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Misc.Impressions

セデック・バレは反日映画か?

あの親日的映画「海角七号」を撮った監督が今度は反日意図(実際は当時の抗日運動を映画にした)で映画を製作したんじゃないかと云われているようです(馬英九も絶賛したとか)。

映画名は標記の”セデック・バレ(賽徳克・巴莱)”。
日本でも活躍しているビビアン・スー(母方はタイアル族)も出演しています。

要するに、1930年に台湾原住民のタイアル族が起こした「霧社事件」を描いた映画なんですけど、確かに日本人にとっては観るのがちと辛い映画ではある感じです。

何しろ、当時の総督府の扱いにキレたタイアル族が運動会を襲撃して女子供を含む100人以上の日本人を惨殺した事件ですから・・・
でも、その同じタイアル族はあの高砂義勇隊の中心メンバーでもあるんですよね。

歴史というものは得てしてそういう一見して矛盾したものなんですが、やはりここがどっかの国のように歴史を客観視せず、捏造までする連中と台湾との大きな違いなんだと思います。
ただ、前者の馬鹿連中はこの映画を反日プロパガンダに利用するでしょう。

とにかく、まだ観ていないので、何とも云いようがありませんが、少なくともネットで散見される監督のインタビューからは反日的意図があるようには思えませんでした。
日本や台湾にとって、良いことも悪いことも、史実は史実なのだから、それをすべて受け入れた上で如何に現在の関係を築き上げるか?、と云う問いかけなんだと思います。

台湾とは、そういう関係が築ける数少ない”国”なんです。

日本で公開されるか否かは分かりませんが、今度台湾に行ったら観てみようと思ってます(英語の字幕付きだとか・・・)。

話題の抗日映画「セデック・バレ」プレミア上映会、馬英九総統も絶賛―台北市

何か優先順位を間違ってやしないか?


紳助の「行列の出来る法律相談所」(日テレ)を観た。”カンボジア学校プロジェクト”なるものがあるらしい。24時間テレビも含めて、この手の偽善番組は日テレのお得意らしい。
でも、得意なだけに”偽善”との批判を逆手にとって、紳助氏は「やらない偽善よりやる偽善」と叫ぶ。う~ん、一寸待てよ・・・そもそも”やらない偽善”ってあるものなのかなぁと思う。”偽善”というものはある行動が伴って初めて”偽善”たる行為が顕在化して、それを主観・客観を問わず評価するものだろう。これは”偽善”ですよと最初から認めてどうするの?

まぁ屁理屈はいい、カンボジアの子供達がそれで実際に幸せになれるのなら結構なことかもしれない。
下らんことは云うまい・・・とは思うが、でも何か未だ引っ掛かる。

カンボジアの子供達、確かに可哀想だ。
でも、同じ日本の同胞でもっと悲惨な方々がいるだろう?
そう、北朝鮮による拉致被害に遭った方々だ。

いくら可哀想とはいえ、他国の子供達を慮る余裕があるのなら、少しは未だに帰れない同胞にももっと目を向けてくれと思う。これは本来、視聴者ではなく、テレビ製作者に言うべきことかもしれないが、この国(敢えて言う)に巣くう得体の知れない空気が”偽善”の発露を何の利害関係もない、もっと云えば”生々しくない”対象に向かわせてるのかもしれない。だからこそ”偽善”なのだろう。
上のようなバラエティ番組で拉致問題を採り上げるには、それこそ”偽善”では決して踏み出せない真剣さが必要だからだ。

でも実に勿体ないなぁと思う。番組では有名人の描いた絵やら書がとんでもない高額で落札されていた。拉致問題に関して、お金で何が出来ると・・・いや出来る。
例えば、「しおかぜ」プロジェクトだ。今は、珍しくTBSなどが報道してくれたお蔭で少しは解消されたようだが、依然として資金難だと云う。
プロジェクト代表の荒木氏(特定失踪者問題調査会代表)は、いつまで経っても気概を見せない政府の援助を敢えて断っている。何とか民間の力だけで出来ることをやろうとしておられる。上のようなお金の一部でもいい、こちらにも回して欲しいと切に思ってしまう。

この国はあまりに”見せ掛けの善行”に溢れている。
そのキーワードの代表は”戦争責任”、”グローバリズム”、”多民族共生”、”レイシズム”、”フェミニズム”辺りか。人の良い日本人はこのマジックワードに罹ると、すかさず隷属、右に倣え状態だ。続いて、それに異を唱える者達への統制・弾圧だ。
昨今の田母神問題然り、国籍法改悪問題然り。
サヨク達は言う。
「こんなことだから、いつまで経っても日本は世界で信用されない」と。
とんでもない!、こんな物言いは世界が決して”正義”とやらで動いてないことが分かればすぐに瓦解する。

