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もののふのこころ

うそで塗り固められた詐欺王国・韓国


って、別に標題は筆者による言葉ではありませんから、勘違いしないように・・・ヘイト叩きが好きな皆様へ。

なかなか更新できなくて申し訳ありませんでした。
先週末、今週末と出張続き、かつ蠢きだした詐欺師対策やらで時間を取ってしまいました。

それにしても巷の予想通り、たろちゃんピンチでついに我慢しきれなくなったんでしょうね。どうでもいいけど、何の説明責任も果たさずに「Things are not always what they seem.」なんて言葉を吐くんなら、その前に「So, what are YOU going to say to your audience?」はどうするおつもりですか?
近々、”ってワードを何度見たことか?、そうやって時間稼ぎしてる間に”如何に心地良い囁きで新参者を取り込もうか”考えているんだろうけど、恥という概念が決定的に欠落しているようですね、詐欺師という輩は・・・。
まぁこの辺で詰まらない話題は止めておきましょう。


そこで韓国なんですが、朝鮮日報にも自分の国を冷静に分析できる論説委員の方がおられるんですね。ちょっと驚きました。ちゃんと日本から学ぶべきことも書いてらっしゃいます。

【コラム】うそで塗り固められた詐欺王国・韓国(上)
【コラム】うそで塗り固められた詐欺王国・韓国(下)

似非博士、似非学歴の問題は随分昔に一度、拙ブログでも書いたことがあります。
一言で云えば、実のない果物擬きを纏った国で、喰ってみたら美味しく無いどころか、毒まであったなんて、上の誰かさんと同様な響きがありますなぁ。

まぁしかし、

「名の通った大学の卒業証書さえあれば、仮に能力が足らなくても他人より一生有利に生きていけるのが韓国社会の特徴だ。外ではシン・ジョンアの悪口で盛り上がっても、家に帰れば名門大学に入るよう子どもをけしかけるのが、今の韓国人の姿だ。」


なんてのは、我々日本人の親でも程度の差こそあれ、笑える話しではありません。
そして、(下)の方にあった佐賀北高校監督の話しで、「時間を守ること。礼儀をわきまえること。勉強も一生懸命すること」等の基本に忠実なのはそれこそ当たり前のことですけど、同じ忠実なら是非、史実にも素直な目を向けて欲しいと思うのは我々日本人としては最も望むところなんですが、どうなんでしょう? 楊相勲(ヤン・サンフン)論説委員様。

その辺りのことになると、途端に敵意剥き出しになるのが韓国の特徴ですから、同じ”コラム”でも以下などは歴史に不忠実な例であって、やっぱり韓国らしさが同居してしまってるんですねぇ。

【コラム】「慰安婦決議案」のその後(上)
【コラム】「慰安婦決議案」のその後(下)

上を観ると、先に米国下院で行われた「慰安婦決議」が、如何に史実や米国の思惑などを推し量ることが下らないものだったこと!かが分かります。
マイク・ホンダ議員をはじめとした下院議員達の政治的保身と韓国の並々ならぬ日本への”怨”が一致しただけの三文芝居だったのでしょう。
とは云え、こうした韓国ロビー活動から結実した結果を、彼らはそれこそ鬼の首でも取ったように政治的に利用し、それをまた日本は有り難がって更に己の自虐史観に磨きを掛けるような輩が蔓延るという構図には困ったものです。

それにしても、上のコラムには「日本の激しいロビー工作」なんて書いてありますけど、そんなこと誰かやったんですか?
それを言うなら、「日本の正当な反論」と言って欲しいものですね。
正当な反論も、下院議員達の前にぶら下がる献金と票田には勝てませんでしたとさ・・・まぁ政治的にはよくある話しですけどね。
韓国という国はホント不思議なところです。

翻って我が日本ですけど、騙し騙されで一体どっちの謀略が本当の姿なのか分かりませんが、自民党をコントロールしている気になっている清和会としては、安倍さんよりも福田さんの方がまさしくコントロールしやすいってのは確かなことでしょう。
だって、安倍さんの時は「安倍君、分かってるね(-_-メ)」でちょっとばかしエネルギ準位の高いことをやらなきゃ出来なかったことが、「福田君、宜しく(^^)/」で思惑は完全に一致しちゃうわけですから、こんな楽なドライビングはありませんわな。

