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悪用される可能性のあるものは、いずれ悪用される


何かいきなりマーフィーの法則っぽく凄く難しいそうなことを言っちゃいそうなんで、なるべく簡単にいきたいんだけど・・・。
これまで二回も挙がっては消えていった、ゾンビのような人権擁護法案のことです。
何しろ、筆者は不勉強な上に法律には全く疎い身の上なので、安易に、いわゆる法案反対派や同賛成派?の言説に乗って「そうだ! そうだ!」とは言えなかったのであります。
だって、パリ原則って?、三条委員会って?レベルでしたから。

まぁそこで、ほんの少しですが法案賛成派、と云うより反(反対派)の以下のFAQらしきものでお勉強してみました。何故にアンチ反対派なのかと申しますと、筆者自身はご存じのように人権と聞くと条件反射的に”怪しげな人権屋の行い”を想起してしまう人間ですので、当然のように法案反対派の言説に賛成してしまう習性があるからです。要はなるべく公平性を期すというヤツですね。
それに、反対派がいると云うことは、そこに問題があるからで、その問題が本当に正当性があるのか無いのかを判定するには、その”問題アリ”に対して反駁している賛成派のFAQを検討するのが最も手っ取り早いからです。

人権擁護法反対論批判 faq編(bewaad氏、現在はbewaad institute@kasumigaseki
人権擁護法案:まとめエントリーplummet氏)
新しい法案FAQplummet氏)

これらはどれも、ほぼ3年前のエントリーですが、現在での議論に十分合致する内容です。
まぁ色々と分かりましたし、やはりもう少し冷静に観察する必要があるんだなぁと云うことが理解できました。bewaad氏は法律職の官僚の方らしく論理的な法解釈中心に解説され(ちょっと難解)、plummet氏は”世界の中心で左右をオチする”方らしく条件反射的な反対派の勇み足を諫めておられます。

少なくとも、表層的な反対派の言説にはデマとは云いませんが、誇張・歪曲表現が多いことは認めなければならない、そんな気がしています。

この際、敢えて部落解放同盟(解同)がどうとか、オガミヤが、在日が、とかは除いて考えてみましょう。
人権擁護の必要性、当然よく分かります。
パリ原則に則り国際社会に歩調を合わせる、よく分かります(正確に則っていればね)。
素速い人権侵害救済を行うため、現行法の穴を埋め、既存の体系からなるべく独立した三条委員会が必要、よく分かります。

とは言ってみたものの、何かこう釈然としないんですね。
やはり、目的というか、何故?これが人権擁護法じゃないと実現されないのか、論理的な帰結・決め手が見えてこないわけです。

現行法で対処できないってのは、単に立法府の怠慢、逃げではないのか?
国連の言う人権スタンダードってのは、果たして本当に法則的な公平性を担保しているのか?、と云うか国連自体が日本を差別視してないか?(例えば、クマラスワミ報告ドゥドゥ・ディエン報告にそれがあるとはとても思えない)
国家公安委員会や公正取引委員会と云った既存の三条委員会に独立性及び強制力のある処分権限等があることは、その社会的必要性、行使範囲の限定性から云って十分に妥当性を有するが、人権擁護法に規定されるところの人権委員会に、その行使範囲の曖昧さを鑑みれば、上記に相当する妥当性があるとは思えない。

とくに、最後にある三条委員会が決める人権侵害の内容は反対派が言うほどのトンデモ領域に現時点では及ばないとしても、やはり曖昧さと云う不確定要素が常に付き纏うとは思ってます。
上のFAQでは、

「法案は、人権侵害を「不当な差別、虐待その他の人権を侵害する行為」と定義している。法務省は「刑法上の犯罪行為と民法上の不法行為が該当する」と説明している」

「定義が曖昧」なのはその通り。つーか、「定義が曖昧であることはこうした法律としてなんら不自然でも不都合でもない」という主張に対して、「曖昧なのは許せん」というのは反論として有効性を欠く。つーかぜんぜん噛み合ってない。
曖昧なのになぜそれがこれまでの法律でも(刑法でさえ)許されているのかは、FAQ作成者も書いている通りそれまでの判例の積み重ねや社会常識(社会通念)がそれを縛るからである。要するに、そうした曖昧さがあることは、批判の対象にはならないのである。


