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アーカイブ: 2006/10/12

Bush said ”We won't attack North Korea”

安倍総理は日本単独の制裁を拉致問題も取り込んで決断、実行するようです。それはそれで結構なことです。日本は何よりもその決意を見せねばなりません。

■ 北朝鮮への追加制裁措置の骨子

一、すべての北朝鮮籍船の入港禁止
一、北朝鮮からのすべての品目の輸入禁止
一、北朝鮮籍を有する者の入国の原則禁止。在日の北朝鮮当局職員以外の者の再入国は除く
一、今後の北朝鮮の対応、国際社会の動向などを考慮しつつ、さらなる対応を検討

これに加えて、*朝鮮総連の徹底監視体制の強化、*パチンコ資金までも含めた金融制裁の強化断行、*輸出の禁止も盛り込んでくれたら尚良かったと思います。
それに何と云っても、これらは平壌宣言の破棄が前提に無ければ、甘さが滲み出てしまいます。今までをリセットして新たに対北戦略を構築していく勇気が是非とも欲しいところです。

しかしながら、やはりこうした制裁は拉致問題だけで、もっと早く、やっておくべきだったと思います。日本には十分にその資格があったはずですから。
それに、前々エントリーから言ってますように北は多分、武力オプション以外の如何なる制裁も覚悟して一連の行動をとっていますので、現時期での日本からの制裁はおそらく余り効き目はないと思います。

ブッシュ大統領は「We won't attack North Korea」(我々は北朝鮮を攻撃するつもりはない)と言ってますが、北は明らかにその事は織り込み(予測)済で行動をとってます。
確かに強硬一辺の軍部が金正日を操っている可能性もありますが、金はアメリカの周辺事情(イラク・イラン問題や中国との関係)をよく知ってますから、未だそれを逸脱しないだけの知恵が働いているようにも思えます。
ですから、ブッシュも「攻撃する意図はない」と云う”釣り”でもって、北の更なる逸脱行動を誘発させようとしているのかもしれません。アメリカはやるときには即、やりますからね。

これからの北の動きは自壊を加速化させることはまず間違いないことです。そのポイントは2回目の核実験もさることながら、2回目のテポドン試射が太平洋にまで届いた時かもしれません。
彼らの行動はもはやエスカレートするしかないのですから、必ず叩くチャンスはやってくるはずです。その時まで日本はアメリカや中国、ロシアの動きをよく勘案して、安全保障と拉致被害者の救出を同時に得る必要があります。
安倍総理については筆者も色々と言いたいことはありますし、またすでに言っているわけですが、期待しているからこそ言うべき事は言わねばなりません。
総理の双肩はそれに耐えて貰わねばなりません。



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