まっ少し巫山戯てみましたが、福田政権になれば、著しく日本の国益を損なうことは目にみえて明らかでしょう。特にこの男のどの口から「拉致問題を解決する」なんて言葉が出てくるのか、言い様のない幕引きへの序曲が聞こえてきそうで気分が悪くなります。
詐欺師と同じことは言いたかないですけど、取り敢えず、ここは麻生さんが大逆転してくれることを願いつつ、23日を待つことにします。

* 次の更新はまた来週となります。


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南京の真実

戦後レジームに呑まれてしまった人


意表を突く辞め方でしたね。
こんな形で意表を突かれても困るだけですね、お辞めになるのは結構ですけど。
例によって、脱税だの、新興カルトだの、何やら怪しい病巣が具現化した結果との噂がチラホラですけど、ズブの一般ピープルである筆者には分析も理解も出来ないことでありますので、それらはそういう方々にお任せして筆者は何の変哲もない表(おもて)感想をば・・・何でもいいけど、未だに飯島氏って暗躍してるんですか?(中川が・・・?

ちょうど、上杉隆さんの「官邸崩壊 安倍政権迷走の一年」を採り上げた桜の番組(良書紹介)をアップしたついでに見たばかりなんで、この人にはもう憐憫の情しか湧いてこなくなりました。
この手の本は、当然のことながら著者の視点で書かれてますので何処までが真相なのかは分かりませんが、チーム安倍の無能さとその無能集団を選び、そして統率できなかった安倍さん自身の管理能力の欠如が、徐々に終焉へのトリガーを引いていったのだと思いました。つくづく、為政者には高邁な理想・理念だけでなく、それを実行できる相応な指導力が必要なのだなぁと思った次第です。

チャンネル桜社長、水島氏が正論誌で述べられた「安倍総理は戦後レジームそのもの」は”誰が上手いこと言えと・・・”と思わせる、一度でも安倍さんに期待した保守の方々が皆実感している表現でした。と云うよりも、戦後レジームの魔界に呑まれてしまった男と云った方が良いのかもしれませんね。
小泉の指導力と安倍の理念、これらが上手く融合していたらなぁと、今更ながらに思いますけど、小泉のお眼鏡に適って後継になった瞬間に只の劣化コピーになるのもまた必定だったわけで、どうしようもなかったのかもしれません。

こういう辞め方では、おそらくもう自民党の中からでの復活は無さそうです。「戦わずして勝つ」なんて言葉がありますが、「戦わずして負ける」男にはお似合いのシーンだったのかなと、終わりゆく人に投げ掛ける言葉ではないだろと思いながらも、そう感じた辞任劇でした。ゆっくりとお休み下さい。

後継は麻生さんらしいですね。
麻生さんと云うと、彼をタロちゃんと呼ぶ詐欺師を思い出しますが(復活するなよ!)、この人の問題もさることながら、後に控える連中の復権が気になります。現内閣はまさに上杉氏が仰るように「党制復古」内閣だったわけで、ワナワナと魑魅魍魎が這いずり出てくる音が聞こえてくる嫌な展開になりそうです。
良い意味で政界をぶち壊して再編を促す起爆剤になる人・集団っていませんかね?
今のところ溜息しか出てきませんので、希望的お話はいずれまたと云うことでお開きにします。


上杉隆に聞く-官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 1of3



上杉隆に聞く-官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 2of3



上杉隆に聞く-官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 3of3




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南京の真実

賭す対象が違うって、安倍総理


小泉前総理の頃の対米従属ならば、対北対策とのバーターという意味で誤魔化すことも出来たかもしれません。しかしながら、それがもう実質的に望めない状況に至っての発言では、犬にも失礼なほどの謬った忠犬ぶりを内外に晒け出したに過ぎないものと考えます。要するに盲目的対米従属がばれてしまったと云うことですね。