と、まぁ小難しいことはさておき、この国を澱ましている何かが日本人の採るべき”優先順位”を狂わしている。


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台湾・烏來郷へ


この夏、念願だった台湾・烏来(ウーライ)郷にある高砂義勇隊慰霊碑を訪ねた。

滞在中の住処は台北市の中心、南京西路にある柯旅天閣 台北南西(タンゴホテル タイペイ ナンシー)。いわゆるDXビジネスホテルだが、設備、接客共に非常に良く、色々とお世話になったので少し宣伝しておくことにする。
MRT(台北地下鉄)中山站(駅)2番出口を左に折れて1~2分で到着する賑やかで便利な立地。目の前には新光三越南西店があった。欧米や日本からのビジネス客が多いせいか、英語・日本語共に問題なし。台北ナビでも評判は上々なようだ。
近づくと自動で蓋の開くシャワートイレにTV・ジャグジー付きのバス、おまけに電子レンジまで標準で部屋に備わっているホテルはそうそう無いと思う。
Tangoホテル付近(台北市南京西路3號)

さて、烏来までのルートはググると色々出てくるが、代表的なのはMRTで最南端にある新店站まで行き、そこからバス(新店客運)で行くのが一番スマートらしい。次は台北站南側を始発とするバスの烏来行き直通ルート。このバスは新店站から乗るバスと同じである。まぁ平日の昼間だし街中も混むことは無かろう、さらに街の風景をまったりと眺めてみたかったので、後者のルートで行くことにした。
今後、同様なルートで烏来を訪問する方に参考となるよう、写真、地形図(google earth)入りで書いてみる。

ホテルで遅めの朝食を取ってから午前11時頃出発。中山站-台北車站間地下街を抜け、MRT台北車站8番出口で地上に出ると、其処は台北站南側、公園路(図1、2 *図番は図上にマウスをかざす)。出口を左に折れ、公園路を南下すると、すぐに青島西路との三叉路に出る(図3)。青島西路を渡り、すぐに左折して数十メートルほど歩くと、目的の「台北-烏来」(昼間は15分毎で運行)表示のバス停があった(図4、5)。ネット地図やガイドブックで当該バス停を調べると、その場所表示がいまいちあやふやだったので、ここはきちんと載せておく。
図1 8番出口からバス停 図2 公園路
図3 三叉路(公園路)から青島西路をみる 図4 台北-烏来バス停 図5 台北-烏来ルート表示

運の良いことに、すぐに「台北-烏来」表示のバスがやってきた。
運ちゃんに「ウーライ?」と聞くと、すかさず「70エン!!」ときた(日本語じゃん)。
70円とは70元(台湾ドルとも云う=NTD)のことで、日本円にして大体250円である。
料金箱に、調べたとおりの70元を入れて早速乗り込む(乗ったときに料金を払うことを上車収票という、逆は下車収票)。始発で乗った客は筆者一人、ちょっと寂しい。

乗車してから約45分、程良く車内は混み合いながらMRT新店駅に到着した(図6、バス停前の食堂?)。ここで、やはり結構な数の人が乗ってきて立ち客が出始めた。
そこからは緑多き川沿いの山道となり、さらに30分程、揺られて終点の烏来に到着した(トータルで台北市街から75分程度、図7,8)。
図6 MRT新店站バス停前の食堂 図7 烏来(終点)バス停前の駐車場 図8 烏来(バス)終点の様子

烏来のバスストップは駐車場も兼ねており、そこを川沿いに歩いていくと老街(商店街)に続く橋を渡ることになる(図9,10、11)。取り敢えず、老街をスルーしてさらに歩くと、今度はトロッコ駅に続く第二の橋に出る(図12,13)。
図9 烏来は温泉地 図10 老街に続く第一の橋 図11 老街の様子(平日なので閑散)
図12 老街を抜けると第二の橋(覧勝大橋) 図13 橋を渡るとトロッコ駅の表示

ここは台湾ネイティブの一つ、タイアル族の居住区である(図14、やけにでかいタイアル族)。さらに行程は続き、トロッコ(台車)駅と表示してある方向に少し登っていくと駅があった(図15,16)。

