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何となく、疑似科学と南京否定論について


久々の更新です。
最近は詳細にニュース等を吟味しておりませんので、どうしても身近な感想文的、観念論的エントリーになってしまうことをお許し願いたいと思います。

さて、全く別の事柄でググってたときのこと、”リビングサイエンスアーカイブス”と云うサイトの「生活で使う水の本当の話“ 健康に良い水の虚実”」なんてエントリーを見つけました。
まぁいわゆる水に纏わる疑似科学の類を丁寧にぶった切っているエントリーなのですけど、その中で筆者にとって少々、苦い項目があったりしまして、ちょいと読み耽ってみたわけであります。

かれこれ10年以上も前の話しですけど、とある女子大の学生の卒論指導をちょいと頼まれまして、上のエントリーにあるような”ある特殊な処理をした水のクラスターサイズは本当に小さくなるのか?”なんてことをNMR(核磁気共鳴)と云う分析機器を使って測定したことがあるんですね。

ご存じのように水の分子式はH2Oですけど、実際には酸素(O)原子がお隣の水分子の水素原子と水素結合という特殊な化学結合で連なった集団を形成しているわけです。その集団をクラスターと云います。水の分子量はたったの18しかないのに、沸点は100℃もあり、表面張力も異常に大きいのはこのせいなんですね。
水がもし単分子ならば、沸点はおそらく室温以下で、全ての生態系は維持されない・・・と云うより、そもそも地球は成り立ってないでしょうから、そういう意味で水は非常に不思議な存在ではあります。

ある処理というのは、水に備長炭を入れて微弱な電流を流す処理のことで、これにより水のクラスターサイズを小さくして農作物等への保水力を高める研究をやろうとしていた教授に、ひょんな切っ掛けからその測定を依頼されたことが始まりでした。
筆者も当時、上のエントリーにもあるように現代化学という雑誌の”お酒の円やかさは水のクラスターサイズが小さくなったからかも?”と云う当該記事を読んでいたものですから、こりゃ面白いと思って早速測定してみました。

で、実際、測定したNMRスペクトルのシグナル半値幅は何も処理していない水道水のそれに比べて小さくなったんですよ(偶々だったのでしょう)。半値幅とは、そのピーク(山みたいな形)の1/2高さのピーク幅のことなんですが、これが狭く(小さく)なると、水のクラスターサイズも小さくなると云われていました。
余り専門的なことを書いてもアレなもんですから止めますが、この種のNMRスペクトルのピーク幅を決める要素は大きく分けて、「分子の拘束力」、「溶存金属イオンの有無」そして「pH(水素イオン濃度、ピーエイチ)」。当時の筆者は三番目のpHファクターを恥ずかしながら知らなかったものですから、前者二つのみで議論して、考察結果として「水のクラスターは小さくなったのかも?」のいわゆる”may be(確率50%程度)”的推論を下してしまったのです(本当の要因は上記紹介エントリーを参照して下さいね)。
こんなのを論文として専門雑誌なんかにもし投稿してたら、即刻リジェクトされてたと思います、ハイ。

勿論、筆者の専門はNMR等の分析化学ではありませんので、言い訳を図ることは可能ですけど、なまじ中途半端な知識があるだけに余計にこうした疑似科学に少々なりとも騙されてしまうという見本でもあるわけです。


翻って、筆者はよく左派系のブログなども読むのですが、こうした疑似科学と何故か?南京事件否定論(いわゆる歴史修正主義と云う奴ですか)を結び付けて共通点を見出す考察を目にすることがあります。
おそらく突き詰めて言いたいことは、ある事象を自分に都合の良いファクターのみで判断するな!と仰りたいのだと思います。また、アカデミックな結論が出ているものに異論を唱えるのならば、それ相当の検証が必要であるとも言いたいのでしょう。
まぁ確かにこれは同意できる観点ではあります。
しかしながら、科学原理のみを駆動力とした現象と史実のような多分に人間の意志が介在する事象を同じ土俵で議論するのはどうでしょう?と思うわけです。加えて、それを言う人間にも少なからずのイデオロギー的偏りがある問題も無視できませんし、さらに本質的に社会科学系のアカデミズムとはなんぞや?と云う疑問もあります(理系科学のそれとは違うでしょう?)。