安倍首相「海自の給油活動継続できねば退陣」

現況で、金正日を武力、または武力を背景とした危急の圧力以外で倒すことは極めて困難です。軍事力を使えない今の日本が、誠意など通じない鬼畜集団に対して出来ることは、世界一の軍事力を持つアメリカに睨みを利かしてもらうよう仕向けることしかありません。
悲しいかなこれが現実です。
もし間違っていると言うなら、米朝の宥和促進によって日本の要求が更に無視されるようになった明快な理由を求めたいところです。アメリカの後ろ盾を失った日本など取るに足らない相手だと見透かされている、と云うことだと思います。

ではどうすればいいのか?
外交が戦争の一形態ならば、日本はアメリカとも外交という戦争を行わなければならないでしょう。それを行わない只の対米従属では国際社会からの信用なんかよりもっと大事な国益を失います。
どうして?テロ特措法の延長と対北政策の宥和促進停止を取引しないのでしょうか。
昨日、たかじんの番組でも評論家の宮崎哲哉氏が言ってましたね。
小沢民主党の対米政策を逆利用する知恵が何故働かないのか?

今更、確信犯に何を言ってもしょうがないでしょうけど、安倍総理は賭する相手を間違えている。


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政府認定以外の拉致被害者救出も視野に・・・真鍋貞樹氏


チャンネル桜、9月4日の「今日の自衛隊」に特定失踪者問題調査会専務理事の真鍋貞樹氏(氏のブログ:真鍋貞樹の研究部屋)がゲスト出演されました。その模様をYou Tubeにアップしましたので、興味のある方はご覧下さい。

荒木和博氏、真鍋貞樹氏をはじめ特定失踪者調査会の方々は、公的な支援がほとんど望めない状況下で本当に頭の下がるご活動をされています。
多くの失踪者のうちで、北に拉致された可能性の高い方々の情報を集めるためには、どうしても脱北者に聞き取りを行う必要があります。
今、最もホットな脱北ルートは北->タイ->韓国だそうです。そこに行き、2000人以上もいる脱北者の中から、より確度の高い情報を引き出してこなければならないわけです。

拉致被害者は日本だけでも数百人は下らないだろうと云われています。調査会による1000番台リストの失踪者にはまず間違いなく拉致被害者がおられることでしょう。
北が拉致を認めた2002年の段階で、その拉致放置期間の長さを考えれば、被害者の数がたったの十数人であるわけがないことを、日本政府は掴んでいたはずです。しかしながら、未だに拉致認定作業の一番重要なパートを一民間機関に頼っている状況は、やはり主権国家として異常と云わざるを得ません。

小泉政権時なら致し方なかった状況を安倍政権ならきっと変えてくれると思ってました。それは何も、より過激な措置だけではなく、こういった地味でも最も重要な情報を得る手段に対しても対策を講ずる必要があったわけです(日本版NSCなんてのは後回しで良いんですね)。ところが、現況はご存じの通りで、新しい拉致被害者の認定どころか、下手をすると幕引きさえ疑われる始末です。

今、”拉致問題”と云うタームはすっかり馴染んだものになったと同時に、反して安易に使われることによってその深い意味を考えなくなってしまった感があります。つまり、忘れ去れつつあります。
国家主権の侵害」や「人道問題」、考える動機はそのどちらでも良いので今一度、国民に広く「拉致問題」を訴えるにはどうすればよいのかを、私たちは政府に強く要求するべきなんです。

特定失踪者問題調査会には今後もご努力いただくと共に、一日も早くその作業を政府が代わって行える日が来るよう願って止みません。

Which is your opinion, the regime-change, the regime-collapse or the other measures, to solve the abductees issue? 


* 上で述べたように調査会の活動は国民の善意(カンパ)によって成り立っております。ご協力をお願い申し上げます。

カンパのお願い
「しおかぜ」サポーターグッズ


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政府認定以外の拉致被害者救出も視野に 真鍋貞樹氏に聞く 1of3




政府認定以外の拉致被害者救出も視野に 真鍋貞樹氏に聞く 2of3




政府認定以外の拉致被害者救出も視野に 真鍋貞樹氏に聞く 3of3



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北のオレ様ぶりに一応慌てる米国と日本の認識欠如


結局、北はいつもの身勝手な主張(解釈)を垂れ流しただけのようですけど、米朝の蜜月ぶりをちょっと前から見せつけられている側としては、強ち「またいつものネ」とは言えないところが悩ましい(U.S. says North Korea remains on terrorism list)。