50元の乗車料金を払い、乗ってみた。
終点まで僅か5分ほどだが、ミニ「ビックサンダーマウンテン」のようで結構楽しかった(車景をMy@YouTubeにアップしました)。
トロッコ終点を降りて道なりに歩く(図17)。
図14 タイアル族のモニュメント
図15 トロッコ発駅(烏来台車站)の表示 図16 烏来台車站とトロッコ 図17 トロッコ着駅(烏来瀑布站)



そうすると、烏来酋長文化村と云う”お土産物屋兼食堂兼歌舞劇場”に出る。
このお店の前で正面にある烏来瀑布を写真に収めていると、お店から酋長の娘という女性(おばさま)が現れ、日本語でお店の宣伝をされ、パンフレットをくれた。
申し訳ないが、筆者は歌舞(踊り)にもお土産にも興味がない。
もらったパンフレットにも、慰霊碑のことが書いてあったので尋ねてみると、今は例の”慰霊碑に纏わる揉め事”がほぼ円満解決した件で工事中だという。来年の2月に終わります、と言われた。

エッ入れないのか?とは思ったが、取り敢えず行ってみますと言い残して、お店右横の階段をひたすら登る(図18,19)。これが結構辛かったが、普段より、エレベーターを使わず階段で上り下りする習慣が身についているので何とか登りきった。
もう汗だく、台湾は曇っていても非常に蒸し暑い。これがピーカンなら階段登りは殺人的だっただろうなぁと思う。汗がズボンにまとわりつき非常に不快、ハンカチは絞れるくらい。

でもまだまだ・・・登りきったところには舗装路があった(図20)。
これを跨ぎ、またもや階段だ。
今度はそれ程でもなく階段は終わり、またもや舗装路(図21、22)。
図18 酋長文化村横の階段 図19 ひたすら階段を登る
図20 一つめの舗装路
図21 二つめの舗装路(案内板等) 図22 周辺案内の看板

図21、22中にある案内看板の場所から、今度は階段ではなく、蛇行する典型的な山道を登る。
一体全体、どこにあるのよ~と思ったら・・・ありました・・・それらしきモニュメントが。
入口にトラサクらしきものがあり、何やらちょいと下で芝刈りをしてはいたが、普通に入れた。やっとの事で念願の慰霊碑に到着した(図23,24)。

やはり未だ様々なメディアで見たとおり、李登輝元総統による”霊安故郷”の揮毫(きごう)を忌々しい竹が覆っていた(図25~28、My@YouTube)。
図23 慰霊碑入口まであと少し 図24 慰霊碑入口到着
図25 高砂族義勇隊慰霊碑1 図26 高砂族義勇隊慰霊碑2
図27 高砂族義勇隊慰霊碑3 図28 高砂族義勇隊慰霊碑4



例の”揉め事”に対する思いは観るもののスタンスにより様々だろうと思う。
当時、産経新聞の呼びかけに応じて微々たるコントリビューションをしたものとして、こうした行為にはやはり腹が立つし、日台間の絆を切りたい輩(つまりは中共勢力)の分断工作だという側面もまた真だろう。

しかしながら、少し落ち着いて落成式典前後(2006年2月頃)の状況を俯瞰すれば分かるが、我々日本人に押し付けがましさや妙な優越感というか、傲慢さは果たして無かったと言えるのかを考えると、そこには自信がない。
あくまでここは現代の台湾である、もう日本が統治した領域ではないこと、高砂族にも様々な思いがあることを鑑みれば、例え、あの高金素梅(ガオジン・スーメイ)が裏で暗躍したものとしても、彼ら台湾人の当時の判断を断罪する資格は無いだろうと思う。
これは彼ら台湾人の総意としての専権事項であろう。ただし、総意の前にはピュアなと云う形容詞が入るが・・・。

まぁしかし何はともあれ、この度の良い方向での解決には安心した。
きっと、来年には鬱陶しい竹柵も取り払われ、日本のため、そして何よりも台湾のために勇敢に散った高砂族英霊の方々も故郷に安らぐことが叶うだろう(図29)。
図29 霊安故郷

先の終戦の日(敗戦の日とも云う)、筆者は靖國神社で、ここにお供えするものとして靖国桜の入った絵馬型置物と厄除けの御守りを購入させていただいた。
それらを像下にお供えし、ただただ素直に御礼を申し上げた。