とあります。
前者に対しては
曖昧さが、この種の法律にとっての優位性を保障していると云う点は理解できますが、それを「それまでの判例の積み重ねや社会常識(社会通念)が」縛ると云う考えには同意できません。
縛る行為自体は良いとしても、侵害対象を判断する上で基準の「判例の積み重ねや社会常識」を決めるのはあくまで少人数の人権委員です。その人達に曖昧さを武器にした悪意が入り込まないと誰が保障してくれるのでしょうか?
尤も、人間が作るものですから、それを言い出したらキリがありませんけど、筆者は人権擁護法が定義する侵害行為が、同時に包含する危険性を冒してまで指摘・糾弾する優位性を持つとは思えません。
筆者は人権擁護法案に関して、この点が最も懸念される箇所だと思います。

2ちゃんねるには元推進派で今は反対派になった”若鹿”さんという方がおられます。
その方が最新の関係スレッドで、この法案の肝を以下のように解説されてました。

・独善かつ速やかに人権侵害された者の救済
これがこの法案の根底にある基本なんですよ。
「人権侵害を受けたものの立場に立って法律や契約社会通念を超越して人権委員会の独自の裁量によって判断し」
「わずらわしい手続きや相手の聴聞を省略して」
「被人権侵害者に対しての超法規的救済をする」
つまりね、人権を侵害されたら人権委員会は「速やかに」その人権侵害を取り除けるのですよ。
その判断は、人権委員会の独善、すなわち人権委員会が正しいと判断したことが正義とみなされるってこと。
おまいの頭で考えて噛み砕いて理論武装してくれ。


上記のFAQに依れば、この言説の前半に可成りの瑕疵があることは指摘できます。
ですが、後半の「その判断は、人権委員会の独善、すなわち人権委員会が正しいと判断したことが正義とみなされるってこと。」は、人権委員会がこの法の中でやりたいことを最も端的に表していると思っています。

やはり、「悪用される可能性のあるものは、いずれ悪用される」と云う危険性を敢えて冒してまで成立させる必要がある法律とは思えません。



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「しおかぜの集い」と真・保守政策研究会発足


先週の日曜日(12/16)、東京出張の折りに自衛隊朝霞駐屯地にある自衛隊広報センターで開催された「しおかぜの集い」に参加させていただいた。
帰りの新幹線の都合もあり、残念ながら15時頃には失礼したが、私の心には未だに政府から振り向いて貰えない「特定失踪者」の方々の思いがひしひしと伝わった。
私は都合さえ付けば、できるだけ拉致関連の集いには参加するようにしている。
日常生活に追われていると、日頃から拉致問題に関心を持っていると自負する私でさえ、日常空間から拉致という許せない犯罪行為に対する怒りを忘れてしまうからだ。

開会の挨拶で、朝霞基地司令(名前失念、陸将補の方)が「防衛省の方からも、拉致問題解決に向けた活動に協力するよう命令を受けている」と仰っていた。
この命令が一刻も早く、「拉致被害者奪還命令」と変わる日が来ることを望んでいる。

命令と云えば、NHKの命令放送を思い出す。
当のNHKは十分に拉致問題に配慮した放送を心掛けていると嘯くが、それが本当だというのなら、この集いの全編をゴールデンタイムの特集で流してみよ。
出来るはずもない、だから私はNHKの言い分は信用しない。

北朝鮮に拉致された可能性の極めて高い失踪者の方々は沢山いらっしゃるはずだ。日本国はその責任を持って”一人の日本人の命も疎かにしない”活動をしなければならない。
特定失踪者問題調査会の活動は本来、政府がやるべき仕事であるのはやまやまなれど、現実に民間の力でやらねばどうしようもないわけで、荒木さん達のご活動が政府ベースの仕事になるその日まで、会存続のために国民の協力が不可欠だと思う。

拉致を忘れない”と云った理念としての協力は勿論必要だが、現実的な物理的協力はもっと必要でしょう。「しおかぜ」グッズのご購入並びにご寄付を賜れればと思います(調査会HPをクリックして下さい)。

★★特定失踪者問題調査会★★

また、この日の集いを特集したチャンネル桜の番組をYOU TUBEにアップしました。荒木先生が出演されて解説しておられます。
宜しければ、ご覧下さい。

★★ 再生リスト:「しおかぜの集い」と拉致問題のこれから ★★


話題は変わるが、戸井田衆院議員のブログ(丸坊主日記)に「真・保守政策研究会が立ち上がる!」と題したエントリーが上がっていた。
この「真・保守政策研究会」については「中川昭一勉強会」としてサンケイにも採り上げられていた(賛同者は77人に 中川昭一勉強会)。