要するに、「北は未だテロ支援国家のリストにある」と云うだけであり、リスト外しに係わる核廃棄プログラムの進展度合を判断するのはあくまでアメリカであることから、彼らの胸先三寸で事は済し崩し的に終了になってしまう可能性は十分にあると思ってます。

いや、既に米朝はこの二月に、そのリスト外し作業を始めることに合意している事実がありますので、もはやそれは既定路線と言って良いでしょう(U.S.: N.Korea still on terrorism list)。

また、リスト外しには一応、他の要件があります。すなわち、日本向けの北との関係改善です。これには当然、拉致問題の解決(Resolution)が伴うわけですが、これとて、日本政府とアメリカで、それこそ”オレ様定義”を作られた日には一気に最悪パターンを迎えることになります。

すぐ上の記事にも

Among the U.S. demands were that North Korea must improve relations with Japan and resolve the issue of Japanese abducted by North Korea, the official said.

と、「解決」の二文字が有るにはあっても、その「解決」とは何ぞや!が筆者にとっては核廃棄プロセスなんかより遙かに重要なんです。
この定義如何によって日本政府の覚悟の度合が示されることになるのは明らかなことです。さらに、日朝間にはあの忌まわしい平壌宣言があるわけで、あれほど破棄に対して十分すぎるほどの要件を満たしながらも、それをしなかった理由と密接に繋がっている気がしてなりません。

このままでは、あの辞めない首相、マジで拉致問題を利用して総理になったと云われても仕方のないところまで来てます。筆者はもう、彼に何の未練もありませんが、こんな事を言われるまでに落ちぶれて欲しくはなかったですね。
この内閣、中共五輪推進内閣とも云われてますけど、同時に「国交正常化推進内閣」とならないことを切に祈りたい気持ちです。

来週末、筆者は例によって研究会で東京に行きます。
ついでに以下の緊急集会に参加する予定でおりますけれども、主催となっている「救う会」の政府との妙な一体感が気になったりします。
電脳補完録さんが以前にエントリーされていたように、事務局長の平田(隆太郎)さんの言い分、筆者も本当に外務省のお座なり答弁を聞いている錯覚に囚われました(拉致問題の解決とは・・・CH桜討論会より)。もし、救う会が本当に政府の言いなりになっているのなら、北に屈したアメリカを非難する資格など有りませんね。と云うか、救う会はアメリカマンセーだから辻褄は合ったりしますが・・・。



いずれにしろ、この緊急集会がただの募金集めになるのではなく、本当に拉致問題を解決するための要求をに日本政府に突き付け、更にそれをアメリカにも要求するような実のある集会になってくれることを願って出席したいと思ってます。
もはや、日本政府が要求する相手は北だけでなく、アメリカまで含まれてしまったことに危機感を持たなくて何が救う会だ!ってことです。
お粗末様でした。


すべての拉致被害者の早期救出を-緊急集会のご案内

  と き 平成19年9月16日(日)午後2時から5時まで
 ところ 星陵会館 東京都千代田区永田町 2-16-2 TEL 03(3581)5650 
主 催 家族会・救う会・拉致議連(予定)
登壇者 家族会、救う会、拉致議連、政府関係者
参加費 無料(会場カンパにご協力ください)

交 通
 地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線永田町駅下車(6番出口)徒歩3分、千代田線国会議事堂前駅下車(5番出口)徒歩5分、地下鉄南北線溜池山王駅下車(国会議事堂前駅5番出口)徒歩5分、銀座線・丸の内線赤坂見附駅下車徒歩7分


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南京の真実

何となく、疑似科学と南京否定論について


久々の更新です。
最近は詳細にニュース等を吟味しておりませんので、どうしても身近な感想文的、観念論的エントリーになってしまうことをお許し願いたいと思います。

さて、全く別の事柄でググってたときのこと、”リビングサイエンスアーカイブス”と云うサイトの「生活で使う水の本当の話“ 健康に良い水の虚実”」なんてエントリーを見つけました。
まぁいわゆる水に纏わる疑似科学の類を丁寧にぶった切っているエントリーなのですけど、その中で筆者にとって少々、苦い項目があったりしまして、ちょいと読み耽ってみたわけであります。

