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アーカイブ: 2006/11

政府は拉致認定と同時に拉致疑惑認定も行え


特定失踪者調査会における1000番台リスト(拉致の疑いが濃厚)の一人、松本京子さんの拉致認定が行われました。これで同1000番台リストの人数はやっと、35人から34人になりました。
政府が特定失踪者を拉致認定するには様々な証拠固めをする必要があることはよく分かる、しかし、余りにも遅い。
この理由の一つには、未だ拉致が疑惑であると勝手に片付けられていた時代における政府の不作為や揉み消しがあったことは容易に推定できます。というか、これこそが素速い認定を阻んできた主因だろうとさえ思います。

政府、松本さんを拉致認定 被害者17人に
松本京子さん北で勤務の情報 めぐみさん夫と同一の会社


同会代表の荒木氏もご自分のブログ(拉致認定)で述べられてますが、一度に50人くらいの認定を行わない限り、短期間での解決策は無いように思います。それ程、拉致の可能性のある失踪者の数は多いのです。

政府の方では色々な手続きがあるというのでしょうが、認定というのは、あくまで日本政府がどう考えるかであって、認定しようとしまいと拉致被害者は被害者ですし、認定したから拉致被害者が帰ってくるというものではありません。
こんなにもったいつけられると、私たちも報道関係の皆さんも、もちろん一般の皆さんも、逆に認定というのがいかに大変なことで、それが大きな山であるかのように感じてしまいます。
 必要なことは救出であって、認定はそのためのステップの一つでしかありません。私たちは何が本当に大事なのか、しっかり見極める必要があるのではないでしょうか。
もし、松本京子さんのことだけに見せかけておいて、実は50人位まとめて拉致認定する準備をしているというのであれば話は別ですが。
(抜粋)


筆者の地元、岐阜でも1000番台リストではありませんが、公開リストに3人の方が載っています。去る5日には以下のように、北朝鮮による拉致の疑いのある県内の特定失踪者3人について考える集会が開かれました。筆者は参加できませんでしたが、50人程度の方が参集されたようです。

特定失踪者問題の解決訴え 「救う会岐阜」が集会

個人的にはその中の一人である、当時、岐阜大院生であった林雅俊(特定失踪者リス 174番)さんは拉致の疑いが濃厚であると思っています。自殺にしては動機や失踪時の状況からして妙に不自然であること、失踪場所そのものや失踪後の無言電話など、拉致の定型パターンを踏襲しているように思われるからです。

一体、このような方達まで拉致認定が為される日はいつになることでしょう。無論、拉致ではないかもしれません。
しかし、その真偽も含めて、政府はこれからも一民間団体に過ぎない特定失踪者問題調査会に重すぎる負担を強いるつもりでしょうか。「しおかぜ」の短波放送にせよ、こうした拉致認定における調査活動にせよ、本来なら政府が当然の責務として、少なくとも2002.9.17以降から行わねばならなかったことです。
前者においては、先日のNHKへの命令放送や「しおかぜ」への資金供与検討などで少しは緩和されてきた感はありますが、最も重要な拉致認定という作業は相変わらず前述のような理由でとても進んでいるようには思えません。

本来の趣旨から云えば、政府が特定失踪者問題調査会の代替をするのなら拉致認定だけでなく、「拉致の疑惑が濃厚である方々」の認定も行うべきであると思います。
何も確定事項(拉致認定)だけを発表する必要性はないわけで、「疑惑が濃厚である」という情報をも、北朝鮮に叩きつけてやれば良いのです。
今回の拉致認定(松本京子さん)も、北には北京の(北朝鮮)大使館を通じて通告したと云います。これとて、この外道集団にとっては”何処吹く風”で、どうせ無視することでしょうが、それならば日本政府が正式に「疑惑が濃厚なリスト」を大々的に通告してやったとしても、何の齟齬も発生しないことでしょう。

遅々として進まない拉致認定だけを待つよりも、拉致疑惑認定で北に嫌味なプレッシャーを掛けつつ、同時になるべく早く拉致認定作業も進めていくというパターンが今採りうる最上の策だと思います。
簡単に云えば、飽くまで主導は特定失踪者問題調査会が行い、責任においては政府が全面的に代替するという組織構造にもっていくことです。

出来うる対策をなかなか施さない政府に苛立ちを隠せませんが、政府の現体制は今までで最良であることも確かです。残されたものは「覚悟」という、これまた最も重要でエネルギー障壁の高い課題です。

安倍総理に一言、
今、採りうる策を講じない人間が、後にそれを出来るという保証は何処にもない
色々な言い訳があることは知ってますが、棘の道を進むことが最も近道であることに早く気付いて欲しいと思います。



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総連幹部のインタビュー動画を見てしまいました


どうしようもなく予想通りで、改めてこの連中は日本に巣くうガン細胞の一つだなとの思いを強くしました・・・見る方も見る方なんですが。

朝鮮総聨幹部が初めて語る北朝鮮の核実験とその影響
* 登録しないと視聴できないようです。

朝鮮総聨国際局局長が初めて日本メディアに語る北朝鮮の核実験。核保有の真意や制裁の影響など今回の核実験について初めて語られる事実!