折しも、韓国では保守派の大統領が久々に誕生した。
あちらの国ではどちらに転んでも「反日傾向」があるし、わが国としては決して楽観視すべきではないが、対北政策その他で我が日本にとっては、少なくとも”あの整形大統領”よりはやり易くなったことだけは確かなこと。何となく羨ましい。

国内でも、(私から観れば)似非リベラルの福田政権が出来て以来、物心両面から苦しい立場になってきている保守派が、その危機感からか、少しずつ動き出したことは歓迎すべきことだろう。この会は一応、自民の枠内でのものだが、将来、こうした集団が「保守再編=政界再編」の良きデトネーターになってくれればと切に思う。

近年、保守派が強くなってきたと云われはしたが、本当にそうだったのか?
確かに各所での発言がし易くなり、またある程度、それが認められてきた感はあったが、実権を持つには至ってないのが本当のところだろう。
また、そう思い込むことで、何ら根拠のない安心感に漬ってはいなかったか?

戦後、形成された歪んだ民主主義は長大で鉄壁なダムみたいなもの。これを決壊させるのは極めて困難だと思っている。何しろ、そこら中に左巻き論理のネットワークが張り巡らされている。
上で紹介した特定失踪者問題調査会代表の荒木先生がよく仰る「拉致を隠蔽してきた構造」そのものと、まさに等価な構造形態と観ていいだろう。

まずは、蟻の一穴を開けるためにも一番やりやすく、かつ影響力が甚大な政界が変わることが不可欠だろう。
左に行き過ぎてバランスを失っているマスメディアやアカデミズムはその後だ。

真・保守政策研究会」には期待したい。


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攻めの対応


わが国総理は「相手の嫌がることはしない」姿勢で外交を進めているようですけど、いつも聞いてみたいと思っていることは「相手に嫌がることをされている」場合はどうすればいいの?ってことです。
「相手に嫌がることをされている」場合、通常は”そうされてる当事者が”それを非難することは”それをしている側”から観れば、「嫌がられる」ことですよね。
ゆえに、”そうされてる当事者”が「相手の嫌がることはしない」姿勢をもっていた場合は”泣き寝入りせよ”と言っているのに等しいわけです。

要するに、「相手の嫌がることはしない」と云う偽善者ぶった外交姿勢は”土下座外交をしますよ”と云う仮面に過ぎないわけです。

いきなり唐突ですけど、救う会も、こうした政府の外交姿勢に寝惚け顔を少しずつ冷水で洗い始めたようです(島田洋一blog : 救う会も含め不十分だった中共への「攻めの対応」)。

筆者は大枠として救う会の活動を否定するものでは決してありませんが、安倍内閣が成立して以来、何を安心してしまったのか、悪い意味で政府のスピーカー役を自らこなす姿勢に違和感を覚えていました。
しかし、結局のところ、中途半端な印象が拭えなかった安倍内閣が終わり、鬱陶しい程に宥和姿勢を示す福田内閣になって初めて自分の寝惚け顔に気付いてきたんでしょう。

元々、救う会にあっても、副会長の島田先生はそれを十分分かっておられる方だとは思っていました。 その先生でも、何かこう、言うに言えない雰囲気が組織に漂っていたんでしょうね。

島田先生は以下のように仰る。

日本側は中共幹部に対し、「中国人の拉致被害者もいる。なぜ黙っているのか」と共闘を強いていかねばならない。すなわち、「相手の嫌がること」を言わねばならない。

基本的にはその通りだと思います。協力をお願いするのではなく、協力を強いるんです。”強いる”には相手の痛いところ(弱み)を突いて攻めていく姿勢が必要です。
無論、歴戦の強者である中共に”共闘”させるのは極めて困難なことですが、救う会がこうした姿勢に気付き始めたことは歓迎したいと思っています。

全ての拉致被害者の奪還には金正日体制の崩壊が大前提だと、筆者は思っております。
中共は現北朝鮮の崩壊を望んではいませんから、崩壊を前提とした対北政策での交渉はまず無理でしょう。
ですが、外交で一番大事な”攻めの姿勢”を政府にきちんと進言できる組織があることは決してマイナスには働かないと思うわけです。


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リベラルって何だろう?


