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アーカイブ: 2006/12/08

いじめた側の出席停止案について


以下のニュースにある“いじめ即出席停止は乱暴”について、2チャンネル辺りでは何故か伊吹文科大臣を叩く意見の方が多いですね。

“いじめ即出席停止は乱暴”


筆者はいじめた側に焦点を合わせれば、場合によっては刑事罰も含めた強い措置が必要だと思ってますから、基本的には「出席停止」措置に賛成の立場です。

しかしながら、”いじめ”というのは被害者が自殺するような陰惨なものから、単に被害者側の独りよがりな被害者意識によるものまで、其れこそ無数に存在します。
前者はセンセーショナルな例ですから、マスコミが過激に報道しますので非常に分かりやすい事例ですが、後者については、いじめた側と認識されている人間にしてみれば、単なる助言・注意だったと云う例だって考えらるような非常に曖昧な”いじめ”です。

要するに、それが”いじめ”であると認定する側の判断は何を基準に誰が行うのか?と云うことに尽きます。後者を例に採れば、ある”いじめ”とされる事例が発生したとき、それは大抵の場合、本人の申告を伴うでしょうから被害者側が意図的にいじめた側を貶めることだって可能です。
こうした場合、それが客観性をもって”いじめ”であると判断するには非常に複雑な手続きと時間がかかります。
”いじめ”というのは、マスコミで報道されるような分かりやすいものだけではないってことです。

謂わば、総合的な判断基準とそのシステムが未だはっきりしていない以上、文科大臣としては「いじめ即出席停止」を乱暴と表現することは全く妥当なことだと思います。とてもじゃないが「即」、決められるような代物ではありませんから。
教育再生会議の出した「いじめ問題への緊急提言(案)」(pdfです)に出席停止の項目が入らなかったのは、上のような意味合いを鑑みた結果だと考えてます。
勿論、これには「出席停止」の事後措置をどうするのかという問題も包含しています。


また、このニュースによると、伊吹文科大臣は以下のことも発言しています。

「教育再生会議は、今後もいろいろな意見を主張し、法律の改正を求めることもあるかもしれないが、私は責任ある大臣として、実現できないことや実現すべきでないことについては当然言っていくつもりだ」



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