徐 忠彦(ソ・チュオン)
在日本朝鮮人総聨合会 中央本部 国際局局長
薄木秀夫
ジャーナリスト
毎日新聞元ソウル支局長


「国内政治・経済から世界規模のニュースまで「世界で旬な話題」をスクープしてお届けするGyaO'sEye。話題のニュースを独自の目線で鋭く斬る!」
・・・だそうですが、何処に独自の視線で鋭く切った箇所があるのか?皆目分かりませんでした。単に総連の言い分を垂れ流しているだけでしょ。

どうもネタが北朝鮮のことになると、つい言葉が汚くなってしまいます。まぁ、気にしないで以後に述べていきます。因みに全部見たわけではないので、断片的に採り上げます。

* 核実験の真意について

第一に、「米国の核に対する抑止力のためである」と平壌放送のオバサンと同じ事をほざいてました。それによって他国を威喝したり、攻める気は無いそうです(ウソ吐け!)。
第二の理由がまた面白い。「朝鮮半島非核化のための第一歩」だそうです。
要するに、これは金日成の遺訓で、米国との関係が安定化されたら核を放棄して朝鮮半島を恒久平和にするんだって・・・そのためには米国に敵対行動を止めさせねばならないので核実験を強行したと仰る。
これも大ウソ!、仮に米国が折れたとしても(まず無いが)、北にとって金づるになる国が存在する限り、放棄することは有り得ない。米国が敵対行動をとらなくなっても、北がどうしようもない最貧国かつ犯罪集団であることに変わりがない。
すなわち、核を盾にして日本等の北東アジア諸国を陰に日向に恫喝し、麻薬等の犯罪を大目に見てもらいつつ、その核を中東のテロリストどもに売りつける、これを北がやらない方がおかしい。また、奴らは自分達の非合法性をよく知っているので、その疑心暗鬼から心理的に観ても核放棄は有り得ない。

* 北の国内情勢

この総連国際局々長とやら曰く、「朝鮮は確かに経済的には貧しいが、政治的には安定している」ときた、ここ嗤うところですよね?
それは「安定している」とは云いません、「無理矢理、抑え込んでいる」と表現するのが最も妥当です。いくらなんでも、こんな見え透いたこと言われて、インタビュアーもよくもまぁ黙って聞いてるよーと・・・一言くらい突っ込めよ。

* 総連への課税免除・減免取り消し措置について

「総連への明白な差別である」との典型テンプレート。しかも、税法上も正当ではないと、そこまで言うか。
明白なる北の工作機関であり、かつ何の公益性、公共性も認められない団体は税法上、課税を免除または減免されると書いてある特別法でも何処かにあるのか!?、いや、それは奴らの脳内にしか存在しない。
今まで総連がこうした優遇を受けてきた理由は、単に自治体が恫喝や執拗な抗議に屈してきただけのことです。
サッサと払いなさい!!


以上のように、総連は相も変わらず、恥も外聞もなく、自己を正当化し大ウソを吐きまくっていました。さすがにインタビュアーの薄木氏も最後には「北朝鮮も少しは柔軟性を示して下さい」と、相手の喋りを遮って主張してました。これが今、マスメディアにできる最大の抵抗とは何ともはや情けないことです。

日本政府は総連の犯罪性に対し、ほぼ完全な確証を持っているはずです。今こそ、主権国家としてのプライドをもって彼らに徹底したメスを入れて下さい。
それが拉致問題解決のための一つの大きな近道になります。


APPENDIX:

「造反」現職、月内にも復党…無所属対象に自民方針

北朝鮮や靖国神社に対する姿勢が至極、まともな方々がこの中にはいらっしゃるので大変心苦しいのですが、見え透いた選挙対策のための復党には反対せざるを得ません。
基本的に国民は復党には反対のようです。理由は「筋が通らない」というよりも、目先の選挙に文字通り、目が眩んだ安易な自民党の姿勢に落胆しているからだと思います。

それに、平沼氏などの復党を許せば、自動的にあの鬱陶しい野中の女子分も戻ってきてしまいます。 さらに、平沼氏に限って云えば、氏が復党して喜ぶのはあの電波利権屋のソラ豆片山だと云うことも考慮しなければなりません。

是非とも、彼らには女子分を除く有志会派を結成してもらって、同意できる自民政策には閣外協力という形で融合を図ってもらいたいと思ってますが、復党はすでに決定事項なんでしょうね。
野党の白痴行動といい、今もってカルトべったりの自民といい、国際的に緊張感のあるこの時期に国内政治は一体、何やってんでしょうか。
ブログで吠えているのが、ホントに情けなくなります。



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日中間に共通した歴史認識などもてるはずがない、ただ・・・


差異を認識・共有することは可能だろうとは考えます、と云うよりも、日本側が納得できる結論はこれしかないと思ってます。

よく引き合いに出されるアメリカ南北戦争における北部史観と南部史観を観察しても、お互いに差異があることを認識し、一応共有されております(「南北戦争」異なる歴史認識)。アメリカの国内問題でさえ、この有様なのですから、仮想敵とも云える中共相手では言うに及ばずでしょう。

