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アーカイブ: 2006/12/30
南京戦の事実を全世界に伝える日本発の映画!!
- 2006.12.30 Saturday
- Misc.Impressions
昨日のエントリーで今年の愚考は終了にしようと思っていましたところ、チャンネル桜の水島総代表が公式メールマガジン(【桜・ニュース・ダイジェスト】)で非常に頼もしく、嬉しい冒頭言を述べられていましたので、以下にほぼ全文を引用し、後で若干の感想を述べることにします(適度に改行してあります)。
年末にあたって 日中情報戦争開戦 水島 総
「生死事大 無常迅速」という禅の言葉がある。今年は、特に時の経つのが早いと感じられた一年だった。同時に、「生死事大」とも強く感じさせられた年だった。色々な素晴らしい人々に出会い、そして別れた。文字通り、一期一会になるだろうと感じた人も数多くいた。
南京攻略戦の最前線で戦われた九十歳を超える三人の元兵士の方に証言を頂き、番組として放送出来たことも、強い印象として残っている。この皆さんは、南京城の光華門を攻めて、突破し、入城した兵士達だが、いわゆる「南京大虐殺」と言われるものが、全く嘘であり、正々堂々の武勇に満ちた戦いであったこと、同時に、我が帝国陸軍の軍規の厳しさと皇軍として誇りを余すところ無く証言として頂いた。番組収録が終わったとき、その中のお一人が晴れやかな顔で、「これで思い残すことは無くなりました。先に逝った戦友たちにも笑って会えます」と話してくれた。歴史的捏造による屈辱が、現在まで続いていたことが推察できて、胸が詰まった。
今年も、私達日本文化チャンネル桜は、歴史の見直し番組を作り続けてきた。中でも、沖縄渡嘉敷島の集団自決が軍命令ではなかったという新たな決定的証言や、この三人の方の南京証言を放送できたことは、それだけでもチャンネル桜を立ち上げた意義があったと思っている。
しかし、来年一月後半、アイリスチャンの捏造本を基にした「南京大虐殺」映画がハリウッド資本とアメリカオンライン(AOL)の手によって製作され、全米公開される。
当然、中国の金と諜報活動によって踊らされたアメリカの関係者が製作したのだろうが、これは非常に深刻な意味を持っている。先ず第一点は、アメリカという場所の問題である。この歴史捏造映画がハリウッド資本による全米、あるいは全世界公開(配信)されることによって、南京大虐殺なる歴史の嘘が、全米の人々と全世界の人々の共通認識になることである。中国の情報工作によって、間違った歴史認識と反日意識、そして親中意識が同盟国アメリカ国民の意識の中に定着し、ひいては世界の人々の中にそれが定着することである。
また、これも中国の狙いだろうが、ユダヤ資本が中心と言われるハリウッド映画界とユダヤ人社会に、ナチスのホロコーストと日本の「南京大虐殺」なる嘘が、タブって認識されることである。
私たち日本と日本人は、中国から情報戦争を公然と宣戦布告されたのである。
このまま手をこまねいていては、結果として、大東亜戦争を戦われた英霊の皆様の汚名を放置し、黙認することになる。祖霊のおかげで今を生きる私たちが、何もしないのは許されないことだ。
これまで私たち日本人は、相手側の歴史的な捏造や言いがかりに、沈黙でしか答えてこなかった。アメリカの原爆投下や東京大空襲、ソ連のシベリア抑留、満州侵略の残虐行為等、一切、問題にしてこなかった。
しかし、今、歴史的に無かったことを先祖が為したこととして黙認することは、祖国と英霊の皆様への裏切りである。
この南京映画公開の報道が為されて以来、私はずっと、日本の保守派の皆様の反応を見てきた。しかし、大きな動きは無かった。私はやっと、気づいた。この役目は自分に課せられているのではないかと。私は、長年、映画監督協会や脚本家連盟の会員として、映画やテレビドラマ、ドキュメンタリーを監督、製作して来た。その役割を担うべきは、私だけだったと、ようやく気づいたのである。
私は一晩考えて、決意した。南京攻略戦の真実を伝える映画を製作しようと。
中国による歴史捏造を危惧する皆さん、南京戦の事実を全国、全世界に伝える映画を、日本人全員の力で作り上げようではないか。
この情報の日中戦争を、日本人全員の手で勝ち抜き、我が日本と英霊の名誉と誇りを守り抜こうではないか。
年末ながら、日本会議やチャンネル桜に集う学者・文化人・ジャーナリストの皆さんにも声をかけ始めた。年明けにあるアメリカでの映画公開にあわせ、私たちも製作記者会見等、本格始動を開始し、そういう情報発信をしていく予定である。
皆様一人一人の「草莽崛起」の力をお願いしたい。
