Home > Archives: July 2006
アーカイブ: 2006/07/13
まずは防衛意識を根付かせること
- 2006.07.13 Thursday
- Oversea
【告知】北朝鮮からすべての拉致被害者を奪還する国民大行進【告知】
来たる7月15日(土)、13:00(12:30開場)より東京都・砂防会館別館で有識者らによる基調講演・公開討論会に続き、政府に国民の声を届けるためのデモ行進「国民大行進」が行われます。
同じ日本人として、拉致問題解決を願うひとりひとりが声を上げ、行動で示すことは、政府が具体的かつ実効性のある対応に臨むための大きな原動力となるはずです。
北朝鮮,金正日に向けて怒りの声を上げるべく,一人でも多くの方がご参集下されば幸いです.
(詳細はココをクリックして下さい.)
またぞろ,支持率10%以下の金正日のドローン大統領近辺が何か言っているようですが,スルーしておけばいいものを反論なんかするもんだから,国内の左巻きがそれを焚きつけてしまうといういつもの構図(朝のTBSでもグダグダやってましたね)。あれは整形大統領の断末魔の悲鳴でしょう,無様なもんですよ。
ところで,もっと簡単に天下の中共様は北を恫喝するのかと思ったら意外と手こずっているようですね(演技かもしれないが)。ここにきて,中露はあまり意味のない妥協案(中ロが北朝鮮非難決議案 ミサイル問題で安保理)を出してきたらしいが,北が崩壊するとそんなに困るんですかね。
軍事緩衝地帯の消失,北への投資や難民流入問題が云われていますが,もっと根本的な怖れでもあるのでは?と思ってしまいます。北をあんな山賊・外道集団に育ててしまった責任はキッチリ取ってくれと言いたいですね。
まぁ国連にはそれほど期待できないことは前にも述べたとおり・・・それにしても,日本は今回結構粘ってますね。本当はミサイル着弾位置が洒落にならない所だったりするかも?とか色々と穿った見方をしてしまいますね,あの(らしからぬ)粘りようは。
さて話題の敵基地攻撃論ですが,冒頭のは論外としてポジティブな論議は非常に良いと思います。「座して死を待つ」なんて真っ平ごめんですからね。
敵基地攻撃論は基本的に一発目を甘受した後,第二撃以降を防ごうというものだと聞いております。一種の正当防衛理論みたいなものですね。しかし,もし一発目が核だった場合,何かあまり意味を為さないような気がしますが,どうなんでしょうねぇ? 報復は当然のこととしても,一発喰らった後にそのシステムが有効に機能するのかと云った問題と相手がそのシステムの心臓部を狙ってくることだって考えねばならないわけですから,非常に複雑な議論になると思います。
筆者は,それよりも初撃をどの様に防ぐかを考えた方が良いと思います。まず,先制攻撃ですね。相手の発射基地を発射前に叩くことですが,現状の対象である北のサイトは点在する洞窟みたいなところから撃ってくることになりますので,それをトマホークのような巡航ミサイルでモグラ叩きみたいに器用に潰すことは極めて困難であるという問題があります。空爆するにしても,まず爆撃機が無いことやサイトが中朝国境ギリギリの所にあるといった地形的な因子もありますので,これも極めて難しい(トマホークでも一緒ですが)。
他にはやはり核武装でしょうね。本当はこれが出来るのが一番良いとは思います。これについては”極右評論”さんが”核武装は現実的な選択なのか?”で採り上げておられますが,核武装による抑止力の根本である「相互確証破壊」の概念が今では殆ど機能しないことが問題であるというご意見にほぼ賛同します。瀬戸様が述べられているように,迎撃システムの成熟が進んだという事柄もそうですが,一般論として,潜水艦発射ミサイル(SLBM)のような忍者戦法を採る弾道弾に関しても「相互確証破壊」はアンバランスになることも大きいでしょうね。また政治的な問題もありますしね,アメリカが少なくとも最初は思いっきり反対するでしょうね。
とは云っても,北や中共は日本が核武装したら完全にビビるでしょうし,各論的にはまだまだ効力は絶大だとは思っております。
後はTMD(戦域ミサイル防衛)でしょう。これが今のところ,最も現実的な防衛策だと思います。以下のニュースにもありますように,アメリカはこの弾道ミサイルの迎撃システムを昨日,さらに進行させた内容の実験を成功させています。
陸上からミサイル迎撃実験=北の発射後初、システム増強を誇示-米