あなた方のお蔭で今の台湾、日本の繁栄があり
そして私がこうして此処に存在できることを決して忘れません
本当にありがとうございました

暫くの間、慰霊碑の傍らで休ませていただいた後、来たときと逆の道のりで台北への帰路についた。

以下に烏来周辺のgoogle earth画像を掲載しておきます。
一応、慰霊碑の位置推定はしておきましたが、衛星画像の撮影時期が不明なので確定ではありません(でも多分合ってます)。画像でも明らかですが、もう少し楽にゆっくりと慰霊碑に行くには階段を登るルートではなく、蛇行する舗装路を歩くルートを使った方が良いでしょう。
烏来-トロッコ終点 烏来-タイアル文化村 烏来-慰霊碑から文化村


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靖國の熱い夏


先程、岐阜に帰って参りました。
いやっ暑かったですね。
おまけに新幹線の中まで弱冷房、満席の影響か汗が引きませんでした。

いつものことなんですけど、靖國さんから近場に宿(神保町)を取ってるくせして昨日は正午前の重役参拝で、拝殿前で順番を待っていたら、今年は猛烈な暑気で頭が痛くなってしまい、二拝二拍手一礼後は遊就館に逃げ込む始末でした。

館内では死にそうになりながらも、映画「南京の真実」の大入りに偉そうに満足し、何故か?「海ゆかば」の英訳文を確認し、正午の時報に合わせて一分間の黙祷後、外へ出て大村益次郎像下へと向かいました(遊就館の拝観料は大人は八百円ですけど、奉賛会会員は無料なんです)。

昨年に引き続き、「西村眞悟議員と昇殿参拝する会」に参加させていただきました。
あの広い参集殿が人で完全に埋まっておりましたので、去年より多くの人が参加してるなぁと思っておりましたが、後で、参拝に付き合っていただいた南京ペディアさんが関係者にお聞きになったところ、昨年と同様の400人前後だったとのこと。
何れにしても、”ぶれない国士”である西村眞悟議員の人徳の為せるワザでしょう。

現在、眞悟議員は無所属ですから次の衆院選が危惧されておりますけれども、次も何とか勝ち残っていただきたい、そう思える議員のお一人です。
打って変わって、お隣の千鳥ヶ淵で陛下の御前にも拘わらず、お馬鹿な自虐発言をしていた神奈川県選出の工作員議長殿!、頼むからもう消えてくれ!!

靖國神社と千鳥ヶ淵、間にあるのは靖國通りだけなんですけどね、この溝が埋まるのはまだまだ先のことなんでしょうかね。
英霊は陛下のご親拝を心待ちにしておられます。

さて、その後は近所で燃料補給等したものの、年のせいか体調はあまり回復せず、皆様方と別れて宿に帰って筆者の”終戦の日”は終了と相成りました。


附記、
下の写真は、一晩ゆっくりと休んだ後、今朝(8時頃)再び参拝したときに撮ったものです。多くの人が訪れる靖國さんは、それはそれで大変心強く感じますけど、筆者としては静かな佇まいの参道を歩く一時が非常に心安らぎますね。

3年前の終戦の日、参道内集会で、あの当時日本人であった金美齢氏が仰いました(金美齢女士 於 靖国神社)。

「私は此処に来て、心から”兵隊さんよ、有り難う!”と云います。」

また、左巻きな方々は云います。
「あの戦争の死者の多くは餓死だった、無駄死にだよ!」と。

死を迎えた形態は確かに色々であることはその通りです。きっとご本人にとっても不本意な死に様もあったことでしょう。
しかしながら、そうした多くの尊い犠牲の上に成り立つ日本の繁栄並びに、曲がりなりにも毎日きちんとご飯がいただける有り難みを考えれば、一体何処に無駄死になどあるのでしょうか?

筆者も失礼ながら云いますよ。
兵隊さんよ、有り難う!

さらに附記、
昇殿参拝したおりに、靖国の桜入り絵馬型置物と厄除けのお守りを買って参りました。
この後に、台湾・烏來郷にあります高砂義勇隊慰霊碑に詣でお供えしようと思っております。
烏來郷は台北市郊外にある台湾ネイティブの一つ、タイアル族の居住区。
台北車站の近くから直行バスで行けるそうですから、まぁ何とか行ってこれらそうです。

靖国参道 靖国拝殿 靖国到着殿 靖国拝殿裏庭園

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更新休眠のお知らせ


全くもってご無沙汰しております。
既に3ヶ月前から休眠状態になっておりますが、最近は本業が急に忙しくなりまして、ブログを更新する気持ちが萎えてしまい、拉致問題への苛立ち等、思うことは多々あれど、文章化への障壁が異常に高くなってしまいました。