いきなり疑似科学から南京事件に突入してしまいましたから述べておきますけど、筆者は今、映画「南京の真実」を応援しております。この映画のプロットは未だ公開されてはいませんので如何ともし難いのですが、筆者の望みは行き過ぎた中共のブラックプロパガンダを否定さえしてくれればそれでよいと思ってます。
何も無理のある皇軍マンセー論など述べて欲しくはありません。

今、当該サイトのBBSで誰かさんが仰るように”南京事件があったことは事実”です。ただし、それは虐殺の定義と敗残兵(便衣兵含む)、国際法で定義されるところの捕虜及び見なし捕虜に対する処刑の違法性・適法性解釈の二つに依って大きく評価は変わるものと思っています。
前述の歴史学アカデミズムの見方はこれに対してネガティブであり(いわゆる肯定論)、これに異論を唱えるいわゆる否定派は程度の差異はあるものの、勿論、ポジティブな(適法的)見方をします。
世間一般は前者をどうしても採りますので、行き過ぎた中共の誇張・歪曲(例えば、ナチスの民族浄化に相当するような市民の組織的虐殺)までを含めた説まで信じ込まされることになっているのが現状でしょう。
筆者はこの現状を変えたいと思っているだけです。
どうして?、やってもいないことまで父祖が責められる必要がありましょう。これにはきっちりと抗議し、是正されるべきものだと思ってます。

よく左派(ここでは右派を歴史修正主義者と呼ぶ人達のこととします)は右派に対し、戦前・戦中の日本(軍)の取った行動を認めた上で、現状の中共等の非道行為を非難するべきだと言います。
しかしですね、そういうことを仰る方々は当然、それを既に認識されているわけですから、必然的に右派に先んじて中共等を非難するべきでしょう。でも、そういった方々に該当する行為を見ることはほとんどありません。常に彼らは否定派を見下げて、その批判に終始しているだけです(確かに認識の低い否定派もいますが・・・逆も又真なり)。
まずは見本を見せてくれませんかね。
これでは本音を隠して、公正中立を装っているだけだと逆に非難されても仕方ないのではないでしょうか?

筆者はこの観点から、今後もこの歴史認識問題を観ていくつもりです。

そろそろ筆者の頭の中で収拾がつかなってきましたので、この辺りで今日はお開きにします。乱文、失礼しました。


-----以下、附録-----

MY YOU TUBEMYニコニコ動画(私のアップしてない動画もあります) 追加です。

チャンネル桜  渡部昇一の「大道無門」2007.9.1

一次史料から見えてくる当時の実相と虐殺の虚構性



(筆者の感想)南京虐殺肯定派からデンパと称されるお二人だが、確かに認識の甘さはあるものの、仰る ことの本質に間違いはないだろうと思っている。
A then reality and the fiction of massacre, are emerging from the primary historical sources. In essence, Nanjing massacre was an unsubstantial incident.

司会:渡部昇一(上智大学名誉教授)
ゲスト:東中野修道(亜細亜大学教授・日本「南京」学会会長)


チャンネル桜  報道ワイド日本 「フライデー」2007.8.31

日本人よ、勁(つよ)く堂々たれ - 櫻井よしこ氏に聞く”(早速コメントが沢山付いております、m(__)m アリガトォ!)