もう一つの可能性として、日中のどちらかが一方の主張にほぼ隷属した暁には前者(タイトル通り)は達成されることになります。併せて、隷属する側に中共がなる可能性は天文学的に低い確率であるとも云えます。
つまり、この結論に達するのなら共同研究など全くNONSENSEです。

以下のニュースにあるように、安倍総理訪中時に声明のあった「日中共同歴史研究」が始まるようです。

日中共同歴史研究、08年メドに結論…日中外相会談

麻生外相は16日午前(日本時間16日昼)、中国の李肇星外相とハノイ市内の会議場で会談し、日中の歴史共同研究について、両国が選ぶ有識者各10人をメンバーとする委員会を設置して議論を進め、2008年を目標に結果をまとめることを決めた。
共同研究実施は10月の首脳会談で合意していた。委員会には「古代・中近世史」「近現代史」の二つの分科会を設け、年内に第1回会合を開くことになった。
会談では、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議について、平和的な解決に向けた具体的成果をあげることが重要だという立場を確認した。麻生外相は中国の議長国としての努力を、李外相も日本の積極的な役割をそれぞれ評価した。また、外相による相互訪問も日程調整を進めることにした。


筆者の結論はすでに冒頭で述べております。あとは、もう一つの忌避すべき結論に至らぬよう日本側の有識者選定を慎重に行うことだけでしょう。ここで有識者の殆どが、この種の方(注意:pdfです)のような人ばかりになったら多分、終わり(負け)です。

ただ、ものの見方は多様です。
アジアの真実」様や「独断雑記XYZ」様は共に筆者と同じ否定的な見方ながらも、歴史事実を客観視できる第三国を噛ませるべきと主張されています。
これは「差異を認識・共有する」結論に導くために必要な手続きであろうとは思いますが、中共はまず間違いなく、これを蹴るでしょうね。
歴史を客観視する作業は、中共が最も嫌う(都合の悪い)事だからです。

そもそも、永遠の反日を誓った中国共産党はイーブンな歴史の共有認識など認めるわけがありませんので、徒労に終わる(何の結論も得られない)可能性の方が本質的に高いのでしょうが、やる以上は「差異を認識・共有する」を是非、目指していただきたいと思います。


参考URL

終わらない日中歴史認識論争
90.日韓・日中共通の「歴史認識」等、出来はしない (2001.6.6)
【主張】歴史認識 日中の違いを認め合おう
韓国民間団体、歴史を歪めると中国当局に抗議



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本物の”専門ばか”とは


昨日の教基法改正案衆院通過に虐め、未履修問題と今、良い悪いは抜きにして教育問題が非常に熱いわけですが、今日はちょっと違う視点から教育について考えてみたいと思います。

1991年に亡くなった本田宗一郎氏の生誕100年を記念して、その功績を称えるイベントが開催されたそうです。筆者などは本田さんというと、あの名車「スーパーカブ」を思い出すわけです。
筆者が初めて運転という行為をしたのを手伝ってくれたのはスーパーカブでした。その昔、高校生の頃に新聞配達をしていた友人に早朝、何度も乗っけてもらったことを今でもよく思い出します(スイマセン、未だ無免許でした)。
スーパーカブは現在でもよく売れています。リンク(スーパーカブ)先を見ますと、一車種で販売台数が5000万台を越えたのはこの車が初めてだそうです。
「オッサンバイク」なんて云われてお世辞にも格好良い車ではありませんが、よく売れている理由はやはり、半端じゃない経済性の高さとモノ保ちの良さでしょう。
言い換えれば、車の原点といいましょうか、最も基本に忠実な車なんだと思うわけです。だからこそ50年近くも売れ続けているのでしょうね。
良いものはいつまでも残っていく・・・まさに何か大事なことを示唆してますね。

前置きが長くなってしまいましたが、そんな、云ってみればごく普通の車を作った本田氏は至極、普通ではない並外れた才能の持ち主だったことが改めて分かります。
これは以下の記事の抜粋にもありますように、本田氏が”生粋の専門ばか”だったからだと、筆者などは強く感ずる次第です。

本田宗一郎氏生誕100周年 偉人の功績、後世に

本田宗一郎氏のモノづくりにかける情熱と経営手腕は松下電器産業創業者の松下幸之助氏と並び称され、本田氏らの技術型経営者がいたからこそ日本経済の発展があった。
また、本田氏は日本人として初めて米国の自動車殿堂入りを果たすなど、日本の自動車産業発展の牽引(けんいん)役も果たしてきた。
「やってみもせんで何がわかる」が口癖で、工場に出向いては従業員とともに油まみれになることもしばしば。勳一等瑞宝章の授章式の際には、「技術者の正装は白いつなぎ(作業着)だ」と言い放ち、作業着姿で出席しようとしたのを夫人に止められて礼服に着替えたというエピソードがあるほど、根っからの技術者だった。


