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アーカイブ: 2006/11/15

歌を忘れたカナリアを待つ運命は・・・


日本の周辺海域で中共が何やら不穏な動きをしてますね。
ソナーに探知されない静かなる潜水艦と云えば、かれこれ15~16年前の映画、「レッドオクトーバーを追え!」(トム・クランシー原作)を思い出します。なかなか見応えのあるお話でした。ショーン・コネリー演ずるマルコ・ラミウス艦長がとくに渋かった。
レッドオクトーバー(赤い十月)もロシア(旧ソ連)製原潜でした。この潜水艦のエンジンは「Magneto(ic) Hydrodynamic Propulsion (磁気流体力学的推進?)」とか云う駆動方式でしたが、はてさて現実の中共式潜水艦のエンジンはどんな方式なんでしょうか?
ロシアからパクったのか自前なのか知りませんが、天下の米国空母を出し抜くのですから容易為らざる事態なのでしょう。
さすがに先軍政治国家は違います、軍事に使う金が半端じゃないのも頷けます。
中国潜水艦わずか8キロ 米空母と沖縄近海で「一触即発」

沖縄近海で米空母と中国潜水艦が一触即発となる事態が発生していた。
経済成長を背景とした中国の海軍力増強に米国はどう対処するのか。事件は近代化を進めている中国海軍が米海軍を脅かす存在になっていることを示したといえる。
AP通信によると、マレーシアの首都クアラルンプールを訪問中の米太平洋軍のファロン司令官(海軍大将)は14日、米海軍横須賀基地(神奈川県)を事実上の母港とする空母「キティホーク」に中国海軍の潜水艦が米側に探知されないまま魚雷やミサイルの射程内の至近距離まで接近していたことを明らかにした。
(以下、略)


日本の南方海域ですから台湾侵攻を睨んだ活動でしょうけど、尖閣諸島、果ては沖縄のこともありますので、わが国の安全保障にとっても座視できることではありません。
先日も「日本版NSC」に向けた有識者会議を発足させたようですが、最もマークしなければならない中共への戦略をどの方向にもってゆくのかを注視したいと思います。
安全保障を含んだ外交は、「一方で握手しつつ、もう一方では棍棒を隠し持っていなければならない」のが基本です。とくに中共の場合、友好を過大演出しながら平気で日本の大都市に核ミサイルの照準を合わせている基本に忠実な?国ですから、マスメディアの屈中姿勢に国民が騙されないような情報戦略をしっかりと練る必要があります。

果たして、アメリカの猿まねに近いNSC(政府)にそれが出来るでしょうか。産経メディアなど、このNSC創設は米国主導で安倍総理も本腰を入れているなんて論評しているようですが、政府マンセー系メディアの言うことですから可成り間引いて理解した方が良い気がします。”仏作って魂入れず”では困るんですよ。
昨日も対北朝鮮用に、本来なら三年前にやって然るべき「贅沢品輸出禁止措置」を発動するとのニュースがありましたが、あからさまな敵国にさえ、この有様なのですから”何を言わんや”状態ですね(それでもこの措置、歓迎しますが・・・)。
対北に限って云えば、筆者は先にエントリーした「残念ながら日本政府には未だ覚悟がない」で愚考を述べた「三つの制裁」に移行しない限り、「日本政府、GJ!!」とは言わないつもりです。

まさに日本は”誇り”と云う歌を忘れたカナリアではないかと思います。
西条八十作詞の童謡、「唄を忘れたカナリア」は筆者も好きな歌の一つです。しかし、四番を除いたら結構、過激な歌ですよね。



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