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アーカイブ: 2006/12/19
国賊閑居して靖国貶む
- 2006.12.19 Tuesday
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丹羽雄哉氏が総務会長になったのを見計らって派閥を乗っ取った、ご存じ政界一の卑怯者 古賀誠がバカの一つ覚えのように分祀、ブンシと何やら画策しているようです。
おおよそ政治家の悪業(あくごう)を凝縮したような人物を未だに会長に据えておく遺族会、その中にあってもご英霊に失礼だと思われる方々も少なからずいらっしゃることでしょう。
日本遺族会:A級戦犯分祀の是非などで勉強会開催へ
日本遺族会(会長・古賀誠自民党元幹事長)は20日、靖国神社に祭られているA級戦犯分祀(ぶんし)の是非などに関する勉強会の初会合を東京都千代田区の九段会館で開く。議題は今後の遺族会の組織や、非宗教法人化も含めた靖国神社のあり方など幅広いものになりそうだ。
戦後60年以上たち、戦没者遺族の減少や高齢化で組織の先細りが懸念されている。年内に勉強会を開始するのは、来年4月の統一地方選、7月の参院選と続く政治日程をにらみ、組織維持に向けた引き締めのため、靖国神社をも巻き込んだ抜本的な議論を深める必要があると判断したため。
参加者は正副会長と常務理事の約10人。同会は地方議員200人以上を抱え、2月に全国の地方代表100人以上が集まる理事・評議員会が開かれる。この場で議論の方向性が説明される見通しだ。ただ、分祀論の賛否で会が割れるのを防ぐため、結論は参院選後になるとの見方がある。
古賀会長は分祀論を提唱し、靖国神社の総代を辞任した。12日の講演では「中国や韓国に言われて考えるのではなく、国内問題として議論すべきだ。(A級戦犯の)合祀は適切だったのか、遺族会も神社も共に検討すべきだ。できるだけ早く遺族会としても考えをまとめたい」と話している。
古賀誠は、靖国の総代を辞任したのなら同様に遺族会からも手を引くべきです。
「中国や韓国に言われて考えるのではなく・・・」と云うフレーズは、屈中派特有の論点逸らしテンプレートです。これを言う連中の真意に分祀反対論など微塵もありません。
そもそも国内問題だというのなら、古賀はどうして「これは内政干渉に当たる」と中共にはっきり言えないのでしょうか?
わざわざ中共くんだりまで謝罪・ご注進旅行に出掛けるような輩に国内問題として議論すべきだなんて言って欲しくありません。
安倍総理の訪中によって、中共は最近では表立った靖国批判をしていないように見えますが、裏では有名無名に工作を仕掛けて批判を代弁させているようです。
先日も、ブッシュパパに首相の靖国参拝を批判させてましたね(ブッシュ元米大統領が靖国参拝を批判)。同時に日本の民主主義ぶりを称賛して八方美人ぶりを示したブッシュパパですが、訪日後、安倍総理と懇談した際にはその事には触れず終いだったとか。
共産党・赤旗サイトに掲載された上記報道では、ブッシュパパは真珠湾奇襲攻撃を振り返って、日本は「歴史を否定すべきでない」と言ったそうですが、これが歴史を肯定的に捉えていることへの批判と同義だとするなら、アメリカに対しても、アメリカは「原爆投下や東京大空襲を行ったという歴史を否定すべきでない」と取り敢えず反論しておきましょう。
また、その言質を利用してお得意の日本の支那における行いを全て侵略に置き換える中共にも、支那事変前における自国の無統制ぶりを恥じ、その歴史を少しは反省していただきましょう。
今現在でさえ、平気で他国の主権や人権を蹂躙する中華帝国主義者どもを観ながら、誰がそんな過ちを犯すものかと、良識ある日本人は思っていますよ。そういう意味では、中共は非常に優れた反面教師として国際社会という教壇に立ってくれてます。
日中歴史共同研究の開催に際し、日本側座長の北岡東大教授は
「日中間の歴史認識の違いはイメージが肥大化して、実際よりも大きく見えている。過去の歴史をめぐって議論が紛糾し、現在や未来のことに取り組めないのは不健全だ」 (NHKニュース抜粋)
と言ったそうです。イメージの肥大化が中共側の誇張・歪曲を指しているのならその通りですが、果たして日本側の学者にそれを厳しく指摘できる程の度量のある方はいるのか疑問です。
こちらが幾ら純粋に学問的見地から見解を述べようとも、中共側の学者達に政治的思惑を除いた学術的視点を求めるのは無理な相談です。極論すれば、彼らと掴み合いの喧嘩が出来るくらいの人でないと、間違いなくあちらさんの思惑に乗せられてしまいます。
だからこそ差異の認識を共有する程度に留めておきましょうと、筆者は再三再四述べております。それが出来なければ、こんな共同研究はやるだけ無駄です。
はてさて、近代史における戦後処理で戦犯問題が出てきたときに、日本側学者達はいわゆるA級戦犯と靖国問題をどの様にリンクさせるのか、非常に興味あるところです。
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