ゲスト:櫻井よしこ(ジャーナリスト)

筋の通った気品ある論説で知られる櫻井よしこ氏をお迎えし、日本にとって最大の懸念である中国の対日戦略と、それに対峙するための備えとして重要な「防衛力」と「心の闘い」、そしてその象徴たる靖國神社をめぐる政治家の動向や、グローバリズムの中で政府と財界が心掛けるべきだったことなど、日本に必要な「勁さ」について お話を伺います(番組解説から)。


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南京の真実

The Menagerie(実験動物園)


今年は靖国参拝を先に行い、身内の墓参りは後回しとなってしまいました。
父方の実家での出来事。
父方の祖母は今年で百と四つになりますが、百を越えた辺りから認知症となり、孫の筆者は勿論のこと、息子である父さえ判別できません。
幸い、体自体は明治女だけあって可成り健常なので下の世話などの重労働は免れているものの、何時も世話を為さる叔母(父の兄嫁)の苦労には頭の下がる思いがします。

祖母は既に現実の世界ではなく、幻想の世界に生きているように見えます。意味不明なことを喋りますが、彼女の脳内ではきっとそれが現実なのでしょう。
結構、楽しそうなんですね。

それを見ていて、スタートレックの1エピソード、”The Menagerie(実験動物園)”を思い起こしてしまいました。
詳細は下のリンクをご覧いただくとして、要約すれば、”事故で大怪我を負い生ける屍となったエンタープライズ前船長(クリストファー・パイク)を、自由自在に幻想を作り出す能力のある種族の住む惑星に連れて行き、望みのない現実の世界から幸せな幻想世界に生きる選択肢を与える”お話です。

このお話では、パイク前船長は幻想に生きる選択を行うのですが、筆者の祖母も、まるでこの種族(タロス人)の幻術に掛けられたかのように幸せに見えました。

無論、認知症の現実はもっと悲惨であることは承知しておりますし、世話をする方々にとっては馬鹿な例えは迷惑なことでしょう。

しかし、祖母の見ている幻想は本人にとって、それ程不幸に見えないことは身内である筆者には唯一の救いでした。
祖母が後どれだけ、この幻想の世界に生きるのかは神のみぞ知ることです。
つい、せめてもう少しだけでも・・・と思ってしまいます。

さて、筆者の場合、神はどの様な選択肢を用意してくれているのでしょうか?
そんなことを考える年になってしまいました。

月末までに一報、仕上げねばなりません。次の更新は多分、9月に入ってからになりそうです。あーぁ、本当に現実逃避したくなってきた。


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The Menagerie, Part 1 / タロス星の幻怪人 前編
The Menagerie, Part 2 / タロス星の幻怪人 後編

この実験動物園と云うエピソードは1967年度のヒューゴ賞(SF文学界では有名なアワード)を受賞しているほどの評価の高いストーリーで、実際に筆者にとっても印象に残る、哲学的かつ味わい深い作品に仕上がっています。
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南京の真実

てっく氏、疑惑の件


今回、筆者がブログおもてでお知らせした行動を採ったのは、些か早まり過ぎだったと思っています。
と云っても、筆者の彼に対する疑念度が減少したからではありません。
物事を公平に批評するには、常に己の事象に対するリテラシーを考え、出来るだけ両論併記的な思想で意見を述べることが必要です。その意味で、それが要求される政治ブロガーを一応気取る人間としての立場からです。

と、カッコはつけてみたものの、要は全方位的に短絡的なだけなのですね、私は。
これは筆者のように典型的理系環境にいる人間には可成り致命的な性分なのですが、取り敢えずは何とかやってますので、まぁそれは思いっきり高い棚の上に置いておきながら以下にちょっとエントリーしてみます。

筆者が、最初にこの件についてエントリーせずに”皆様へのお知らせ”と云う形をとったのは多分に己への戒めがあったからです。他所様にはなるべく知らせずに自己完結型でいこうと思ったからであります。
しかし、どのみち、エントリーすることとの差異はありませんでした。
ですから、もうエントリーしちゃって広く皆様に問うてみるのも良かろうと思いました(ランキングは元々どうでも良いと思ってたところですので、多分新たに登録はしないと思います)。