かれこれ10年以上も前の話しですけど、とある女子大の学生の卒論指導をちょいと頼まれまして、上のエントリーにあるような”ある特殊な処理をした水のクラスターサイズは本当に小さくなるのか?”なんてことをNMR(核磁気共鳴)と云う分析機器を使って測定したことがあるんですね。

ご存じのように水の分子式はH2Oですけど、実際には酸素(O)原子がお隣の水分子の水素原子と水素結合という特殊な化学結合で連なった集団を形成しているわけです。その集団をクラスターと云います。水の分子量はたったの18しかないのに、沸点は100℃もあり、表面張力も異常に大きいのはこのせいなんですね。
水がもし単分子ならば、沸点はおそらく室温以下で、全ての生態系は維持されない・・・と云うより、そもそも地球は成り立ってないでしょうから、そういう意味で水は非常に不思議な存在ではあります。

ある処理というのは、水に備長炭を入れて微弱な電流を流す処理のことで、これにより水のクラスターサイズを小さくして農作物等への保水力を高める研究をやろうとしていた教授に、ひょんな切っ掛けからその測定を依頼されたことが始まりでした。
筆者も当時、上のエントリーにもあるように現代化学という雑誌の”お酒の円やかさは水のクラスターサイズが小さくなったからかも?”と云う当該記事を読んでいたものですから、こりゃ面白いと思って早速測定してみました。

で、実際、測定したNMRスペクトルのシグナル半値幅は何も処理していない水道水のそれに比べて小さくなったんですよ(偶々だったのでしょう)。半値幅とは、そのピーク(山みたいな形)の1/2高さのピーク幅のことなんですが、これが狭く(小さく)なると、水のクラスターサイズも小さくなると云われていました。
余り専門的なことを書いてもアレなもんですから止めますが、この種のNMRスペクトルのピーク幅を決める要素は大きく分けて、「分子の拘束力」、「溶存金属イオンの有無」そして「pH(水素イオン濃度、ピーエイチ)」。当時の筆者は三番目のpHファクターを恥ずかしながら知らなかったものですから、前者二つのみで議論して、考察結果として「水のクラスターは小さくなったのかも?」のいわゆる”may be(確率50%程度)”的推論を下してしまったのです(本当の要因は上記紹介エントリーを参照して下さいね)。
こんなのを論文として専門雑誌なんかにもし投稿してたら、即刻リジェクトされてたと思います、ハイ。

勿論、筆者の専門はNMR等の分析化学ではありませんので、言い訳を図ることは可能ですけど、なまじ中途半端な知識があるだけに余計にこうした疑似科学に少々なりとも騙されてしまうという見本でもあるわけです。


翻って、筆者はよく左派系のブログなども読むのですが、こうした疑似科学と何故か?南京事件否定論(いわゆる歴史修正主義と云う奴ですか)を結び付けて共通点を見出す考察を目にすることがあります。
おそらく突き詰めて言いたいことは、ある事象を自分に都合の良いファクターのみで判断するな!と仰りたいのだと思います。また、アカデミックな結論が出ているものに異論を唱えるのならば、それ相当の検証が必要であるとも言いたいのでしょう。
まぁ確かにこれは同意できる観点ではあります。
しかしながら、科学原理のみを駆動力とした現象と史実のような多分に人間の意志が介在する事象を同じ土俵で議論するのはどうでしょう?と思うわけです。加えて、それを言う人間にも少なからずのイデオロギー的偏りがある問題も無視できませんし、さらに本質的に社会科学系のアカデミズムとはなんぞや?と云う疑問もあります(理系科学のそれとは違うでしょう?)。

いきなり疑似科学から南京事件に突入してしまいましたから述べておきますけど、筆者は今、映画「南京の真実」を応援しております。この映画のプロットは未だ公開されてはいませんので如何ともし難いのですが、筆者の望みは行き過ぎた中共のブラックプロパガンダを否定さえしてくれればそれでよいと思ってます。
何も無理のある皇軍マンセー論など述べて欲しくはありません。