ちょっと前のエントリーにも、この”専門ばか”について少し触れたのですが、昔はさておき、現在ではこの言葉を余り良い意味では発しなくなりました。それは一言で云えば、「視点の狭さ」が付き纏うからでしょう。
確かに、筆者のような中途半端な専門ばかですと、「視点の狭さ」という観点がそのまま当て嵌まってしまいます。しかしながら、本田氏のような、謂わば達人の域に達した”専門ばか”ともなりますと、それは大概において一致することは無いと思います。

よく云われることなのかもしれませんが、物事(専門)を極めた方というのは、その専門を通じて”ものの道理”を体得した方だと言い換えることが可能だと思います。
余り壮大なことを言うのも何ですし、元々こういったものは体得するものなので定義すべき事ではないのかもしれません。がしかし、敢えて表現すれば、”ものの道理”とは森羅万象の原理・原則であって、全てに適用できる通則のようなものなのでしょう。
そう、別な表現では”物事の本質を見抜く力”とでも申しましょうか。

ですから、”本物の専門ばか”は決して、世の中を”狭い視点”で捉えたりすることはありません。そうした”ものの道理”を弁えていたからこそ、本田氏は「ごく普通」の、翻って「最も優れた」名車を世に多く送り出すことが出来たのだと推察いたします。
基本に忠実な「ごく普通」のモノや考え方というのは誰でも考えつくようでいて、それを具現化することは最も実現し難いことだ、というのは昨今のおかしな社会情勢を観れば明らかですね。



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時事一言雑感


今日はちょっと頭が回らないので(いつもだが)、時事ニュースについての一言?雑感でお茶を濁させていただきます。引用ばかりで読みにくいかもしれませんが、ご勘弁を。

11月16日付・読売社説 [衆院採決]「野党の反対理由はこじつけだ」(抜粋)
民主党が国会に提出している対案は、愛国心や公共心の育成を掲げ、家庭教育の条文を設けている。政府案と本質的な差はない。むしろ愛国心の表現は「民主党案が優れている」と評価する声が自民党内にさえあったほどだ。
法案の中身が似通うのは、子どもの規範意識を高め、家庭の役割を重視することが、いじめなど学校現場が抱える課題の改善にも資する、との思いを共有するからだろう。
民主党が、いじめ自殺などを「改正案の中身にかかわる」と本気で思うなら、与党に法案修正の協議を持ちかけるのが筋だ。

いや、全く仰るとおり。結構まともな案をもちながら、何故、「カルトフィルターのかかった自民案など、生ぬるいわ! 修正に応じろ!!」と言わなかった?
それを言わ(え)ないところに、手遅れなほどにプロシミン化してしまった民巣党の病巣があるのでしょう。
手術をやるのなら是非、開頭(解党)左脳分離(追放)施術でお願いします、その後は勿論、政界再編って事で一挙両得と相成ります。


教育基本法:衆院特別委の単独採決に日教組が抗議声明(抜粋)
子ども不在の議論が政治家や与党の都合だけで進んだ」と抗議表明した。
また、教育基本法の改正案が教育は法令に基づき行われることを明記した点を「政府による(教育現場の)上意下達を正当化するもの」と批判。
「議論が拙速」県内教諭ら反響 教育基本法改正案(抜粋)
下伊那郡天龍村の学校法人理事長、中野昌俊さん(63)は1970年代の米国留学時、米国人の愛国心の強さに驚いた。一方、自身も「日本を外から客観的に見て、好きになった」経験を踏まえ、「国が良ければ、愛する気持ちは自然とわく。法で決めるものではない」と主張。改正は、教育分野への法や行政の深入りを強めるようにも思え、「教育がますます息苦しいものにならないか」と危惧(きぐ)する。
信大教育学部4年の男子学生(24)は、改正案に盛り込まれた「公共の精神」「わが国と郷土を愛する」などの言葉に、「国民を統制するような国づくりへ動く印象を受ける」。


「子ども不在」で手前勝手な偏向思想を植え付けてきたのはどっちなんでしょうか?
そもそも、教基法を改正せざるを得なくなったのはアンタ等が長年に渡って行ってきた狂育のせい、これは「意図しないマッチポンプ」と呼べるのではないかな。
勝手にやってろ!としか言いようがない。

「愛国心」->「法で決めるものではない」
「公の精神」->「国民を統制」
いつものテンプレート、有り難うございます。これくらいしか言い訳が思いつかない貧弱な脳構造に乾杯。
そこで、学校法人理事長、中野昌俊さんと信大教育学部4年の男子学生さんに質問。
「国が良ければ・・・」の”良い”とは何を基準にしているのか?、そして男子学生さん、貴方はアナーキストですか?
色々と論点をすり替えて回答をはぐらかすに3000点。



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歌を忘れたカナリアを待つ運命は・・・


日本の周辺海域で中共が何やら不穏な動きをしてますね。
ソナーに探知されない静かなる潜水艦と云えば、かれこれ15~16年前の映画、「レッドオクトーバーを追え!」(トム・クランシー原作)を思い出します。なかなか見応えのあるお話でした。ショーン・コネリー演ずるマルコ・ラミウス艦長がとくに渋かった。
レッドオクトーバー(赤い十月)もロシア(旧ソ連)製原潜でした。この潜水艦のエンジンは「Magneto(ic) Hydrodynamic Propulsion (磁気流体力学的推進?)」とか云う駆動方式でしたが、はてさて現実の中共式潜水艦のエンジンはどんな方式なんでしょうか?
ロシアからパクったのか自前なのか知りませんが、天下の米国空母を出し抜くのですから容易為らざる事態なのでしょう。
さすがに先軍政治国家は違います、軍事に使う金が半端じゃないのも頷けます。
中国潜水艦わずか8キロ 米空母と沖縄近海で「一触即発」