リベラル派と称する人間若しくは集団は当然ながら自民にも民主にもいますが、筆者は母集団の大きさとしては民主に、与党としての直接的影響力では自民に、それぞれ懸念をもっています。
また、リベラル派は大抵がグローバリストでもあるので、真正保守主義とはまず相容れないものの、必ずしも一般で云う保守の対極である左翼とも言い切れない曖昧さがあるように思います。つまり、保守的思考をもつ人の中でもグローバリストは可成りいるのではないかと云うことです。まぁ、欧米か中国か、どちらに軸足をもってくるかで反発の度合が異なってくることは確かですが・・・。

民主党のリベラル派は方向性として、まず間違いなく中国に軸足を置いてます。幹事長の鳩山氏は自身のHPで”親米入亜”の考え方を説いてますけど、なんてことはない只の事勿れです。
これは自民・民主に限らず、日本のリベラル派が欧米のリベラルと異なり、しばしば売国奴扱いされるのはおおよそリベラルとは程遠い中国に友好以上の隷属性を示すからです。勿論、ベースには”過剰なお詫び思考からの負い目”があるわけで、その基盤の上に強いものには巻かれて見せ掛けの安静を保とうと云う事大、事勿れのミックスしたものが重なって、筆者から観れば救い難い思想性を醸し出しています。

それでも国内では、その農業政策に支持できるものがあるなとは思ってました。例え、それが最近頓に酷くなった自民の欧米的グローバリストぶりへのカウンターとしても、わが国の農業を保護する姿勢は評価できます。安易な自由化は国の根幹を次第に壊していきますし、食糧自給率を少しでも確保するためには農業保護は必要なことだと思ってます。

ただし、これも気を付けるべきは農家への収入補償が只のばらまきであってはならないことと、何よりその政策が本当に農作物生産に対するモチベーション維持に繋がるのかを検証しなければならないでしょう。ここ(民主党の農業政策を考える)に依ると、民主の農業政策も自由化(グローバル化)を前提としていて、その価格下落に見合った収入補償をするだけであって、決して農業への価値観を高める政策ではないのでは?とありました。
やはり、所詮はリベラル派=グローバリストの掲げる農業政策なのでしょうか・・・そこのところ、国の根幹を守る精神でしっかりと党内で議論して欲しいと思ってます。

中国は表向きは農業国家のように見せ掛けてますが、実のところ、農民は最下層貧民であることは周知のことでしょう。ろくに教育も受けることが出来ないので何の科学知識もなく、何のプライドも育まれず、ただ日々の僅かな糧を得るためだけに働く。中国の桁外れな食害に、これが無関係とはとても思えません。
少し極端かもしれませんが、日本の農業を中国化させてはならないと思ってます。

一方、外交姿勢を観ると、先日も議員数十人を含む500人もの大朝貢団を送って中国のご機嫌伺いに行ってますね。そんな中、鳩山さんがダライ・ラマ猊下と少し会談したってだけで、その抗議に怯んでもらっては困りもんですね。

鳩山、ダライ・ラマ会談に抗議=中国

民主党と中国共産党による日中交流協議機構の分科会が8日、北京市内で開かれた。安全保障の分科会で中国側は、民主党の鳩山由紀夫幹事長が先月23日にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と東京で会談したことについて「日中関係にマイナスの影響がある」と抗議。民主党は「幹事長の個人的会談だ」と釈明した。
民主党によると、台湾の陳水扁政権が来年3月に計画している国連加盟をめぐる住民投票について、中国側は「陳氏のたくらみを黙認すれば、アジアと世界の平和が脅かされる」と指摘。これに対し民主党側は「台湾独立は支持しないが、中国の武力行使にも反対する」と述べた。


本当のリベラル精神に則れば上の記事のような言い訳はしないはずなんですけど、そこはそこ、さすがに中国に軸足を置いた似非リベラリストだけのことはあります。
何のことはない、言い草はただの事勿れです。

猊下の言われる「高度な自治」とは中国の攻撃ぶりを観るに付け、猊下の本心は分からないとしても、明らかに「独立」を意味すると思ってます(中国大使館の立場--日本民主党幹事長鳩山氏とダライラマの会見について)。
よって、後の「ウイグル人権活動家との勉強会を中止」時での言い訳である「独立を唱えていないダライ・ラマ十四世とウイグル(人活動家)は違う」もお門違いです。
そんなことも分からないで、安易に「高度な自治をサポートする」なんて言わないことですね。