今、当該サイトのBBSで誰かさんが仰るように”南京事件があったことは事実”です。ただし、それは虐殺の定義と敗残兵(便衣兵含む)、国際法で定義されるところの捕虜及び見なし捕虜に対する処刑の違法性・適法性解釈の二つに依って大きく評価は変わるものと思っています。
前述の歴史学アカデミズムの見方はこれに対してネガティブであり(いわゆる肯定論)、これに異論を唱えるいわゆる否定派は程度の差異はあるものの、勿論、ポジティブな(適法的)見方をします。
世間一般は前者をどうしても採りますので、行き過ぎた中共の誇張・歪曲(例えば、ナチスの民族浄化に相当するような市民の組織的虐殺)までを含めた説まで信じ込まされることになっているのが現状でしょう。
筆者はこの現状を変えたいと思っているだけです。
どうして?、やってもいないことまで父祖が責められる必要がありましょう。これにはきっちりと抗議し、是正されるべきものだと思ってます。

よく左派(ここでは右派を歴史修正主義者と呼ぶ人達のこととします)は右派に対し、戦前・戦中の日本(軍)の取った行動を認めた上で、現状の中共等の非道行為を非難するべきだと言います。
しかしですね、そういうことを仰る方々は当然、それを既に認識されているわけですから、必然的に右派に先んじて中共等を非難するべきでしょう。でも、そういった方々に該当する行為を見ることはほとんどありません。常に彼らは否定派を見下げて、その批判に終始しているだけです(確かに認識の低い否定派もいますが・・・逆も又真なり)。
まずは見本を見せてくれませんかね。
これでは本音を隠して、公正中立を装っているだけだと逆に非難されても仕方ないのではないでしょうか?

筆者はこの観点から、今後もこの歴史認識問題を観ていくつもりです。

そろそろ筆者の頭の中で収拾がつかなってきましたので、この辺りで今日はお開きにします。乱文、失礼しました。


-----以下、附録-----

MY YOU TUBEMYニコニコ動画(私のアップしてない動画もあります) 追加です。

チャンネル桜  渡部昇一の「大道無門」2007.9.1

一次史料から見えてくる当時の実相と虐殺の虚構性



(筆者の感想)南京虐殺肯定派からデンパと称されるお二人だが、確かに認識の甘さはあるものの、仰る ことの本質に間違いはないだろうと思っている。
A then reality and the fiction of massacre, are emerging from the primary historical sources. In essence, Nanjing massacre was an unsubstantial incident.

司会:渡部昇一(上智大学名誉教授)
ゲスト:東中野修道(亜細亜大学教授・日本「南京」学会会長)


チャンネル桜  報道ワイド日本 「フライデー」2007.8.31

日本人よ、勁(つよ)く堂々たれ - 櫻井よしこ氏に聞く”(早速コメントが沢山付いております、m(__)m アリガトォ!)



ゲスト:櫻井よしこ(ジャーナリスト)

筋の通った気品ある論説で知られる櫻井よしこ氏をお迎えし、日本にとって最大の懸念である中国の対日戦略と、それに対峙するための備えとして重要な「防衛力」と「心の闘い」、そしてその象徴たる靖國神社をめぐる政治家の動向や、グローバリズムの中で政府と財界が心掛けるべきだったことなど、日本に必要な「勁さ」について お話を伺います(番組解説から)。


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The Menagerie(実験動物園)


今年は靖国参拝を先に行い、身内の墓参りは後回しとなってしまいました。
父方の実家での出来事。
父方の祖母は今年で百と四つになりますが、百を越えた辺りから認知症となり、孫の筆者は勿論のこと、息子である父さえ判別できません。
幸い、体自体は明治女だけあって可成り健常なので下の世話などの重労働は免れているものの、何時も世話を為さる叔母(父の兄嫁)の苦労には頭の下がる思いがします。

祖母は既に現実の世界ではなく、幻想の世界に生きているように見えます。意味不明なことを喋りますが、彼女の脳内ではきっとそれが現実なのでしょう。
結構、楽しそうなんですね。

