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アーカイブ: 2007/07/11

北の思惑と六者協議


北朝鮮の主体(チュチェ、Juche)思想は世界のメジャー宗教の堂々10位らしいですね(Major Religions of the World Ranked by Number of Adherents)。
と云うことは宗教国家ですか!?、否、筆者の認識では朝鮮半島北部を実効支配する只の狂信的山賊集団なんですけど、社会学的見地及び宗教定義から観れば、れっきとした宗教国家なんだそうです。そう云えば、日本にも”九”という文字を異常に崇拝する集団がいますから、Adherent(信徒)の数は欄外としても、分類上は九条教と呼んでも差し障りは無さそうです。

それはさておき、寿命間近の捨て駒-核施設(ニョンビョン)を勿体ぶって差し出した挙げ句に未使用の燃料棒を隠すような真似をする北を見ながら、核廃棄の初期プロセスが始まったなどとよく言えたものですね、アメリカさん。一体全体、何を焦ってるんでしょうか?
そんな見え透いた大茶番の上に、またも始まる六者井戸端会議。
以前に何度も述べましたように、北にとって核は絶壁にかかる命綱みたいなもの、絶対に離すはずがありません。勿論、アメリカもそこのところはよ~く分かってて、北と共に茶番を演じ始めたと云うことでしょう。要するに北の核はアメリカにとって、制御可能な核であり、かつ脅威とならない核でもあるわけです。
そうして、見せ掛けのインチキ核放棄をさせた後は中共を中心とした東アジア共同体とやらにマル投げするつもりなんでしょうね。えぇ勿論、北に関する経済的権益はしっかり確保しながらね。
惚れ惚れするような”テロの戦い”とやら・・・です、どこに義と道理があるんでしょうか?
これが生き馬の目を抜く国際社会というやつです。

北は北で、ごね得ついでに金融制裁以前の実質的な状態復帰を求めてくるでしょう。あの野盗集団がたかだか30億円程度の金が戻ってきたくらいで納得するはずがありませんからね。無論、アメリカも世界の手前、以前のようなマネロンやりまくりを容認するわけにはいきませんから、適当な落としどころを見つけながら、暫くはいつものグダグダ展開が続き、そうして得た時間で北は隠し持った核を太らすわけです。
本当にゴキブリのような生命力で感動すら覚えます。まぁこれがチュチェ教の現世ご利益というものなのでしょう。

さて、アメリカ盲従の日本は今のところ打つ手はないですね。ただ、六者協議の本質である日本のATM的役割を拒否している方針は変えてはいけません。この点ではアメリカの思惑から外れているわけですけど、どこまで保つかどうか?

参院選を前にして、拉致被害者のサプライズ帰国に関する情報、安明進氏の逮捕劇など色々と出てきてますね。
前者はまぁガセでしょうが、自民政権の弱みをよく知り抜いている北のこと、選挙を前にノドから手が出るほど欲しい支持率回復ネタを出してくる動機自体は十分現実的であります。勿論、こんなベタな敗北的妥協策に乗るほど政府も馬鹿ではないでしょう。
また、安明進氏の逮捕の件ですが、ネットでは色々な見方があるようです。まぁ素直に観れば、現状で北の傀儡である韓国の国策逮捕説に一票なんですけど、何れにしてもちょっと気の毒なような気がします。
これから取り調べの過程で”今までの証言は金目当てのデタラメでした”なんて言わされなきゃいいですけどね。

これからも更に北や中共、韓国等からあの手この手の揺さ振りは続くでしょう。ここは原則を貫きつつ、出来たら六者協議の脱離(原爆非難決議なんてのも良いかも)をネタにアメリカを脅すくらい狡猾にならないと拉致問題の進展は望めそうにないな?と云うのが現状での実感です。


* 今日0時過ぎよりまたweb閲覧が出来なくなっていたようです。ご迷惑をお掛けしました。やっぱりいい加減鯖移転した方が良いですかね?



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