今、拙ブログのアクセス解析結果を観ますと、普段以上に”もののふ”とか”もののふのこころ”と云うワードで検索してお出でになった方が多くなってます。元々、大したアクセス数がないのが幸いしてか目立つんですね。
このワードでお出でになると、ブログのインデックスページ、つまりブログおもてに到着しますので、”皆様へのお知らせ”が目に入ってくるわけです。検索の目的は何となく分かったという次第です。

てっく氏の疑惑について、あれから彼と若干のやり取りをしてますので、公開できる箇所を交えた現状を抜粋して”続きを読む”以下に書いてみます。

今、お盆が開けるまでは取り敢えず、監視的観察に留めておこうと思っています。
理由はメールでのやり取りをご覧下さい。

筆者はここでは所感を述べません。所感は彼への再返答と云う形で述べてあります。
この件に関心がお有りの方、また関わった(寄付をされた)方が、それぞれ考察していただければ幸甚です。
また、単なる興味本位で拡大解釈・誇張し、むやみに喧伝することはどうかお止め下さるようお願い申し上げます。

続きを読む>>

津軽海峡冬景色


今よりもっと若い頃はラジオを聞きながら寝入ることが多かった。
あるとき、起きた際、妙に悲しくて涙を流している自分に気付いた。

そこには、既に最終フレーズに入っていた津軽海峡冬景色が流れていた。
後にも先にもそんな体験はそのときだけだった。
未だに、私は津軽海峡にも行ったことはないし、詩に流れる経験などまずしたことがない。

今思うと、それが俗に云う「三分間のドラマ」を体験した瞬間だったようだ。

さよならあなた  わたしは帰ります
風の音が胸をゆする
泣けとばかりに
ああああ~  津軽海峡冬景色


そんな体験をさせてくれた阿久悠さんに感謝申し上げたい。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


(ここからは素に戻って・・・)

また、阿久悠氏は産経新聞上でコラムを執筆しておられた。
そんな一節を・・・(”オリンピックの詩 国を見る 人を見る”より)。

国威の威が、尊厳なのか力の誇示なのか、どういう形で表現されるかを見ているだけでも、いろいろなことが占える。品性を欠き、ただ力を信じるだけの国の威と、その空しさを既に知り、威が圧迫ではなく尊敬だと知った知的な国と、それらははっきりわかる。

大仰な言い方をするなら、アテネでの日本の若者たちは、長い年月ぼくらに投げつけられていた「醜い日本人」という汚名を、「美しい日本人」に塗り替えてくれた。これが国威である。幼児が可愛く、青年が美しい国が勝つのである。


氏は本当の愛国者でもあったようです。

見え透いた平和主義が蔓延り、それこそが良識であると信じ込む文芸・芸能界の中から、また一人、貴重な方が旅立たれてしまった。

お昼のワイドスクランブルで、レッドムーンな御仁が何やら故人を偲んでおられた。
どうしても比較してしまう自分は立派なネット右翼、歴史修正主義者である。
しかし、それで結構である。


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何となくテクノロジーと社会・政治のリレーションシップ


例によってテクノバーンを観ていたら、以下のようなトピックがありました。

見えますか? カラーレーザープリンターの印刷物に埋め込まれた暗号コード

画像は市販されているカラーレーザープリンターに埋め込まれた秘密の暗号文字を拡大したもの。
カラーレーザープリンターで印刷されたものには全てこのように肉眼では判別し難い黄色いピクセルをバーコード(大きさは8x15ピクセル)のように印字することによって、プリンターのメーカー名、機種名、シリアル番号、印刷された日時の4つの情報を合計15バイトの情報としてコード化して埋め込まれているという。  