ただ、確信犯の自民リベラリスト(例えば二階俊博とか)より単純馬鹿の民主リベラル派の方がマシなのかもしれません。こっちは実権をもっているだけに、更にどす黒いものが見え隠れします。
どっち(自民も民主も)も信用できませんね。

いずれにしても、リベラルってのものはリベラルじゃない連中、要するに声の大きいヤクザ紛いの覇権主義者に宥和姿勢しか採れず、只の事大主義派に成り下がってしまう時点で本質的矛盾を抱えていると云わざるを得ないです。
更に問題なのは、そういった矛盾に気付いていないフリをして中途半端な八方美人ぶりが、さも絶妙なバランス感覚であるかのように振る舞う頭脳構造です。
台湾独立は支持しないが、中国の武力行使にも反対する」とはこれ如何に??

やっぱり、日本のリベラルは何処か歪なんだよなぁって思います。


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「軍隊の実際行動の総体」ってナニ?


先日あった、沖縄集団自決冤罪訴訟で被告の一人である大江健三郎氏が証言台に立ったことは皆さんご存じのことと思います。
先程、以下の動画をアップしました(MY YOU TUBE)。
これは、この裁判に関わっておられる(沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会 顧問)元陸軍海上挺進第3戦隊中隊長の皆本義博氏がチャンネル桜(防人の道 今日の自衛隊)で大江証言を批評されたものです。
宜しければご覧下さい。

しかし、「軍隊の実際行動の総体」って何なんですかねぇ?
要は当時の”空気”ってことでしょう。最近はよく”KY”なんて云いますけど、当時はみんな”KY”じゃなかったと言いたいわけで、その無言のプレッシャーの正体が全体主義、ファシズムだと批判したいのでしょうね。
でも、これは原告である赤松元隊長や梅澤元隊長個々人に言うべき類の批判ではないし、第一、何ら軍令存在の根拠足り得ない。

「大江証言はノンフィクションである事実に脳内フィクションを加えた言い訳証言だと、ほんでもって一生、フィクションの世界に生きてろ!!」と、文学才能のこれっぽっちもない私がそう思うのでした。

陰湿なサヨクは軍令の有無を必ずしも議論の俎上に乗せず、問われているのは当時の空気、即ちファシズムと攻撃する。慰安婦問題で、強制性が否定されると、問われてるのは人権感覚と嘯く構図と面白いほど合致する。
それなら、最初から軍令だの強制性だのうだうだ言うなよ!ってこと(動員人数ってのもあったね)。
誰も当時の行為が誉められたことだとは思ってない。事実自体にウヨもサヨもない。
問題はその事実を曲げてまで己のイデオロギーに固執し、過去をやたらと否定する連中のことだろ!と思う。


沖縄集団自決冤罪訴訟 大江証言 を考える-皆本義博氏に聞く1of3


沖縄集団自決冤罪訴訟 大江証言 を考える-皆本義博氏に聞く2of3


沖縄集団自決冤罪訴訟 大江証言 を考える-皆本義博氏に聞く3of3



知らない間にcomment.cgiのパーミッションが変わってまして、コメント欄を開くと内部サーバーエラーを吐いてました。もし、最近、コメントできないなぁと思っておられた方がいらっしゃったら、ご迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした。修正しておきましたので、コメント可能です。

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閉塞感


福田首相がワシントン入りしたようですが、日本のアジア外交の重視なんてのはアメリカには願ったり叶ったりで理解なんかわざわざ求めに行くような代物ではないでしょうに。
まぁ一番重要な目的は米国様に忠犬ぶりを示しに行くことなので、テロ指定解除のことなんか、ただの名目議題でしょうな。要はポーズですね。

福田首相ワシントン入り、17日未明首脳会談へ

福田首相は15日夕(日本時間16日朝)、政府専用機でワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した。16日午前(同17日未明)に、ホワイトハウスでブッシュ大統領との初の首脳会談に臨む。

首相は会談で、日米安保体制の強化とともに、アジア外交を重視する自らの外交方針を説明し、理解を求める。海上自衛隊がインド洋での給油活動から撤収した問題では、今国会で新テロ対策特別措置法案を成立させ、活動を早期に再開する決意を伝える考えだ。このほか、米国による北朝鮮のテロ支援国指定の解除問題や在日米軍再編・駐留経費問題、米国産牛肉の輸入問題など、両国間の懸案について協議する。