そんな訳ですので、暫くの間、このブログを休眠いたします。

尤も”更新休眠”なんてタイトルで皆様に宣言するほどの大したブログでもありませんが、ほんの僅かでもおられるかもしれない読者の方々に向けて”お知らせ”をしておくことは最低限の礼儀だろうと思いましたので、こうしてやたらと重いサーバーに再びアップしております。

また、ブログはお休みしますが、リアルの保守活動へは適宜参加させていただくつもりでおります。

勝手を申しまして大変申し訳ありませんが、ご理解の程、宜しくお願いいたします。

「もののふのこころ」管理人 拝

追伸
ブログ再開時は、このサーバー(URL)で更新を持続する所存でおります。
現ブログ(http://trekky.mania.cx/blog/)は8月3日でアクセス不能(契約切れ)となります。
予めご了承下さい。


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クラブ?初体験-良いね 英霊来世


2/17の日曜日、東京・渋谷に遠征してラップグループの英霊来世のライブに行き、ついでにクラブを初体験してきました。ジャズが好きなので、ライブハウスそのものには新宿ピットイン等、出張の折りに割りと出掛ける身の上ながら、スタンディングでライブを体験するのは初めて・・・もう若くない体にとっては結構キツイものがありました(何となく落ち着かないし・・・)。

とは云え、英霊来世はやはり良かった。
ラップと云うカテゴリーは前から知ってはいたのですが、どうも訳が分からなくて。
”韻を踏む”って云うんでしょうか?、意外と彼らのメッセージに合うことを発見した次第です。

グループのブログを拝見すると、九段(kudan)を唄った五穀豊穣さん、何度唄っても泣いてしまうのをお悔やみのようですが、良いんですよ、ライブはお客さんが感動すれば全く問題ナッシング!、何も”そつなくこなす”ことだけがプロの仕事ではないと思います。

千歩譲ってA級戦犯がいたとしても、246万柱の英霊が消えることはない、だから行こうよ 日本の総理!(泣き)

こんな感じかな、理屈を通り越して良いメッセージだったと思います。
jyunkokusitisi.JPG

殉国七士

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靖国のお社

合間にあった高森明勅氏の一時間ほどの講演も分かりやすくて世界最古の国「にっぽんの誇り」を再認識しました。
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高森先生のご講演

こういうことを普通に子供達に教える教育でありたい。
そう、”ふつうに”・・・これが今、極めて困難であることは皆さんよくご承知のこと。

”WGIP INSIDE”な世の中にあって、如何に当たり前の認識の根を張らせるか、英霊来世もその方法論の一翼を担っています。
是非、頑張っていただきたいと思います。
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上手いね!

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時が熱狂と偏見とをやわらげた暁には・・・きっと


最後に彼らのアルバム「矜持」上のデザインのTシャツを購入し、ライブに付き合っていただいた方々と夜中まで有意義な?会話を楽しんだ後、宿に帰って爆睡したのでありました。
Kyouji.jpg
「九段」も泣けます


英霊来世 オフィシャルHP
英霊来世-AreiRaise-の○日記
AreiRaise - 矜持 (MUSIC VIDEO)

「負けると知りつつも立ち向かう  時に命賭して勝ち掴む  それは善悪超えて尊いしデカい  俺たちのご先祖は間違ってない」・・・良い歌詞です。



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殉国七士の眠る興亜観音


いつもの出張の折り、週末を利用して東京に三泊し、予てから伺うつもりでおりました熱海の興亜観音に参拝させていただきました。
熱海までは、めんどくさいので東京から新幹線で行きましたが、熱海駅に着くと運悪く(興亜観音方面の)伊豆山バスは出たばかりで(一時間に一本って・・・)、待つのがこれまためんどくさいのでタクシーで行きました。

ところが、タクシーの運転手さんは可成りのベテランぽく見えたのですけど、興亜観音を知らない(?_?)と云うオチに少しズッコケながらも、無線で連絡をとりながら何とか到着。
結構、息を荒くしながら山を登っていくと、HPで見た陶器の観音様が鎮座されており、写真を撮っているところでご住職(先代住職のご長女)にお声を掛けていただき、色々と説明を受けながらお話をさせていただきました。

kannonsama.jpg

怨親平等の観音様、興亜観音

興亜観音の詳細についてはHPを参照していただくとして、ここは昭和殉難者(正式には法務死亡者、いわゆるA級戦犯)である殉国七士の方々のご遺骨が眠っておられる場所です。
ご住職の説明を受けながら順にお線香をあげて、静かに合掌しますと、靖国神社参拝とはまた違った感慨が湧いてきます。
多くは語るまい、いつの日か、陛下のご親拝が叶うことがあらばと願いました(ご親拝と言っていいのでしょうか?)。