米国の市民団体の調べによるとこの特殊なバーコート(ドットコード?)のようなものを各プリンターに埋め込むように依頼をしたのは米国政府で、これまでの調べでは、ブラザー、キヤノン、デル、エプソン、富士ゼロックス、ヒューレット・パッカード、IBM、コニタ・ミノルタ、京セラ、 Lanier、Lexmark、沖電気、パナソニック、リコー、Samsung、Savin、東芝など米国内で市販されているほとんど全てのカラーレーザープリンターでこのバーコードを確認することができると述べている。
(以下 略)


tracking-code.jpg

666の反キリストコードか?(これジョークね)

へ~ぇ~知りませんでした。筆者はもっぱらカラー印刷はインクジェットプリンターで行いますけど、インクジェットでもできるのかな?(或いはモノクロでも?)
「依頼をしたのが米国政府」・・・限りなく陰謀論的想像性をかき立てる言葉ですねぇ。尤も、目的は書いてありませんが、ナショナル・セキュリティ(国家安全保障)の意味合いより、むしろ知的財産権関係の対策に重きを置いている感じです。

だって、今一番アメリカを悩ましている(自業自得ですけどね)テロ関連で、テロリストがご丁寧にカラープリンターで印刷したものを政府に寄越すなんてあんまり想像できませんからね。

「ちょっと横道に逸れますけど、筆者の専門関係で化学式等を描く「Chem Draw」と云うアプリケーションソフトがあります。このソフト、最近は複雑な化学式をただ綺麗に描いてくれるだけでなく、3D表示をして分子軌道を計算したり、NMRと云う化学構造を分析する機器のシミュレーションをしてくれたりと非常に優れものなのです。
ただ、難点は非常に高価なんですね(ウン十万とします)。ですから、クラックされたりして違法に使われてしまうわけです。
まぁここからは噂で聞いただけなんで本当にやってるかどうかは分かりませんけど、これを使った化学式が挿入してある論文を任意に抜き出し、チェックしてその著者が正規ユーザーかどうかを調べ、そうでない場合には摘発する・・・なんてことを、このソフトの開発元はやっているそうです。
印刷された化学式には、何でも判別可能な特徴的ポイントがあるそうな。その著者は哀れにも倫理性も問われ、論文投稿先の学会も追放されると・・・ガクブル。 」



さて、話しを元に戻して・・・。
先日、ISO(国際標準化機構、International Organization for Standardization)関連の講演を拝聴する機会がありました。講演者はある技術分野の日本のISO委員を担当されてる方で、筆者も少しばかりのお付き合いをさせていただいている方です。

その方のお話に依ると、あの零(レイ、ゼロ)戦のプロペラはニカワ(膠)で接着してたそうで、そのため、雨が降って濡れるとプロペラが剥がれて墜落したことが本当にあったとか(多分、開発時の事柄かと思います)。
ニカワと云う接着剤は天然のアスファルトに次いで、最も古い天然接着剤で、動物の皮や内臓・骨などを煮だして作ったタンパク質の塊です。この接着剤は未だに楽器などの接着に用いられています。如何せん、このニカワはお湯につけると、すぐに剥がれて接着力が無くなります。つまり、耐水性や耐熱性が無いわけです。

そこで、困った軍部は雨に濡れても剥がれない接着剤を使うように命じ、耐水性や耐熱性のあるフェノール樹脂を使用したのでした。
一応、その当時(1935~1940)でも、合成ものの接着剤(高分子)はあったようですが(フェノール樹脂の合成は1920年)、当然今のように汎用では存在しなかったですし、何分にも敵国側が開発したものですからね。

まぁしかし、零戦のようなミッションクリティカル(使い方間違ってます?)な機械にですよ、水に弱いことが分かり切っているニカワのような接着剤を使うとは・・・ウソのようなホントの話しだそうです。この話し、ウィキペディア(零式艦上戦闘機)にも掲載されてないでしょ、さすがにマニアックですから。

