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アーカイブ: 2006/07/02

中共さん,次の停車駅は何処ですか?


まぁインドは無理でしょうから,意外とラサから空路で台湾-沖縄線くらいまで構想に入っているかも・・・
中共が三峡ダム建設と並ぶ国家プロジェクトと位置付けていた青蔵(チベット)鉄道が7/1より運転を開始したようです.

「世界の屋根」に一番列車 チベット―中国

「世界の屋根」といわれる中国チベット自治区ラサと青海省西寧を結ぶ青蔵鉄道が1日、全線開通し、同省ゴルムドからの一番列車がラサに向けて出発した。平均標高4000メートル、最高5072メートルで鉄道としては世界で最も高い地点を走る。胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席はゴルムドでの開通式典で、今回の開通が「民族の団結と祖国の辺境防衛」に大きな意味を持つと演説した。
中国メディアは終日にわたり祝賀ムードを盛り上げた。 1日は中国共産党の創立85周年の記念日。中国からの分離・独立運動が根強いチベット自治区を中国で唯一の鉄道空白区から脱却させたことを、党中央はチベットとの距離を縮める絶好の機会ととらえている。
青蔵鉄道の開通にあわせ、北京からの直行列車も1日夜、北京を出発した。ラサまでは48時間の旅となる。中国当局は今後、連日3000~4000人の観光客がチベットを訪れると推計している。
青蔵鉄道は高山病対策として気圧と酸素の濃度を制御する特別列車が導入されている。


「民族の団結と祖国の辺境防衛」ではなくて,「民族浄化の加速化と他国侵略への足掛かり」でしょ?
反中共の新聞「大紀元」でも詳細な以下のニュースがありました(必要部のみ抜粋).

青蔵鉄道全線開通、海外亡命チベット人らが猛抗議

中国青海省・西寧市とチベット自治区を結ぶ青蔵鉄路(青蔵鉄道=全長1142キロ)が7月1日、全線で運転を開始した。
同日、海外へ亡命したチベット人および支持者らは、インド北部のダランサラで、同鉄道の開通を抗議するための集会を開いた。中共国家主席胡錦濤は、青蔵鉄道の全線開通式典に出席、同鉄道の開通によって、チベットと青海両区の経済発展および境界の防衛にとって意味重大と示したが、中共の統制を反対するチベット人及び支持者らは、同鉄道建設は軍事目的にあると見ており、同鉄道の開通はチベットの社会および経済に重圧をもたらし、チベットの伝統的な文化も破壊されると強く懸念した。

しかし、中共の圧制に抗議するチベット人は、同鉄道の開通はチベットの社会および経済に重圧をもたらし、漢民族の流入によって北京語の使用が増えるに連れて、同言語のできないチベット人の就職難が起き、さらに疎遠させられると共に、チベットの伝統的な文化も破壊されると強く懸念した。
チベット婦人協会の才仁会長は、同鉄道の開通を抗議する集会で、「中共当局は、同鉄道はチベットに経済繁盛をもたらすと宣言したが、我々は同鉄道の開通が政治計画であることはよく知っているのだ」と指摘した。才仁会長は、同鉄道の開通は更にチベット人の疎外をさせると非難した。

一方、外国メディアやチベット支援者らは、同鉄道建設の本当の目的は軍事であるとみている。同鉄道によって、中共は随時、軍隊を送り込むことができるとし、中共はチベット、インド、ネパールとの境界線付近の安全を保つことができるとみられている。
また、同鉄道を通じて、チベットの豊富な自然資源を獲得し、ウランが中共の核開発計画にエネルギーの供給源となり、ゴールドやその他の鉱物も同鉄道によって、内陸各地の経済発展地区へ搬送できるとみている。チベットの精神的リーダー、ダライ・ラマは、同鉄道の開通に対し静観の態度を取っている。
ダライ・ラマのスポークスマンが、政治的動機及び計画がなければ、同鉄道はチベットには有益であると発言した。「しかし、もしチベットの環境破壊をもたらし、漢民族の移住が増えるとしたら、チベット地区のチベット人の生活に災難に発展する影響を与えてしまう」という。


意外とダライ・ラマ氏はそれほど危険視してないようですね.記事にもあるように,中共が何ら政治的意図無しに,侵略地でこれ程の大がかりな事業をやることは有り得ないわけですから,実際は楽観視などしてないでしょうね.



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