首相は17日深夜に帰国し、19日から東南アジア諸国連合・日中韓(ASEANプラス3)首脳会議など出席のため、シンガポールを訪れる。


国会(政治)は相も変わらず、どうでもいいような便宜疑惑にマスコミ共々狂走し、国家主権根幹への侵害に未だに真剣に取り組む姿勢すら見えてこない。横田めぐみさんが拉致されてもう30年も経つというのに、この体たらくの原因は何だろうか。
こんなことで、北ごときに事大しようとしている米国にもの申せるはずもなし、閉塞感だけが残る。

米国のお為ごかしを知りながらも、それでも、ご高齢の飯塚さんが10時間以上も飛行機に揺られて彼の地に行かなきゃならない理由を考えるとき、日本人として大変申し訳なく思います。
つい先程見た、現地での飯塚さんへのインタビュー。
飯塚さんの落胆ぶりを、どれだけの政府関係者が自分のこととして理解するのか?、今後の真の進展はこれにかかっているような気がするが、相変わらず閉塞感だけが残る。


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うそで塗り固められた詐欺王国・韓国


って、別に標題は筆者による言葉ではありませんから、勘違いしないように・・・ヘイト叩きが好きな皆様へ。

なかなか更新できなくて申し訳ありませんでした。
先週末、今週末と出張続き、かつ蠢きだした詐欺師対策やらで時間を取ってしまいました。

それにしても巷の予想通り、たろちゃんピンチでついに我慢しきれなくなったんでしょうね。どうでもいいけど、何の説明責任も果たさずに「Things are not always what they seem.」なんて言葉を吐くんなら、その前に「So, what are YOU going to say to your audience?」はどうするおつもりですか?
近々、”ってワードを何度見たことか?、そうやって時間稼ぎしてる間に”如何に心地良い囁きで新参者を取り込もうか”考えているんだろうけど、恥という概念が決定的に欠落しているようですね、詐欺師という輩は・・・。
まぁこの辺で詰まらない話題は止めておきましょう。


そこで韓国なんですが、朝鮮日報にも自分の国を冷静に分析できる論説委員の方がおられるんですね。ちょっと驚きました。ちゃんと日本から学ぶべきことも書いてらっしゃいます。

【コラム】うそで塗り固められた詐欺王国・韓国(上)
【コラム】うそで塗り固められた詐欺王国・韓国(下)

似非博士、似非学歴の問題は随分昔に一度、拙ブログでも書いたことがあります。
一言で云えば、実のない果物擬きを纏った国で、喰ってみたら美味しく無いどころか、毒まであったなんて、上の誰かさんと同様な響きがありますなぁ。

まぁしかし、

「名の通った大学の卒業証書さえあれば、仮に能力が足らなくても他人より一生有利に生きていけるのが韓国社会の特徴だ。外ではシン・ジョンアの悪口で盛り上がっても、家に帰れば名門大学に入るよう子どもをけしかけるのが、今の韓国人の姿だ。」


なんてのは、我々日本人の親でも程度の差こそあれ、笑える話しではありません。
そして、(下)の方にあった佐賀北高校監督の話しで、「時間を守ること。礼儀をわきまえること。勉強も一生懸命すること」等の基本に忠実なのはそれこそ当たり前のことですけど、同じ忠実なら是非、史実にも素直な目を向けて欲しいと思うのは我々日本人としては最も望むところなんですが、どうなんでしょう? 楊相勲(ヤン・サンフン)論説委員様。

その辺りのことになると、途端に敵意剥き出しになるのが韓国の特徴ですから、同じ”コラム”でも以下などは歴史に不忠実な例であって、やっぱり韓国らしさが同居してしまってるんですねぇ。

【コラム】「慰安婦決議案」のその後(上)
【コラム】「慰安婦決議案」のその後(下)

上を観ると、先に米国下院で行われた「慰安婦決議」が、如何に史実や米国の思惑などを推し量ることが下らないものだったこと!かが分かります。
マイク・ホンダ議員をはじめとした下院議員達の政治的保身と韓国の並々ならぬ日本への”怨”が一致しただけの三文芝居だったのでしょう。
とは云え、こうした韓国ロビー活動から結実した結果を、彼らはそれこそ鬼の首でも取ったように政治的に利用し、それをまた日本は有り難がって更に己の自虐史観に磨きを掛けるような輩が蔓延るという構図には困ったものです。