それを見ていて、スタートレックの1エピソード、”The Menagerie(実験動物園)”を思い起こしてしまいました。
詳細は下のリンクをご覧いただくとして、要約すれば、”事故で大怪我を負い生ける屍となったエンタープライズ前船長(クリストファー・パイク)を、自由自在に幻想を作り出す能力のある種族の住む惑星に連れて行き、望みのない現実の世界から幸せな幻想世界に生きる選択肢を与える”お話です。

このお話では、パイク前船長は幻想に生きる選択を行うのですが、筆者の祖母も、まるでこの種族(タロス人)の幻術に掛けられたかのように幸せに見えました。

無論、認知症の現実はもっと悲惨であることは承知しておりますし、世話をする方々にとっては馬鹿な例えは迷惑なことでしょう。

しかし、祖母の見ている幻想は本人にとって、それ程不幸に見えないことは身内である筆者には唯一の救いでした。
祖母が後どれだけ、この幻想の世界に生きるのかは神のみぞ知ることです。
つい、せめてもう少しだけでも・・・と思ってしまいます。

さて、筆者の場合、神はどの様な選択肢を用意してくれているのでしょうか?
そんなことを考える年になってしまいました。

月末までに一報、仕上げねばなりません。次の更新は多分、9月に入ってからになりそうです。あーぁ、本当に現実逃避したくなってきた。


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The Menagerie, Part 1 / タロス星の幻怪人 前編
The Menagerie, Part 2 / タロス星の幻怪人 後編

この実験動物園と云うエピソードは1967年度のヒューゴ賞(SF文学界では有名なアワード)を受賞しているほどの評価の高いストーリーで、実際に筆者にとっても印象に残る、哲学的かつ味わい深い作品に仕上がっています。
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幻の保守内閣

「総理車両、入ります!」と私服警察官の声。
と、そこへ三台の高級車。
入っていったのは・・・千鳥ヶ淵でしたとさ。

今日は皇居沿い(日本橋の宿から)を歩いて靖国に向かいましたので、偶然、北の丸の入り口で上を目撃しました。
そこから僅か数百歩の距離なんですけどね。
このヘタレ総理にとってはあまりに険しい数百歩のようです。

まずは通常の参拝を経て、午後一時過ぎより西村眞悟衆院議員と共に昇殿参拝をさせていただきました。
西村幸佑氏(ジャーナリスト)、さかもと未明氏(漫画家)、小山和伸氏(神奈川大学教授)も列に加わっておられました。

ザッと見回した限りでは500人以上は居たでしょうか、眞悟議員を先頭に参道を歩くと所々で周りからの拍手がありました。

この人はもっと評価されてよい人です。

高市大臣の参拝にも出会しました。
スタンドプレーとも云われてますが、ここは素直にグッジョブ!、有り難う!

それに引き替え、安部総理については何処かの詐欺師と同様、完全に見限りました。

何を今更と仰いますな、何のことはない、安部内閣とは近年希にみるほどのリベラル、似非グローバリストの集団だったということです。

筆者は本来、8.15参拝派ではありませんが、今年だけは今日のこの日に行って欲しかった。
この後、殆ど死にかけの体で秋の例大祭辺りに参拝したところで、英霊に失礼なだけです。

筆者の望む憂国の保守内閣はもう幻でしかないのでしょうか?、これからの展開がはっきり云って怖ろしいです。


ちょっと気分を変えて・・・
今、NHKで札付きの番組「日本のこれから」がやってます。
単純に右・左で分けるのは些か気が引けるのですけど、右は現実的で理知的、左は幼稚で感情的と云ったところでしょうか。
取り敢えず、左の方々の多くが「隷属の平和」も平和のうちだ、と考えていることがよく分かりました。

それにしても、細川さん(ほそかわ・かずひこの BLOG)、頑張ってますね。
幼稚な方々を相手にご苦労様です・・・正論も通じません。

未だ盆明けではありませんが、ついついエントリーしてしまいました。


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From My You Tube


以下、エントリーと云うより紹介です。

確かに偏ってるかもしれません。
でも、これも政治観、歴史観の一つですからね。
宜しければ、ご覧下さい。
今後もアカデリされない限り、アップしていきます(因みにCH桜分”コピーライト”は大丈夫だと思います)。


From My You Tube

チャンネル桜  スペシャルレポート
「天空を引き裂く青蔵鉄道-奪われゆくチベット」

True Tibet that is not reported through NHK.
The answer??、because it is a doglike servant for Red China.
One China, One Tibet!!