ここで述べられている南京攻略戦で戦われた元兵士の方々の証言を放送した番組は筆者も録画して視聴しております(三回シリーズでした)。この方々は野村利幸氏(福井県郷友会会長/福井県隊友会顧問)、斉藤敏胤氏(福井県郷友会顧問/福井県隊友会顧問)そして近藤平太夫氏(英霊にこたえる会 福井県本部会長)のお三人です。
内容はすでに上記で水島氏が述べられているように(ちょっと断定口調ですけど)、少なくともお二方(斉藤、近藤両氏)の見た南京戦(上海-南京入城-陥落-徐州進軍)では中共の云う、いわゆる南京大虐殺に相当する残虐行為は無かったことを語っておられました。
無論、歴史検証番組ではありませんので多方面からの分析が為されて、その確度をを図る訳ではありませんし、ましてやほんの一部をもって全体を決定することなど出来ません。
しかし、間違いなく南京戦の当事者が当時を語った証言として貴重なものでした。
お二人の証言で印象に残ったのは、南京市(安全区+城内+城外)の人口の話と便衣兵の存在についてでした。
南京の人口論で虐殺が無かったとか云うと、すぐに飛んでくる輩がいますが筆者はそんなこと言いませんよ(笑)。いわゆる「20万人しかいないところで30万人も殺せるわけがない」の類ですね。このキャッチフレーズは南京市全体の人口が正確にクリアされない今となっては、まぁ言わない方が余計な揚げ足を取られないで済みます。
実際、証言では南京城外(とくに南京市内辺縁部のことを指したと思われる)には可成りの逃げなかった人が民家に隠れていたと証言されてました。これは日本軍の進軍路から離れた村等にいた人達であると思われます。尤も、それらの方々が虐殺されたわけではなく、治安の回復に伴って安全区に戻ってきた結果、人口が増えたのでしょう(ここは推測の様子でした)と仰ってました。また、安全区以外の城内には(少なくとも見た範囲では)誰もいないようだったとも仰っておりました。
また便衣兵についてですが、お二方はそれらしいのを目撃しなかったと証言されてました。
尤も、一見して兵士だと分からないので便衣兵なんですけどね・・・まぁこの辺りからも、お二方の正直な発言であることが分かりますね。
だって、(筆者も含めた)否定派は便衣兵が沢山居たんだと言っているわけですから、それに迎合しようとするのなら「ああ一杯居たよ」と言うでしょう。
筆者の感想では、少なくとも、お二方の所属された部隊(第九師団第十八旅団司令本部付だったと思う)は民間人を含む人間を虐殺したり、略奪行為をしたことなど無かった(物品を購入:官憲徴発)と云うのがよく理解できましたね。
虐殺の定義、捕虜か不規則兵士(非交戦資格者、便衣兵)かの議論を言い出すと、自分でも未だ纏まった考えがあるわけではないので、この辺りで証言のお話については止めておきましょう(随分長くなってしまった・・・)。
このエントリーで言いたかったことは、水島代表が最近の米中合作とも云える歴史歪曲・誇張の喧伝(ブラックプロパガンダ)を憂えて、ついに南京戦の事実を全国、全世界に伝える映画を制作すると宣言してくれたことです。これはホワイトプロパガンダとも云えます。
水島代表が左派や左巻きメディアに色々と言われていることは承知しておりますが、なかなか利益の上がらないTV局を運営し、こうした映画を制作する志(こころざし)を貫くことは並大抵の意志では出来ません。
素直に称賛を送りたいと思います。
これから資金繰りやら不当な妨害やらあるでしょうが、それを承知で敢えて決意されたことは同じ思いを抱く筆者としては非常に嬉しく有り難いことです。もし、寄付の募集でもあったなら、出来る限りの協力を惜しまない予定でおります。
問題は完成後にどれだけの興行幅が確保できるかと云うことでしょうね。あの「プライド 運命の瞬間」や「宣戦布告」を、一体どれだけの人が見たかを考えれば容易に想像がつくことです。
どんなに頑張っても、多分、中共レベルのプロパガンダ規模には及ばないでしょうけど、ほんの少しでも英霊の名誉を守り、回復することができたら十分成功だと思ってます。
中共の加担組織(世界抗日戦争史実維護連合会)は、サンフランシスコのこともあろうに日本町でふざけた記念日を制定しました(南京追悼の日を制定 サンフランシスコ)。
今年だけの限定だそうだが、控え目だったとは云えSF市長までも下らない悪のりをするなと言いたい。
こうやって、加速された中共のブラックプロパガンダは進行していきます。
筆者は不必要に先人達を貶めることに加担したり、見て見ぬふりをすることだけは絶対にやりたくありません。
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