沖縄近海で米空母と中国潜水艦が一触即発となる事態が発生していた。
経済成長を背景とした中国の海軍力増強に米国はどう対処するのか。事件は近代化を進めている中国海軍が米海軍を脅かす存在になっていることを示したといえる。
AP通信によると、マレーシアの首都クアラルンプールを訪問中の米太平洋軍のファロン司令官(海軍大将)は14日、米海軍横須賀基地(神奈川県)を事実上の母港とする空母「キティホーク」に中国海軍の潜水艦が米側に探知されないまま魚雷やミサイルの射程内の至近距離まで接近していたことを明らかにした。
(以下、略)


日本の南方海域ですから台湾侵攻を睨んだ活動でしょうけど、尖閣諸島、果ては沖縄のこともありますので、わが国の安全保障にとっても座視できることではありません。
先日も「日本版NSC」に向けた有識者会議を発足させたようですが、最もマークしなければならない中共への戦略をどの方向にもってゆくのかを注視したいと思います。
安全保障を含んだ外交は、「一方で握手しつつ、もう一方では棍棒を隠し持っていなければならない」のが基本です。とくに中共の場合、友好を過大演出しながら平気で日本の大都市に核ミサイルの照準を合わせている基本に忠実な?国ですから、マスメディアの屈中姿勢に国民が騙されないような情報戦略をしっかりと練る必要があります。

果たして、アメリカの猿まねに近いNSC(政府)にそれが出来るでしょうか。産経メディアなど、このNSC創設は米国主導で安倍総理も本腰を入れているなんて論評しているようですが、政府マンセー系メディアの言うことですから可成り間引いて理解した方が良い気がします。”仏作って魂入れず”では困るんですよ。
昨日も対北朝鮮用に、本来なら三年前にやって然るべき「贅沢品輸出禁止措置」を発動するとのニュースがありましたが、あからさまな敵国にさえ、この有様なのですから”何を言わんや”状態ですね(それでもこの措置、歓迎しますが・・・)。
対北に限って云えば、筆者は先にエントリーした「残念ながら日本政府には未だ覚悟がない」で愚考を述べた「三つの制裁」に移行しない限り、「日本政府、GJ!!」とは言わないつもりです。

まさに日本は”誇り”と云う歌を忘れたカナリアではないかと思います。
西条八十作詞の童謡、「唄を忘れたカナリア」は筆者も好きな歌の一つです。しかし、四番を除いたら結構、過激な歌ですよね。



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悠仁親王殿下の「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」(お宮参り)

  • 2006.11.14 Tuesday
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本年、九月六日にお生まれになった悠仁親王殿下のお宮参りに当たる「賢所皇霊殿神殿に謁(えっ)するの儀」が本日、行われました。
日本人として心よりお祝い申し上げます。 そして、これからも健やかにご成長されることをお祈り申し上げます。
悠仁さま、お宮参り

秋篠宮家の長男、悠仁(ひさひと)さまが皇居・宮中三殿(仮殿)に初めて参拝する「賢所皇霊殿神殿に謁(えっ)するの儀」が14日午前行われた。
儀式は一般のお宮参りにあたり、白い産着の御初召(おうぶめし)姿の悠仁さまは、松田慶文宮内庁御用掛に抱かれて参拝された。秋篠宮ご夫妻も参列された。
この後、悠仁さまはご夫妻とともに御所を初めて訪れ、天皇、皇后両陛下にあいさつ。御所の前で「(悠仁さまを)何と呼んでいますか」と記者団に問われた秋篠宮さまは「(悠の字を音読して)ゆうちゃんと呼んでいます」と答えられた。
宮内庁によると、9月6日に誕生された悠仁さまは13日現在、身長58.5センチ、体重5244グラムで、病気をされることもなく、健やかに成育。天気の良い日には紀子さまに抱かれ宮邸の庭や赤坂御用地内を散歩されているという。眞子さま、佳子さまは喜んで悠仁さまの世話をされているという。 Hisahitosama.jpg


筆者をはじめ、一般の方々が殿下のご尊顔を落ち着いて拝見したのは初めてではないでしょうか。クローズアップされたそのお顔は、理屈、先入観抜きに純真無垢な凛々しさを漂わせておられました。

博士の独り言様の仰るように、悠仁親王殿下が皇統をお継ぎになった将来の日本が、殿下のお顔のように大いなる自信と凛々しさを擁する美しい御世に成ることを願うばかりです。