確かに当時、日本は実(じつ)よりも精神性が勝ってた時代でしたから、硬直化した軍部に技術がおいそれと口を出せるような雰囲気ではなかったのかもしれませんね。こんなこと、製作側が気付かないはずがありませんからね。で、落っこちたならば、さすがに軍部も気付くだろうと・・・。
当時の日本が何故、戦争に負けたのか?、大袈裟かもしれませんけど、こんな些細なことからも原因の一端が覗けるようです。あの時の日本を筆者はサヨクのように安易に否定することはしませんが、反省すべき点ではあるはずです。


そしてもう一点、伺いました。現代、現実のお話。
材料のISO規格に関して、その評価基準の流れの中で世界は三極化に進んでいるそうです。
一つはアメリカのASTM(米国材料試験協会、American Society for Testing and Materials)規格、もう一つはEUのEN・CEN(欧州標準化委員会、いわゆるユーロ規格)、そして我々の属するアジア諸国のASEAN(アジア)規格です。
とは云っても、ASEAN規格は未だ一定のものは存在しないそうで、だからこそ、規格化に向けて日本はその主導権を取るために奮闘中なのであります。

その奮闘中の相手は?、そう、言わずとしれた中共様なのであります。こんなところにもアジアの覇権を握ろうと躍起になっているお姿が拝見できてナミダが出そうです。
講演者に依れば、中国の委員がやたらと仕掛けてきているそうですけど、「私としては絶対に中国には捕らせない、日本が(規格を)作る」と、力強いお言葉を賜りました。

”神は細部に宿る”と申しますが、こんな細部にも愛国心(日本の権益を守ること)は宿るものです。
何も大上段から”愛国心”と云わなくとも、分かる人には分かる、それで良いのです。


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ブログデータ復旧のお知らせと微々たる更新


皆様、三ヶ月ぶりのご無沙汰です。
現在はランキングも100位以下に後退し、完全な場末サイトに成り果てているにも拘わらず、毎日チェックにお越しいただいております方々には大変申し訳なく思っておりました。この場を借りてお詫び申し上げます。
この三ヶ月、仕事や雑事が非常に忙しく、更新の時間が取れなかったことは事実で、そしてそれは今も継続しているわけですが、本音を言いますと、長期間記事を更新しなくなることによる作文能力(元々無いに等しいが・・・)と情報取得能力の劣化で、アクティブな時分への能力再構築が面倒になってしまっていたこともまた事実です。要するに、第三者側で他人様の考察や議論を気軽に眺めていた方が随分と楽だなぁ~と・・・サボり癖が身に付いちゃったと云うことでしょうかね。毎日、洪水のように流れてくる情報について、自分なりに思うことは勿論あるのですが、以前のようにそれをすぐにブログに認(したた)めるという行為ができなくなってしまいました。

先週、このブログが載っかっているサーバーがメンテ中の事故か何かでデータが全部飛んでしまいました(見事に何もナッシングでした)。6/27~6/29辺りかな?、”not found”と表示されていたのをご覧になった方もいらっしゃると思います。
幸い、小生はリモートでバックアップを取ってましたので、なんとか元のデータをほぼ復旧させることはご覧のようにできたわけですけど、中には数年分のデータが消失したと大変お怒りになっていた方も見受けられ、今更ながらバックアップの大切さを思い知らされた一件となりました。実はこの時、筆者は出張中で滞在ホテルからデータ復旧をしておりました(パーミッション再設定とか結構めんどくさかった)。
余談ですが、この某レンタルサーバー(ステップサーバーですけどね)、幾ら規約でデータについては自己責任と決められていることとはいえ、管理面で定期的なバックアップも取っていなかったことはサーバー運営会社として極めて重大な過失でありますし、さらに、その後の対応にも誠意が無いなど、法的な問題以上に企業倫理として大いに問題がある事件であります。
「企業は人なり」とは申しますが、所詮、人間は感情で動く動物ですので、法的には逃れられても、失った信用を元に戻すのは極めて困難でしょう。実際に、可成りの方が他のサーバーに移ってしまわれたようです。
ステップサーバーさんには、商売の基本である「損して得取れ」という言葉をじっくりとかみしめていただきたいと思います。