sitisinohi.jpg
殉国七士の碑です


ところで、ご住職から映画「南京の真実」について耳寄りなお話を伺いました。
映画の配役(キャスト)についてなんですが、「つい先日、映画で松井(石根)大将役を演じられた俳優の浜畑賢吉さんがお参りにお出でになりました」とのこと。
配役・撮影に関しては色々と難航を極めているとのお話を聞いておりましたので、ベテラン俳優で靖國神社とも所縁のある浜畑さんならと納得した次第です。
本堂の中に松井大将が着ておられた外套が飾ってあるのですが、浜畑さんが着ると、まるで測ったかのようにジャストサイズだったとか。
「きっとご縁があったのでしょうね」と仰るご住職に同意することしきり。

お茶と飴をいただいた後、賽銭箱に些少額を感謝させていただき、御礼を述べて観音様を後にしました(今度はちゃんとバスで)。
東京に戻った後、これまた全くもって似つかわしくないジャズライブで乗りまくったのはナイショです(於 新宿ピットイン)。

fuukei.jpg
風光明媚なところでした


映画「南京の真実」のキャストについてはHPを見ると、”キャストは近々公開!”とありましたので、公表は拙いかな?と思いましたが、浜畑賢吉氏のHPには堂々と「11月6日より、映画「南京の真実」松井石根大将役で出演。頭を五分刈りにしました。」とあったのを発見して公表させていただくことにしました。


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Desperado


Desperado, why don't you come to your senses? ~ で始まるイーグルスの名曲、デスペラード(邦題:ならずもの)。
拉致被害者の蓮池薫氏が捕らわれの地の闇市で手に入れ、こっそりと聴いていたと云う曲。氏はこの曲を聴きながら、きっと強烈な望郷の念に駆られ、同時に何度も絶望感を味わったのだと思う。
デスペラードを辞書で引くと、「ならずもの、無法者」と云う訳ばかりだけど、私の中では「まっ 世の中、こんなもんさ」と、自分の殻に閉じこもる”ひねくれ者”をイメージしてしまう。
蓮池氏は、いつまで経っても助けに来ない祖国に対して、望まずしてデスペラードになってしまったのだろう。

でも彼は二十数年ぶりに救われ、今は愛する家族と共に祖国・日本に暮らしている。
本当に良かったと思う。

一刻も早く、他の拉致被害者の方々も救ってあげたい。
「ならずもの、無法者」などと云う言葉なんかではとても形容し難いほど悪辣な独裁者の気まぐれのために、今も、多くの方々が北の地で孤独と必死に戦っている。
自らの意思でフェンスから降りることを許されない彼らは、今も祖国の助けを必死の思いで待っている。
Before it's too late ...(手遅れにならないうちに・・・)

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Desperado, oh, you ain't gettin' no younger
Your pain and your hunger, they're drivin' you home
And freedom, oh freedom well, that's just some people talkin'
You're prisoner walking through this world all alone

デスペラード、君はもう若くないんだよ
痛みや空腹を覚えると家に帰っちゃう
そう、よく自由を求めてって、そんなこと言う人もいるだろうさ。
君って、この世をたった一人で歩いている囚人だよ

Don't your feet get cold in the winter time?
The sky won't snow and the sun won't shine
It's hard to tell the night time from the day
You're losin' all your highs and lows
Ain't it funny how the feeling goes away?

冬になると足が冷えるだろ?
雪も降らないし、太陽も輝かない
夜も昼も分からない
気持ちの高ぶりも落ち込みも失っちゃって
感情が消え失せるって、おかしなことだと思わないのかい?

