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アーカイブ: 2007/02

柳沢厚労相を更迭し、早々に視点を重要議題に移せ


日頃、巡回する保守系ブログをザッと読んでみましたが、柳沢発言を結果的に擁護する意見が多いんですね。確かに、言葉狩りとしての異常なバッシングは唾棄すべきものであるし、こんなことで大事な国会を紛糾させてどうする、とは思います。
しかし、以下のようなことを言い出す連中が再跋扈してくる要因を作ってしまった責任はやはり重いと考えます。

女性・市民団体など、柳沢厚労相の辞任を求めて抗議運動(抜粋)

 女性会議やアジア女性資料センターなど女性の人権(ジェンダー)の尊重を訴えて活動する市民団体の会員らが30日、厚生労働省前にて柳沢伯夫厚生労働相の辞任を呼びかける抗議集会を行った。

 この抗議集会は、柳沢厚労相が27日に松江市で開かれた自民党県議の集会の講演において少子化問題についてふれた際に、女性のことを「子どもを産む機械」などと発言したことに対する反抗と憤りを表したもの。

 前日夜からの緊急呼びかけにもかかわらず、午後2時から行われた抗議集会には10団体、約100人が賛同し、厚生労働省前には約50人が集まった。参加した団体らと市民らは「柳沢大臣は辞任を!」と声を上げ、柳沢厚労相が女性の人権を否定する発言をしたことに対し、発言の撤回と辞任を強く要求した。

 今回提出された抗議文によると、「産む機械」という発言は子どもを産むように女性に対して催促する意を含んでおり、かつ少子化問題の責任を女性に転嫁するものであると団体らは非難している。さらに「政府は子どもや女性あるいは家族をそれ自身の価値によってではなく何か他のもののために価値を持つものとみているのではないか」との見解を示し、現政権の政策に対する不安と疑いを訴えかけた。
(後半略)


柳沢厚労相発言:女性・市民団体などからも辞任求める声  

柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言を受け、女性・市民団体などからも辞任を求める声が広がってきた。

 日本婦人有権者同盟(代表・紀平悌子元参院議員)は「女性の人権をないがしろにした最低な発言だ。女性の人格を否定した差別発言を公共の場でしたことは、厚生労働相として許されない」と辞任を求める文書を30日午後、首相官邸などに送る。紀平代表は「女性が労働、家庭環境で苦しみ、出産が難しい時代なのに、まったく時代のセンスがない」と憤る。

 日本労働組合総連合会(連合)も29日「女性の基本的人権そのものを否定し、侵害するものであり、とうてい容認できない。少子化の担当大臣の発言として極めて不適切で許されない」と抗議し、辞任を要求する談話を発表した。


前者の団体の理屈である「産む機械」→「出産を催促」→「少子化の責任を女性に転嫁」の三段論法は、まさしくワープ級の論理飛躍です。後に続く抗議内容も完全にヤクザの言い掛かりで、言及してもいないことを悪意でもって勝手に脳内妄想しているだけでしょう。

とは云え、「女性会議」や「アジア女性資料センター」と云ったら、筋金入りのジェンダー推進団体ですよ。完璧なるジェンダー教信者のこれらの団体に、上記や「言葉狩り」だのと云った真っ当な理屈は通用しません。
この連中は以前のエントリー(悪い刺激と良い刺激)でも書きましたが、最近になって少しずつジェンダーの化けの皮が剥がれてきたことに対する焦りがあったと思われます。そこへもってきて、この発言が出たんですから、どんな屁理屈でも付けてでも悪用するに決まってます。
ですから、問題は柳沢発言がこうした連中に絶好の言質を取られてしまったことなんです。

この種の問題発言と云われるものには、その内容によって二種類のパターンがあると思います。一つは発言に対して正当な反論が出来るもの、もう一つは正当な反論がし難いものです。
前者は先の中川政調会長の核武装議論促進発言などがそれに当たります。この場合、その批判・非難に対して、危険国家に囲まれた主権国家として至極妥当な発言であると、その正当性を主張できますし、それには言い訳がましい理屈など要りません。

翻って、柳沢発言はどちらに該当するのか?と云ったら、筆者はやはり残念ながら後者に当たるとしか言えません。例え、統計的話題の中の分かりやすい比喩だったと弁明しても、「機械に例えてしまったこと」に対する正当な反論にはなりません。
そのこと自体がどう贔屓目で観ても蔑視の意味を含むことになりますから、何を言っても後の祭りであって、上に挙げた連中にとってはみっともない言い訳としか映らないことでしょう(そもそも、彼らには理屈などどうでもいいことなんでしょうけど・・・)。

要は発言自体に周囲の人間の大多数が納得できる正当性がないことが問題なんだと思います。
ゆえに、安倍総理は毅然とした対応を見せるためにも柳沢厚労相を更迭し、上に挙げた連中を黙らせるべきだと思ってます。
そうすれば、民主を中心とした野合連中も矛を収めざるを得ませんから、ゴチャゴチャ言い訳を述べる前にスパッと切るべきでした。


ところで、民主党は柳沢発言をバッシングして火を大きくすることで、明らかに角田議員の「北朝鮮系商工会」からの献金問題を隠そうとしてますね。同様に、マスメディアも柳沢発言ばかりを目の敵のように採り上げ、これに覆いを掛けているように見えます。

上で、他の保守系ブログとはちょっと異なる意見を述べさせていただきましたが、現況に対する危惧の度合いは遙かにこちらの方が重要だと思っています。
在日問題、とくに朝鮮総連には様々な闇があることは周知の事実になりつつあるわけで、角田議員の不正献金問題はこの闇にも関わってくる重要視すべき事件ですから、ジェンダー教信者だけでなく、その膿を出したくない連中にとっても、柳沢発言は格好のネタだったと見て間違いところでしょう。


今の半島情勢を考えても、朝鮮総連を大切にしなければならない団体と見ているような角田議員周辺を放っておいて良いわけがありません。
政府自民党は、早々にこちらの問題の対処にシフトしていくべきだと思います。

そういう意味でも、柳沢厚労相は本当に罪な発言をしてくれたものです。



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