さて、筆者は何だかんだと云いながらも、未だに此処に居座っているわけです。実は小生、「さくらサーバー」さんにも内容は同じですが、別ブログ生成ソフト(Serene Bach、”ぼやきくっくり”様のサイトで使用されているソフト)でブログを非公開で同期させておりますので、いつでも移行は可能なんですけど、更新もろくにしてないようなサイトで”今更、移行のお知らせもないかなぁ”と思いまして居座っているわけであります。
また、この「not found」事故を機に、冒頭に書きましたこともあって、このまま閉鎖してしまおうかと考えたりもしました(ちょうど良い自慰行為的な理由付けになりますからね)。



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桜の季節


今の季節、道すがらの桜がきれいです。
筆者はお酒が苦手なのもあって、もう何年も”花見”と云う形式で桜を楽しんだことがありませんが、それでも毎年咲き誇る桜を見るたびに、なんとか一年やり過ごしてきた我が身を振り返りながら美しい花の咲く日本の風土に思いをはせるなんてこともします。

この時期になると、よく桜に纏わる想い出の歌特集なんてのをテレビ・ラジオでやってるわけですが、やっぱり最近では森山直太朗の「さくら(独唱)」あたりが上位に来ますね。
この「さくら(独唱)」が流れてくると、歴史修正主義者&ネトウヨの筆者としましては必ず思い出すフラッシュムービーがあります。
そうです、作者は不明ですけど、あの不朽の名作(・・・と勝手に思ってます)「真実はどこに・・・」です。
おそらく、ここに来ていただいている殆どの方がこのムービーをご覧になっていると思います。筆者は単純ですので、このムービー、何度見ても感極まってしまいます。

ちょっと表示できないようですね。
上のブラウザメニュー直下の警告表示をクリックしてアクティブコンテンツ実行の許可を行って下さい。

@ 因みにフラッシュプレーヤーののバージョンアップはココで出来ます。

(ロードするのにちょっと時間がかかります)

桜には出会いと別れが付きものですけど、此処に描かれてる数多(あまた)の英霊は自らがこの世で再び愛する人達と出会うことを諦め、それと引き替えに今を生きる私たちに幸せな出会いをたくさん与えて下さってます。こうした過去から連綿と時系列が続き、今の日本が存在することは有するイデオロギーに関係なく厳然とした事実でしょう。
この事実だけで十分でしょう。

大東亜戦争に対する考え方は色々あって良いと思います。勝てもしない戦いに突入し、餓死者が戦死者の可成りの部分を占める戦争にあって、英霊の多くは犬死ではないのか?と問いかける人も少なからずいます。
こういった考えも確かに否定できるものではありません。しかし、今を生きる私たちの礎になってくれたと云う一点に於いてのみ考えれば、犬死、無駄死になど一人もいないはずです。

英霊が再び集う場所はもう靖国神社しかありません。
安倍総理にはどうか、周りの雑音など気にしないで春または秋の例大祭に堂々と参拝していただきたいと思ってます。
英霊の魂を鎮め、讃えることは決して戦争を讃えることと等価ではない、と筆者は思ってますから。


*以下の”you tube”バージョンもありました(こっちのが速いですね)。

http://www.youtube.com/watch?v=Eb3W_fhtvNk



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南京の真実

来週には更新する予定です


石がちょっと温和しいと思っていたら仕事に圧され、そうかと思えば、昨日辺りからまた石が活発化して三連発で座薬のお世話になったせいか、頭がボーッとしておりましてなかなかブログの更新が出来ません(痛みを誤魔化しては仕事はしておりました)。