それにしても、上のコラムには「日本の激しいロビー工作」なんて書いてありますけど、そんなこと誰かやったんですか?
それを言うなら、「日本の正当な反論」と言って欲しいものですね。
正当な反論も、下院議員達の前にぶら下がる献金と票田には勝てませんでしたとさ・・・まぁ政治的にはよくある話しですけどね。
韓国という国はホント不思議なところです。

翻って我が日本ですけど、騙し騙されで一体どっちの謀略が本当の姿なのか分かりませんが、自民党をコントロールしている気になっている清和会としては、安倍さんよりも福田さんの方がまさしくコントロールしやすいってのは確かなことでしょう。
だって、安倍さんの時は「安倍君、分かってるね(-_-メ)」でちょっとばかしエネルギ準位の高いことをやらなきゃ出来なかったことが、「福田君、宜しく(^^)/」で思惑は完全に一致しちゃうわけですから、こんな楽なドライビングはありませんわな。

まっ少し巫山戯てみましたが、福田政権になれば、著しく日本の国益を損なうことは目にみえて明らかでしょう。特にこの男のどの口から「拉致問題を解決する」なんて言葉が出てくるのか、言い様のない幕引きへの序曲が聞こえてきそうで気分が悪くなります。
詐欺師と同じことは言いたかないですけど、取り敢えず、ここは麻生さんが大逆転してくれることを願いつつ、23日を待つことにします。

* 次の更新はまた来週となります。


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戦後レジームに呑まれてしまった人


意表を突く辞め方でしたね。
こんな形で意表を突かれても困るだけですね、お辞めになるのは結構ですけど。
例によって、脱税だの、新興カルトだの、何やら怪しい病巣が具現化した結果との噂がチラホラですけど、ズブの一般ピープルである筆者には分析も理解も出来ないことでありますので、それらはそういう方々にお任せして筆者は何の変哲もない表(おもて)感想をば・・・何でもいいけど、未だに飯島氏って暗躍してるんですか?(中川が・・・?

ちょうど、上杉隆さんの「官邸崩壊 安倍政権迷走の一年」を採り上げた桜の番組(良書紹介)をアップしたついでに見たばかりなんで、この人にはもう憐憫の情しか湧いてこなくなりました。
この手の本は、当然のことながら著者の視点で書かれてますので何処までが真相なのかは分かりませんが、チーム安倍の無能さとその無能集団を選び、そして統率できなかった安倍さん自身の管理能力の欠如が、徐々に終焉へのトリガーを引いていったのだと思いました。つくづく、為政者には高邁な理想・理念だけでなく、それを実行できる相応な指導力が必要なのだなぁと思った次第です。

チャンネル桜社長、水島氏が正論誌で述べられた「安倍総理は戦後レジームそのもの」は”誰が上手いこと言えと・・・”と思わせる、一度でも安倍さんに期待した保守の方々が皆実感している表現でした。と云うよりも、戦後レジームの魔界に呑まれてしまった男と云った方が良いのかもしれませんね。
小泉の指導力と安倍の理念、これらが上手く融合していたらなぁと、今更ながらに思いますけど、小泉のお眼鏡に適って後継になった瞬間に只の劣化コピーになるのもまた必定だったわけで、どうしようもなかったのかもしれません。

こういう辞め方では、おそらくもう自民党の中からでの復活は無さそうです。「戦わずして勝つ」なんて言葉がありますが、「戦わずして負ける」男にはお似合いのシーンだったのかなと、終わりゆく人に投げ掛ける言葉ではないだろと思いながらも、そう感じた辞任劇でした。ゆっくりとお休み下さい。

後継は麻生さんらしいですね。
麻生さんと云うと、彼をタロちゃんと呼ぶ詐欺師を思い出しますが(復活するなよ!)、この人の問題もさることながら、後に控える連中の復権が気になります。現内閣はまさに上杉氏が仰るように「党制復古」内閣だったわけで、ワナワナと魑魅魍魎が這いずり出てくる音が聞こえてくる嫌な展開になりそうです。
良い意味で政界をぶち壊して再編を促す起爆剤になる人・集団っていませんかね?
今のところ溜息しか出てきませんので、希望的お話はいずれまたと云うことでお開きにします。