翻って、先の十一日に行われた「着袴の儀」における愛子内親王殿下の非常に可愛らしいお姿も印象に残っています。
内親王殿下はこれからも皇族女子としてお育ちになった方がご自身のためにも最も望ましい形ではないかと、筆者などはそのお姿から強く感じました。
男系男子がご誕生になった今、これ以上、俗世的な損得勘定でご本人に重荷を背負っていただくことはないと思います。おそらく、このお姿を見られて、お父上であられる皇太子殿下も同aikosama.jpgじ思いを抱かれたのではないかと畏れながらも推察いたしました。

日本の皇統は世界の宝です。そして、日本人のアイデンティティそのものを意味します。
これからも守っていかねば為りません。
俗世で何が起ころうが、どんなに世の中が進歩しようが、この世がある限り変えてはいけないものがあったっていいじゃないですか。



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教基法改正とサヨリベどもの的外れな咆哮


何でも、筆者にとっては非常に未消化な教育基本法改正案でさえ民主党は通したくないようです。加えて、相も変わらず世に巣くうサヨリベどもも改正がお気に召さないようですが、そんなに立派な改正案でもないですよ(笑)
以下、今日はちょっとおふざけモードでいってみます。
教基法改正案、採決日程めぐり平行線 自民と民主協議も(一部抜粋)

二階氏は「出口(採決)を考えていかなければならない」と理解を求めたが、高木氏は、政府主催の教育改革タウンミーティングでの「やらせ質問」や、いじめ、必修科目未履修の問題などへの国民の関心は高いと強調、15日以降の質疑続行を主張した。14日に再協議する。
教育基本法改正案の反対集会に8000人 東京

教育基本法の改正案に反対する集会が12日、東京の日比谷公園で開かれ、約8000人(主催者発表)が集まり、「『戦争する国家』を目指す教育基本法の改悪を全力で阻止する」とするアピールを採択した。
市民団体や教職員組合が参加を呼びかけた集会では、政府主催のタウンミーティングで基本法改正に賛成の立場からの「やらせ質問」が発覚したことをめぐり、「文部科学省はモラルや倫理について発言する資格がない」などと批判する発言が相次いだ。
教育基本法改正反対、日弁連が14日に集会

 教育基本法改正案の審議が衆院特別委員会で大詰めを迎えるなか、日本弁護士連合会が14日、「教育基本法『改正』をとめよう! 緊急市民集会」を開く。
法律の専門家集団も法案に反対していることを市民に知ってもらいたい」との狙い。高橋哲哉・東大大学院教授は「靖国と憲法」の視点で、広田照幸・日大教授は「法案と日本の未来」と題して、それぞれ講演する。


まず上から・・・今や単なる(プロ)市民団体化した民巣党なんですが、やらせ質問や虐め、未履修問題が発覚している上に、知事選で希な勝利を得ちゃったもんですから嬉しそうに茶々を入れてますね。
”やらせ”については確かに良くないことですが、教基法改正内容とは本質的に無関係です。別な場で糾弾すればよい。そして、虐め、未履修問題との関係ですが、これも余り関係があるとは云えないですね。
それとも、民巣党は虐めに密接に関係する第10条の「不当な支配」の一文を削除してくれるように要求でも出してくれるのかな?

そもそも、自民党案の改正をやったところで、現行の”子供(個)の人権に異常に配慮する”趨勢は変わりそうにありません。石原都知事が言うように、「虐めなんて昔からあるが、今の子供は我慢を知らない(弱い)から問題化する」に集約されていると思います。
”我慢を知らない”と云うのは”利己的である”に繋がります。これは戦前、戦中の反省からか「公」より「個」を異常に持ち上げてしまった結果の産物なんだと思います。
つまり、虐める側には”利己的”、虐められる側には”甘え”と言う形で、この間違った教育方針が波及した結果だと思うわけです。多分、根本は一緒でしょうね。
そして、こうした虐め問題を教育する側(管理者側)がコントロールしようとすると、途端におかしな思想をもった教育委員会辺りが例の「不当な支配」を盾に介入させないという構図が絡んでくるんですよ。政府の調査を嫌った福岡の教育委員会などはその良い例ですね。
まぁ、今回の教基法改正はやらないよりは多少はマシな程度ですから、どっちかというと、手っ取り早く改正した方がこの手の是正速度は速まるのではないかとも思えますが・・・

次に、リアル「プロシミン」どもとリベラルとは程遠い言論弾圧団体(日弁連)のお笑い反対集会。
リンク先の「プロシミン(procimine)」項を参照いただくと分かりますが、此奴らはまず間違いなく「9」という文字に異常に反応する連中だと思います。何でも「戦争」に関係付ける特異な脳構造をもってますね、シンプルに云えばいわゆる「平和き○害」の一種です。
尤も、「いざとなれば戦争も辞さない国家」を「戦争する国家」と脳内変換することはある意味、間違ってはいませんが、問題は「戦争する」を勝手に「戦争好き」と解釈するところなんです。
プロシミン分泌を減ずる薬はないようですから、まぁ勝手に反対しててくださいな。

また日弁連と云えば、例のNHKに対する命令放送にも毒牙を剥けてましたね。この連中の得意技は法律を自己思想に都合良く曲解することです。なまじ法律に詳しいだけに手に負えないところがあります。
命令放送にしろ、教基法改正にしろ、何処に問題の本質があるのかをよ~く分かっていて恣意的に法律を利用してそれを暈かそうとする連中で、純然たるプロシミンより悪辣度は高いのかもしれません。
講演に高橋哲哉なんて呼ぶところが思想の一方性を物語ってますね。無理矢理、靖国にリンクするなって感じです。

それで教基法改正ですが、これほど香ばしい連中が反対するんですから意外と破壊力があるんでしょうかね。
これで筆者の希望通り、「愛国心を育む」、「不当な支配削除」を盛り込んだら此奴ら発狂死しそうで、非常に効果的な売国奴排除効果も副次的に期待できるのですが・・・安倍さん、(無理でしょうが)もう一踏ん張りしてくれませんか?