Desperado, why don't you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin', but there's a rainbow above you
You better let somebody love you, before it's too late

デスペラード、いい加減、気づいたらどうなんだい?
さあ!フェンスから降りてゲートを開けなよ
雨が降っているかもしれないけれど、虹だって君の上にあるだろ
誰かが君を愛してくれるようにした方がいいよ、手遅れにならないうちにね

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Eagles Desperado


Linda Ronstadt & The Eagles Desperado

(オリジナルよりこっちの方が好きだったりします)


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月刊「Will」11月号の茂木論文に絡む妙な論争


すいません、またも南京事件関連の話題です。
三日ほど前に自民党の戸井田議員のブログ(丸坊主日記)に「南京問題の史料を渡部昇一先生が評価」と云うエントリーが上がりました。
すると、そこに関連話題ではあるんでしょうけど、ある人が「Will」11月号に掲載された茂木弘道氏の論文(『南京大虐殺』は中国の謀略デマ宣伝)を中傷するかのようなコメントを書き込んでいました。

私はこの記事を既に読んでおりましたので、まるで誤読に誘うかのようなコメントに対し、以下のようにレスしました。

-----------------
貴方が保守派を装った虐殺肯定派でないのなら、以下の投稿をよく読まれた方が良いですよ。
因みに私もこのnmwgip氏と同じ意見です。

Re: WiLL11月号の茂木論文(nmwgip氏のご意見)

>「原資料にあたることをせずに、この本の引用部だけを見ると『顧維欽南京二万人虐殺非難』演説と解釈するのも無理からぬことである」と断定しているのです。

都合良く切り取って文脈をねじ曲げちゃ駄目ですよ。
-----------------

東中野氏や茂木氏の論考に関しては、虐殺否定派の間でも色々な確執や論争があることはよく承知しておりますし、私も今回の茂木氏の論文には戸井田議員(及び水間政憲氏)に誤解を抱かせるような箇所があるなとは思ってましたので、ちょっと首を突っ込んでみた次第です。

しかしながら、上の書き込みや後に続く茂木氏への中傷にも似た妙に必死な書き込み、さらには飛び火したYahoo掲示板(南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘)での書き込みを見るにつけ、どうもこの論文を茂木氏批判(果てには東中野氏批判)に転嫁したい意図が少なからず存在するように思えました。

この論文の大意に関して、私も上で紹介しましたnmwgip氏のご論考と同じ考えです。
実際、戸井田議員らの”外務省から新たな一次資料発見”のニュースがあったとき、すぐさま虐殺肯定派?(まぁ否定派じゃない人々と云った方が良いかな)から、「そんなものは既に「ドイツ外交官の見た南京事件」に載っているのに何が大発見だ!?」とか、「否定派は、当時には中国に虐殺の認識がなかったとか云うが、当初からそれがあったじゃないか!?」と云った意見が出ているのを、2ちゃんねる辺りで私は目撃しています。

ですから、そういう意味で否定派から今回のような指摘があることは良いことだと考えてました。ただ、その主張の中に、戸井田議員らのご努力へのリスペクトが足りない引用の仕方があったことは残念には思ってます。

この諍いを観ていると、nmwgip氏が直近の書き込みで仰ったように、

-----------------
そして両者に共通する結論は、顧維鈞が何を言おうと、国際社会は「南京(大)虐殺」を事実と認めなかった、というものだ。この共通結論こそが重要なのであって、何を無益な角の突き合いをしているのか、と私は考えているよ。
-----------------

と私も決したい気持ちです。
こんなことやってるから、虐殺肯定派から訝しがられ、またそれを踏み台に叩かれるんですよ。
まぁ、これには「東中野修道教授 盗作問題について」に絡む確執が当該サイト(松尾一郎氏)と東中野・茂木氏両者の間に有るように見受けられます。また、当該サイトには「『WiLL』07年11月号の茂木弘道論文を検証する」もあります。おそらく批判者はこれを読んでnmwgip氏を叩いているのでしょう。確かに茂木氏の間違いもあるようです。
しかし、私の結論は変わりません、何やってるんだとね。
レベルの低い否定派は屁理屈の得意な肯定派から論破され、結果、否定派のクオリティを下げることも事実ですが、否定派同士の足の引っ張り合いはさらに否定派の志気を削ぎます。言っておきますが、私は別に茂木氏を擁護する立場でこれを書いているわけではありませんよ。ただ、nmwgip氏に関しては、本意を理解されずに、まるで盲目的な茂木・東中野氏の信奉者のように扱われていることを気の毒に思ってはおります。

否定派の有名言論人の方々は、このことも考慮しないと世間的に観て明らかに劣勢の不名誉は覆せないのではと考えます。
折しも、映画「南京の真実」が公開直前なんですから。



因みに、以下にnmwgip氏による非常に有用なサイトがあります。

今尚進行するWar Guilt Information Program(戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)に対抗する為の資料収集を目的とするサイト

WGIPに関する論考サイトですが、いわゆる「南京大虐殺」についても鋭い分析をされておられます。とくに否定派にとっては理論武装に好適なサイトです(私も幕府山事件については少し見解を虐殺否定系に改めるようになりました)。