上杉隆に聞く-官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 1of3



上杉隆に聞く-官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 2of3



上杉隆に聞く-官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 3of3




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幻の保守内閣

「総理車両、入ります!」と私服警察官の声。
と、そこへ三台の高級車。
入っていったのは・・・千鳥ヶ淵でしたとさ。

今日は皇居沿い(日本橋の宿から)を歩いて靖国に向かいましたので、偶然、北の丸の入り口で上を目撃しました。
そこから僅か数百歩の距離なんですけどね。
このヘタレ総理にとってはあまりに険しい数百歩のようです。

まずは通常の参拝を経て、午後一時過ぎより西村眞悟衆院議員と共に昇殿参拝をさせていただきました。
西村幸佑氏(ジャーナリスト)、さかもと未明氏(漫画家)、小山和伸氏(神奈川大学教授)も列に加わっておられました。

ザッと見回した限りでは500人以上は居たでしょうか、眞悟議員を先頭に参道を歩くと所々で周りからの拍手がありました。

この人はもっと評価されてよい人です。

高市大臣の参拝にも出会しました。
スタンドプレーとも云われてますが、ここは素直にグッジョブ!、有り難う!

それに引き替え、安部総理については何処かの詐欺師と同様、完全に見限りました。

何を今更と仰いますな、何のことはない、安部内閣とは近年希にみるほどのリベラル、似非グローバリストの集団だったということです。

筆者は本来、8.15参拝派ではありませんが、今年だけは今日のこの日に行って欲しかった。
この後、殆ど死にかけの体で秋の例大祭辺りに参拝したところで、英霊に失礼なだけです。

筆者の望む憂国の保守内閣はもう幻でしかないのでしょうか?、これからの展開がはっきり云って怖ろしいです。


ちょっと気分を変えて・・・
今、NHKで札付きの番組「日本のこれから」がやってます。
単純に右・左で分けるのは些か気が引けるのですけど、右は現実的で理知的、左は幼稚で感情的と云ったところでしょうか。
取り敢えず、左の方々の多くが「隷属の平和」も平和のうちだ、と考えていることがよく分かりました。

それにしても、細川さん(ほそかわ・かずひこの BLOG)、頑張ってますね。
幼稚な方々を相手にご苦労様です・・・正論も通じません。

未だ盆明けではありませんが、ついついエントリーしてしまいました。


反日プロパガンダに対抗する!!
映画「南京の真実」にご協力下さい

南京の真実

From My You Tube


以下、エントリーと云うより紹介です。

確かに偏ってるかもしれません。
でも、これも政治観、歴史観の一つですからね。
宜しければ、ご覧下さい。
今後もアカデリされない限り、アップしていきます(因みにCH桜分”コピーライト”は大丈夫だと思います)。


From My You Tube

チャンネル桜  スペシャルレポート
「天空を引き裂く青蔵鉄道-奪われゆくチベット」

True Tibet that is not reported through NHK.
The answer??、because it is a doglike servant for Red China.
One China, One Tibet!!

->> 


チャンネル桜  桜塾 
「大東亜戦争への道-南京事件 ①~④」

中村粲 獨協大名誉教授による解説。

This is an incident, not a massacre.

①:
②: 101112
③: 131415161718
④: 192021222324


チャンネル桜  人間の杜
「大東亜戦争スペシャル-南京証言シリーズ①~③」

①のゲスト:
稲垣清((社)日本獣医師会会員 元獣医大尉)

②、③のゲスト:
ゲスト:
野村利幸 (福井県郷友会会長/福井県隊友会顧問)
斉藤敏胤 (福井県郷友会顧問/福井県隊友会顧問)
近藤平太夫(英霊にこたえる会 福井県本部会長)


This is an incident, not a massacre.
A nature of this incident is the mass execution of plain straggler and/or POW (Prisoner of War), is defined by the law of war. The most important issue seems to be only the illegality for the execution of the apparent POW in an ambiguous position by law.
Of course! I trust that there is no indiscriminate mass killing of civilians.

①:
②: 101112
③: 131415161718
附録: 南京攻略時のフィルム映像
(①の稲垣清氏による貴重な南京攻略時の8ミリフィルム、昭和12年12月16日~同13年1月30日まで滞在)

・ ②、③に関連した過去のエントリー 「南京戦の事実を全世界に伝える日本発の映画!!

その他、ジャズ系クリップあります。

※※
お盆休み中はまた東京行き(終(敗)戦の日 参拝含む)です ---> あの方の参拝の可能性は、もはやPPT(一兆分の一)レベルです、もう駄目でしょうね。


反日プロパガンダに対抗する!!
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南京の真実

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