->> 


チャンネル桜  桜塾 
「大東亜戦争への道-南京事件 ①~④」

中村粲 獨協大名誉教授による解説。

This is an incident, not a massacre.

①:
②: 101112
③: 131415161718
④: 192021222324


チャンネル桜  人間の杜
「大東亜戦争スペシャル-南京証言シリーズ①~③」

①のゲスト:
稲垣清((社)日本獣医師会会員 元獣医大尉)

②、③のゲスト:
ゲスト:
野村利幸 (福井県郷友会会長/福井県隊友会顧問)
斉藤敏胤 (福井県郷友会顧問/福井県隊友会顧問)
近藤平太夫(英霊にこたえる会 福井県本部会長)


This is an incident, not a massacre.
A nature of this incident is the mass execution of plain straggler and/or POW (Prisoner of War), is defined by the law of war. The most important issue seems to be only the illegality for the execution of the apparent POW in an ambiguous position by law.
Of course! I trust that there is no indiscriminate mass killing of civilians.

①:
②: 101112
③: 131415161718
附録: 南京攻略時のフィルム映像
(①の稲垣清氏による貴重な南京攻略時の8ミリフィルム、昭和12年12月16日~同13年1月30日まで滞在)

・ ②、③に関連した過去のエントリー 「南京戦の事実を全世界に伝える日本発の映画!!

その他、ジャズ系クリップあります。

※※
お盆休み中はまた東京行き(終(敗)戦の日 参拝含む)です ---> あの方の参拝の可能性は、もはやPPT(一兆分の一)レベルです、もう駄目でしょうね。


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南京の真実

てっく氏、疑惑の件


今回、筆者がブログおもてでお知らせした行動を採ったのは、些か早まり過ぎだったと思っています。
と云っても、筆者の彼に対する疑念度が減少したからではありません。
物事を公平に批評するには、常に己の事象に対するリテラシーを考え、出来るだけ両論併記的な思想で意見を述べることが必要です。その意味で、それが要求される政治ブロガーを一応気取る人間としての立場からです。

と、カッコはつけてみたものの、要は全方位的に短絡的なだけなのですね、私は。
これは筆者のように典型的理系環境にいる人間には可成り致命的な性分なのですが、取り敢えずは何とかやってますので、まぁそれは思いっきり高い棚の上に置いておきながら以下にちょっとエントリーしてみます。

筆者が、最初にこの件についてエントリーせずに”皆様へのお知らせ”と云う形をとったのは多分に己への戒めがあったからです。他所様にはなるべく知らせずに自己完結型でいこうと思ったからであります。
しかし、どのみち、エントリーすることとの差異はありませんでした。
ですから、もうエントリーしちゃって広く皆様に問うてみるのも良かろうと思いました(ランキングは元々どうでも良いと思ってたところですので、多分新たに登録はしないと思います)。

今、拙ブログのアクセス解析結果を観ますと、普段以上に”もののふ”とか”もののふのこころ”と云うワードで検索してお出でになった方が多くなってます。元々、大したアクセス数がないのが幸いしてか目立つんですね。
このワードでお出でになると、ブログのインデックスページ、つまりブログおもてに到着しますので、”皆様へのお知らせ”が目に入ってくるわけです。検索の目的は何となく分かったという次第です。

てっく氏の疑惑について、あれから彼と若干のやり取りをしてますので、公開できる箇所を交えた現状を抜粋して”続きを読む”以下に書いてみます。

今、お盆が開けるまでは取り敢えず、監視的観察に留めておこうと思っています。
理由はメールでのやり取りをご覧下さい。

筆者はここでは所感を述べません。所感は彼への再返答と云う形で述べてあります。
この件に関心がお有りの方、また関わった(寄付をされた)方が、それぞれ考察していただければ幸甚です。
また、単なる興味本位で拡大解釈・誇張し、むやみに喧伝することはどうかお止め下さるようお願い申し上げます。

続きを読む>>

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