口座の一部解除が焦点
2月8日に6カ国協議再開 中国政府が日本に伝達

今朝の産経新聞、「【主張】6カ国協議 日米の連携を再度固めよ」には、アメリカの弱腰(宥和)姿勢を懸念する産経の考えが述べられていましたが、概ねそれに同意できるものの、連携と云ったってアメリカの国益に沿った方針をおいそれと変えることなど出来るのかいな?と云うのが本音ですね。

日本国内における総連への圧力(総連傘下「科協」顧問ら2人逮捕…無届けで労働者派遣)などには強く同意するのですが、一端(いっぱし)の主権国家でありながら、結局はアメリカ頼りという現状に強い苛立ちを覚えてしまいます。
でも、まだまだ諦めませんよ!!



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