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残念ながら日本政府には未だ覚悟がない


筆者は何度も最近の愚考の中で北に核弾頭搭載技術は無いと言っております。
おそらく、その一端を示すのではないかと思えるニュースがまた一つ報道されました。

核関連機器の調達試みる 北朝鮮、チェコで

チェコ通信などは13日までに、北朝鮮が昨年、チェコから核兵器関連機器の調達を試みたが、同国の情報機関が阻止していたと報じた。
核兵器の小型化に関係する機器というが、詳細は不明。報道によると昨年、北朝鮮企業の社員でかつ政府機関の職員がチェコを訪れ、通常兵器と核兵器の双方に使用可能な機器を購入しようとした。失敗すると北朝鮮側は第三国経由での購入も試みたが、計3度にわたり阻止されたという。
チェコは原子力関連資機材・技術の輸出管理によって核不拡散を目指す多国間組織「原子力供給国グループ(NSG)」(日米など45カ国)に参加している。
チェコ政府は、北朝鮮の核実験を受けた国連安全保障理事会の制裁決議に基づき、北朝鮮への輸出管理を一層強めているという。


北がチェコから核関連機器の調達を試みたのが昨年ですから、何とか早く小型爆縮装置の開発を成功させようとしていたことが分かります。とは云え、チェコからさえも調達できず、さらに今まで一度たりとも起爆に成功していない小型装置での核実験に踏み切る訳がないと云うことです。
ですから、10.9に行われた地下核実験はまず間違いなく従来の大型爆縮装置(弾頭搭載不可)によるものだったと云うことになります。
加えて、ここ数年の制裁効果によって、過去に起爆に成功したはずの大型装置も粗悪品だった関係上、ものの見事に爆発規模は予定の1/30でした。つまり大失敗だったわけです。

ですから、日本政府がアメリカ等と一緒になって「核問題」を前面に出し、殊更制裁云々を叫ぶことは反って制裁理由に余り拉致問題を出したくない政府の免罪符になっているようで仕方ありません。
日本政府は確かに拉致問題も制裁理由に入れてますが、まだまだお座なりというか形だけというか、腰が引けた対応しかやってないように思います。これはNHKへの命令放送に何ら具体性がないことにも現れています。もはや売国性が確定的なNHKや他のマスメディアの狡猾なすり替え批判によるものもあるでしょうが、日本政府のやり方にも特定失踪者問題調査会との連携がとれてない時点でお座なり感は否めないところです。

産経新聞編集委員の大島信三氏のブログ、「大島信三のひとことメモ」のエントリー(政府もメディアも冷たかった)を拝読していて、”日本政府にはまだまだ覚悟がないな”と上のように思ってしまいました。
松本京子さんが17人目の拉致被害者に認定される可能性が高まったのは、当然ですがとても良いことです。しかしながら、今頃感があることも事実で、警察庁がほぼ確定的な証拠を掴みながらも何故に今まで放置したのか?と云う問題が明るみに出てきた背景を観ると、政府の何処か腰の引けた対応に何か相当、後ろめたい事実を隠していることが読み取れます。

この記事だけでなく、早大教授の重村氏も朝鮮総連と政治家のズブズブな関係が拉致問題解決の大きな障害になっていることを再三に渡って述べられています。
有名どころでは”野○広○”なんてもいますが、他にも当時、相当数の腐れ外道政治家がこうした当確の疑惑をもみ消したことは間違いのないことでしょう。
筆者は日本政府の覚悟を表すバロメータには以下の三つがあると思っています。

一、朝鮮総連を中心とした関連団体への措置
一、平壌宣言の取扱い
一、拉致の疑いの非常に濃い特定失踪者への対応


勿論、上から順に”解体に至らしめるような徹底介入”、”完全なる破棄”、”相当数の拉致被害者認定断行”を行うことが最高度の覚悟を示したときです。
日本政府は核問題に名を借りた制裁を始めましたが、上の三つに対しては未だに具体的な措置は行っていないようです。
此処に政府の深い闇があるようです。
おそらく、上の三つ、とくに朝鮮総連への徹底介入を行うと政権が転覆するくらいの大怪我を負うことになるのでしょう。上のような腐れ政治家どもの殆どは政権与党である自民党議員だからでしょうね。

頼りのアメリカは北の六者協議復帰に何を約束しているのか、分かったものではありません。南朝鮮や中共、ロシアに至っては端から期待など出来ません。
つまり、今の核問題に便乗した制裁等では拉致問題は解決できないと云うことです。

上記事項を行うことは、過去の北との関係が明るみに出てしまうことに繋がりますから壊滅的なダメージを受けることになるやもしれません。
それで全てが雲散霧消と化してしまう怖れはあります。がしかし、誰かが喉の奥底に詰まったゴミを排除しないことには、いずれは窒息死することになります。日本政府はそれを覚悟してでも真摯に過去の闇と向き合って欲しい。
政府の真摯さが国民に伝われば、きっと国民は分かってくれるものと思います。
その決断をしたとき、拉致問題が大きく解決に向けて動く、そんな確信を筆者はもっています。




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特定勢力に配慮した放送をするNHKや民放に報道の自由を叫ぶ資格があるのか!