米国防総省ミサイル防衛局は12日、弾道ミサイル防衛システムのうち、移動式の陸上発射台から降下段階にある敵ミサイルを大気圏内で迎撃する実験をニューメキシコ州で実施し、成功したと発表した。
迎撃実験は先の北朝鮮のミサイル発射後初めてで、迎撃システムの増強を着実に進める姿勢を内外に誇示した格好だ。
しかし,これとて当然完璧なわけがありません。特に,敵にミサイルの飽和攻撃を受けた場合には,全部打ち落とすことなんかまず無理でしょうしね。それこそ,レーガン大統領が当初,目的としたビーム兵器あたりが使えるようにならないことには駄目でしょうね(初期のSDI構想)。
↑ご賛同頂けましたら,クリックをお願い致します
続きを読む>>
- -
- trackbacks (3)1152961461
1/1
Home > Archives: July 2006
- Search
- Truth of NANJING
-
- Free Japan
-
- Abductees Issue
-
- China Free
-
- Patriot@MyTube
-
- Jazzy@MyTube
-
- NANJING Recommend
- NANJING Recommend
-
再検証南京で本当は何が起こったのか
阿羅 健一 著(2007-10) - NANJING Recommend
-
南京事件 増補版―「虐殺」の構造 (中公新書 795)
秦 郁彦 著(2007-07) - NANJING Recommend
-
百人斬り裁判から南京へ (文春新書 566)
稲田 朋美 著(2007-04) - Recent Trackbacks
- Profile
- Links
-
- 組織・言論人
- サンタの隠れ家(津川雅彦)
- 予備役ブルーリボンの会
- 青木直人BLOG
- 国家基本問題研究所
- 凛として愛する国に
- 史実を世界に発信する会
- おおやにき
- ネットゲリラ
- 英霊来世ブログ
- 中華的生活「多少銭?」
- ほそかわさんのBLOG
- オフイス・マツナガ
- 痛いニュース(ノ∀`)
- ステージ風発
- 阿比留瑠比ブログ
- 備忘録
- 桜林美佐の日記
- せと弘幸Blog『日本よ何処へ』
- 池田信夫 blog
- チャンネル桜
- チャンネル桜掲示板
- 「南京の真実」公式HP
- 南京ペディア(Free Japan Wiki)
- 佐藤守のブログ日記
- Doronpaの独り言
- 依存症の独り言
- オロモルフのホームページ
- Aoyama's Daily Essay
- 丸坊主日記(戸井田徹議員)
- 城内実の「とことん信念!」
- 松尾光太郎de海馬之BLOG
- 大高未貴の世界見聞録
- PRIDE OF JAPAN
- 酔夢ing Voice
- 林道義のホームページ
- 福田逸の備忘録
- 真鍋貞樹の研究部屋
- 電脳補完録
- 電脳補完録-別館
- 特定失踪者問題調査会
- 荒木和博BLOG
- なめ猫♪
- 武士道の哀しみ
- 個人
- 猫でもわかるニュース速報 !?
- くるくるさんのブログ
- 沢村さんのブログ
- 2CH・グースの質問掲示板
- 日本を識ろう
- 桃の里から
- 夢空廊漫遊(陽炎)
- Rockでなしの戯言
- 社会の荒廃研究室(蜻蛉の眼鏡)
- 誰が『ニーライライ』と話したか?
- nmwgip氏HP
- お気に召すまま
- Sirokaze Report
- miracleさん
- 森羅万象を揃える便利屋さん
- 東亜備忘録
- ケシクズ
- 日出ずる国の行方
- Red Fox
- 鬱々日記
- きち@石根
- 依存症の独り言
- 喜八ログ
- 闇黒日記2.0
- 猪名野の原の笹枕
- 愛・蔵太の気ままな日記
- 木走日記
- 極東ブログ
- THE.平成論壇進講所
- トノゴジラの放言・暴言
- 陸奥月旦抄
- 東アジア黙示録
- 25 o'clock(mumur氏)
- 復活!三輪のレッドアラート!
- コーヒさんのブログ
- ワシさんブログ
- 今日の覚書、集めてみました
- 北の狼ファンクラブ
- 零細企業経営者の闘魂日記
- 声よ届け波濤の彼方に!!
- ◆ ケシクズ ◆
- 思うて学ばざれば則ち殆し
- ぼやきくっくり
- 異能生存体きこりの日記
- 或る浪人の手記
- 反日ワクチン
- アジアの真実
- 新・へっぽこ時事放談
- SpeakEasy社会(休載中)
- Dr.マッコイの非論理的な世界
- 右余極説(マッコイ氏新ブログ)
- アカデミック&ミスク
- 旧もののふのこころ
- 組織・言論人