しかし、この座薬と云うのが鎮痛剤では最強との呼び声の高いボルタレンでして、さすがにへたりました(三連荘で使ったのは初めてです・・・トホホもんです)。
今は何とか痛みのない状態になっておりますけれども、この腎疝痛発作というのはいつ襲ってくるのか分からないヤロウですので、馴れているとは云え戦々恐々としております。
石さえ出てしまえば全くの健康体なだけに本当に困るんですよ。

と云う訳でして、北関連、南京の真実関連、はたまた従軍慰安婦決議問題と書きたいことは数々あれど、更新は来週頭くらいまでお休みにさせていただきたいと思っております。

二回目の体外衝撃波治療は来週、木曜日から一泊二日で行う予定です。これで何とか決着付けたいと切に希望しております・・・ca.12mmよ、後生だから粉々に砕けてくれ~~!

今暫くの休載をお許しいただきます。

もののふのこころ 管理人拝



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南京の真実

映画「南京の真実」製作委員会のHP立ち上げ!!


過去二回、拙ブログで採り上げさせていただいてます映画「南京の真実(仮題)」ですが、制作委員会が発足し、そのホームページも立ち上がったようです。

映画「南京の真実」製作委員会ホームページ

拙ブログでも、トップページ-左カラムの「Informations」に、このHPのトップページをリンクいたしましたので、クリックしてご覧いただくと共に趣旨にご賛同下さいます方の今後のご協力を賜りたいと存じます。

HP-TOPは未だ「お知らせ」、「制作趣旨」、「賛同者」の表示のみですが、近日中に制作費支援の方法(ご連絡フォーム)や情報交換掲示板、スタッフブログなども設置されるようです。
また、水島社長(チャンネル桜)によると、この制作委員会は財務等の管理とその透明性を維持するため、チャンネル桜とは運営を切り離し、独立して今後の活動を行っていくそうです。

ただ、現在はチャンネル桜掲示板内にあります「チャンネル桜水島代表「南京攻略戦の真実を伝へる映画制作」支援スレッド(1)」と云うトピックが、情報交換掲示板の役目を担っているようです。


以上、お知らせまで。

映画「南京の真実」に関連する拙ブログのエントリー

南京戦の事実を全世界に伝える日本発の映画!!
結局、敗残兵の処断の是非に行き着くのか?

(追記)

さくら草莽会様のブログにもお知らせのエントリーがありました。

南京の真実(仮)公式サイト



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新年のご挨拶


新年おめでとうございます.
本年も愚論,愚考にお付き合い下されば幸いに存じます.

今年は珍しく家でのんびりしておりました手前,若干遅れ気味のご挨拶と相成りましたが,御陰で色々なサイトの意見を知ることが出来ました.

まあ,中には意見と云うよりは只の煽りやはたまた釣りに近いような下らない言説に接し,右傾化と云われるネット言論に再反動する連中の必死さが伝わってくるようで,それはそれで興味深いことでした.
筆者自身は今,主流を占めているネット言論を右傾化などと云う妙に悪意を込めた呼び方をすることに大きな違和感を感ずる側の人間ですので,そのように思うのかもしれません.

昨年末には,日本政策研究センターが「保守分断戦略に乗せられるな」と題する評論をエントリーしてましたが,安倍政権に対するアンチオピニオンを悉く分断工作とするような論考は返って同政権を弱体化させるものであると考えております.
無論,明らかなる分断工作が存在することは承知しております.
しかしながら,その可否を判断して「批判すべきはすること」への寛容さも持たないことには,その種の保守派は早晩滅していく運命になることでしょう.


是々非々でものを考え,それを実行すると云うことは「言うが易し,行うは難し」の典型です.
今年も愚考を述べるに際し,その狭間で悩むことも多々あろうかとは思いますが,あくまでバックボーンを憂国に据えて何が本質なのかを自問自答しながら「是々非々」の理想を目指したいと考えております.
加えて,読者の皆様方からの前向き,かつ貴重なご意見を今年も頂戴できればと思っております.

これをもってご挨拶とさせていただきます.



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大館 亞津子 著(2007-12)
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