タイトルに言いたいことが凝縮されてますのでこれ以上、何か書いてもしょうがないのですが、余りにアレなんでもう少し・・・

「報道の自由」から派生して「編集の自由」、非常に便利な言葉ですね。
中共や朝鮮総連の恫喝に屈して、彼らに都合の悪いニュースを流さないのも「編集権の問題」に口出しするな!の一言で片が付きます。

そもそも「自由」とは何によって担保されているのかと云った根本を忘れてはしませんか。
連中(放送屋)は条件反射のように国家による統制を嫌いますが、少しは、自由とは国家による庇護があるから保証されているものだと考えて欲しいですね。

それは奇しくも、拉致被害者に何故?「自由」が無いのかを考えれば一発で分かることです。国家の庇護が届かぬ、非道なる山賊どもに未だ囚われの身になっている方々を救い出すために協力することの何処に「報道の自由」への侵害があるのか?
この問題を都合良く「報道の自由」という次元にもっていき、日本の(公共)放送局として当然の義務を有耶無耶にすることを恥とは思わない下劣さ、これに全ては集約されます。

何度でも言いますよ、恥を知れ!!

日経ブロードバンドニュースの中で牧内という編集委員は言うに事欠いて、「この機会(命令放送)に政府のNHKへの影響力を強めたいとの見方もあるようだ。」だと邪推かもと断っての上だが宣ってました。
識者面して偉そうに宣うのは結構ですが、元を質せばただの「瓦版屋」の分際で何様になったつもりでしょうか。開いた口が塞がりませんよ、全く!
NHKに限らず、日本のマスメディアにはこんな低劣な似非識者しかいないのでしょうか。
誰一人として、「これは報道の自由云々の問題ではない、日本のマスメディアの責務として政府や民間の拉致被害者救出活動に協力することは当然のことである。そしてこれは命令される前に自主的にやるべきことでもある」とは言わないことの方が筆者にとっては恐いことです。


特定失踪者問題調査会代表の荒木氏はご自身のブログで今回の命令放送に関して、かなり控え目な形で何度もコメントされておられます。筆者としてはもっとNHKの態度を非難しても良いのではないかと思ったりしますが、当事者としてこれは致し方ないことなのかも、と思うと同時に具体的なところにも言及されていますので、最新のものを一部引用させていただきます。

「放送命令」答申について

「命令」という言葉の本来の意味からすれば、国際放送の中に一定の時間を確保し(不可能なら時間を延長しても)、政府の責任で番組を作成し、放送させるべきでしょう。
例えば総理や官房長官が、政見放送のように直接マイクを通して拉致被害者に語りかけ、「必ず救出します」と呼びかける政府広報のような放送を確保すれば、きわめて大きな効果を上げることができるはずです。
それは北朝鮮にいる被害者のみならず、国際的にも大きなアピールになりますし、国民も力強く思うでしょう。


また、以下のようにも述べられています。

それより今、具体的に拉致被害者のために放送を活用するには、現在北朝鮮では十分に聞こえない朝鮮語国際放送の時間、周波数、送信出力などを見直して、北朝鮮で、隠れて聞きやすくすることが重要です。
現在の第二放送(中波)利用なども考えられるのではないでしょうか。


これらは大変重要な提言です。
とくに、政府の責任者(できたら安倍総理)が直接マイクを握りしめて拉致被害者に政府の覚悟を語りかけることは非常に力強い心の支えになるはずです。
NHKよ、筆者や心ある人達から真心の受信料が欲しいのなら耳かっぽじってよ~く聞くように!

こうした放送を自主的に行うことが、今まで数々の反日勢力の恫喝に屈してきたあなた方の責任の取り方の一つだということを一刻も早く認識するべきです。


来週頭まで更新しないつもりでしたが、昨今の「命令放送」報道が余りにも事の本質から逸脱してましたので、一言、愚考を述べさせていただきました。

: 追記

現在、ブログランキング政治部門でトップを走っておられる極右評論様がこの問題にアプローチされています(報道の自由と同胞無視の独善志向)。

アクセス数でも拙ブログとは異なり、桁違いに多い極右評論様で報道の良心を忘れたNHKをはじめとしたマスメディアを正当に批判することは非常に大きな効果があります。特定勢力に配慮して同胞救出に及び腰になり、加えてそれを「報道の自由」にすり替えて逃避行に走るマスメディアに怒りの声を上げねばなりません。



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