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アーカイブ: 2006/07/26

日中合作には本当にシナリオが存在するのか?


「富田メモ」というのは,左右問わず政治に少しでもコミットしているネット住人には非常に重要な問題ですが,そうでない方々(例えば筆者の周りに人達)にとっては基本的にどうでもいい訳で,「ふ~ん,天皇陛下もそんな風に思ってたんだ」くらいの認識で終わっていくニュースのようです。しかし,そういう方々にそう思わせることが出来た時点で,メディアとしては大成功なんだと思います。誠に悔しいことです。
この流れを大きく変えて,そういう方々の認識をもひっくり返すには,これはもう「今上陛下の靖国ご親拝」しかないだろうなぁと思っています。今のところこれも叶わぬ夢なのですが・・・
メモを貼り付けたのが富田氏なのか,はたまた日経の自作?なのかは別にして,そのメモ用紙が母体のメモ帳とは異なる経年変化を示しているように見えるという事実は変わりません。筆記したのが富田氏だったと仮定すれば,書かれた時期が異なるというのはその正確性や意図においても相当に異なってくることを意味するからです。その事だけをもってしても,日経側には科学的検証をはじめとした立証責任があるのは明白なことでしょう。

* 余談ですが,アエラの記事を根拠とした日経によるメモ貼り付け疑惑は,両者の「メモ帳」,「日記帳」,「貼り付けメモ用紙」の表現方法をよく吟味・確認してからでないと日経側に逃げられます。つまり,「輪ゴムにまとめられたメモ」は必ずしも「貼り付けられたメモ用紙」を意味しないからです。アエラの云う「輪ゴムにまとめられたメモ」は「メモ帳」そのものであり,日経が自記事に載せた「手帳」を「輪ゴムにまとめられたメモ」と主張してしまえば「貼り付けてあった」という言葉に何ら齟齬は発生しないからです。

ランキング上位のブログ様に倣って,筆者も少し時間をおいて何かまた新事実でも浮かんでくるまで傍観しようと思っています。「先帝陛下の大御心」は筆者の中では既に結論が出ていることなので,メモが陛下ご自身のお言葉であろうと徳川元侍従長の感想だろうと,さして重要なことではないと思っております。無論,メモ内容が陛下以外の人の言葉だったとしたら,日経その他のマスコミを思いっきり糾弾しますがね。


やたら前置きが長くなってしまいましたが,このメモを利用して,不敬にもこれが「陛下の大御心」と偽って中共による謀略活動に勤しむ奴について述べたいと思います。
その名は「古賀 誠」,本当にウザイ奴ですね。山拓もウザイ奴ですが,この問題に関してはこの輩が最も中共と連携しているという点において群を抜いてます。
古賀氏、A級戦犯の分祀に強い意欲

 日本遺族会会長である自民党の古賀誠元幹事長は25日、東京都内で講演し、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に昭和天皇が不快感を示した発言メモについて「お言葉に涙の出る思いがした。この思いを、私たち遺族は最も大切にし、最も重いものとして受け止めたい」と述べ、靖国神社にA級戦犯の自発的な分祀(ぶんし)を促す決意を改めて表明した。
 古賀氏は講演で「戦没者ではない英霊が合祀されたことで、皇族がお参りを遠慮され、日中の問題がここまで先鋭化してくる。そういうことを無念の死を遂げた英霊がどう見ているだろうか」と指摘。「遺族会の原点に返って、国民がわだかまりなくお参りし、皇室もお参りできる、英霊に思いを寄せた対応こそしていかなければならない」と強調した。
 古賀氏はまた、靖国問題は「政治が介入する問題ではない」と断った上で、「政治家と二足のわらじを履いているのではないかと言われるのならば、私は日本遺族会の会長としてこれから事を運ばなければならない」との覚悟を示した。

この男,「私たち遺族は」なんて勝手に遺族代表になってます。遺族会の会長という地位を錦の御旗にして,勝手に手前で創り上げた「大御心」を流布し,「皇室のお参りできる靖国」などと欺瞞を喧伝する羞恥心の無さは何処から来るのでしょうかね。アンタだって”毎年二回の例大祭に陛下の勅使が代参されている”事実を知らないわけではあるまい。きっと「代参は陛下ご自身ではない」などと詭弁を弄するんでしょうが,勅使の意味を辞書でも引いてよく考えて貰いたいものです。遺族を代表するのなら,こういう陛下の真の御心を世間に公表するのがアンタの務めだってことに気付いてくれませんかね,まぁ無理でしょうけど・・・
この男が何故?今でも遺族会の会長をやっているのかは定かではありません。遺族会には当然,古賀と同じ思いの方もいらっしゃるでしょうし,或いはまた,こんな男でも政界とのパイプを考えると必要悪のような存在としての価値を認めている方もいらっしゃるのかもしれません。



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