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冷静なる査読者


ほぼ一ヶ月ぶりの更新となります。
先月の終わりから今月初めまで国際会議等で六度目の中国に行ってきました。
今回は北京、西安を周りましたが、いつもと違って北京では初めて青空というものを見ましたし、空港ではぼったくり白タクの兄ちゃんも消え、精神衛生的にも身体的にも、わりと平静に過ごすことが出来ました。

最初、空港に着いた時はいつもの異常な曇天で、霧にむせぶ夜ならいいんですけど、ここは毒霧の都 北京と云うことで覚悟していたところ、強風のせいか、翌る日は今までの北京では見たこともない快晴の青空に吃驚した次第です(あそこは周辺の石炭燃焼が災いして、重金属や硫黄酸化物の濃度が他所に比べて可成り高いと云うデータがあります)。季節のせいでしょうか、夏だとこうはいかないでしょうから、北京五輪で活躍されるアスリート達の体調面が心配ですね。

西安では兵馬俑も行きましたが、それより周辺の異常な開発ぶりに驚きましたよ。五輪を見越してのものでしょうけど、そんなに客 コネーヨ!なんて思ったり、兵馬俑建設に関わった労夫達を生き埋めにして秘密を守ったとか云う非道な始皇帝に中共の原点を見たりとかしました。あんまり言うと、バカウヨは根拠のないデマを飛ばすとか言われますから、この辺りで止めておきましょう(笑)。


さて、映画「南京の真実」についてインデックスページでもお知らせしてありますように、来月14日に東京・九段会館にて三部作の第一部が公開されるようです(私も今のところ行く予定です)。変な連中から有ること無いこと言われてきた、この映画ですけど、公開の運びになったことは本当に良かったと思います。まぁ、しかし公開されてからが、また大変なんでしょうねぇ、やれデマだとか、史実に反するとか、彼らの重箱突きはいつものことですからね。

筋道を弁えた反論なら真摯に対応することは吝かではありませんし、チャンネル桜もきちんと反駁すべしと思います。
しかし、どうも私は彼らの根底に眠る”怨”を感ずるんですね。どうしてそこまで、旧日本軍を悪者にしたがるのか皆目理解できないんですよ。
史実というものは過去に起こった或る事実に対する客観的判定でしょう。しかし、それが戦後、或る意図(主観)を持って一方向だけに進んでしまったように思うわけです。その意図がWGIPなのか、自国民の戦争行為への(または敗戦したことへの)贖罪意識なのかは断定できませんが、少なくとも戦勝国である米国は後者を利用したことだけは確かなことだと思っています。

それはきっと政治、マスコミ、社会科学までもを包括した強大な潜在力を持ってしまったんでしょうね。既に完全な社会基盤になってしまったと言っていいでしょう。
ゆえに、その方向性を変える動きに対して異常に敏感になり、当事者を歴史修正主義者と罵るようになるわけです。修正主義者を「Revisionist」と呼ぶわけですけど、それは「Revision (修正)」本来の好意的意味に使われることはありません。私は自然科学系の論文を書きますが、査読者(レフェリー)に指摘されたことについて当然の如く、「We revised this manuscript according to your opinion.」と書いて修正した原稿を送ります。そうしないとパスしないというのも勿論あります。自然科学は思想性とは関わりのない冷徹な”再現性”の世界です。客観性を欠いた実験結果や結論は大抵の場合、見透かされます。だから修正をするんですね。

社会科学分野でも当然、サイエンスですから客観性を重要視することは分かっています。しかしながら、とくに歴史学では本当に客観性に立脚した判断を常に行っているのかという疑問を、私はもっています。これは歴史学者に対して非常に失礼なことかもしれないけれど、本当に上述した強大な潜在力に呑み込まれてないか、本当に一方的な情報のみに依拠してないか、どう判断しているんだろうか?疑問なんです。

”歴史学が何たるかを知らない馬鹿が何をほざくか!”と言われるのは別に構わないんですけどね、でも本当に貴方たちは我々とは違う方向性(主観)でもって判断などしていないと誓えるんですか?と問いたいところです。
こういう場合、どちらにも偏らない冷徹な判定の出来る「査読者」っているんでしょうか。
どうも、この手の議論を観ていると、冷静なる査読者などいないのではと、思ってしまうのは私だけではないでしょう。

だからこそ、真摯に、冷静に映画「南京の真実」が描く歴史観や史実判定を見て欲しいと思うわけです。


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