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アーカイブ: 2006/08/09

ほくそ笑む日経社説(8/9)


今日の日経社説は何かこう,内心にある嬉しさが所々に顕れているように感じました。

{法輪功殉教者の臓器を売るほど信心深い中共様の圧力でもなかなか効果の上がらなかった「A級戦犯合祀問題」,困ってたところに日本国内の商売屋エージェントからの有り難いご注進,よーしっと乗ったらアラ不思議,増えた増えたと分祀論者に参拝反対論者,さすがに神頼みの甲斐があったと喜ぶ中共と商売屋ども}

といったところでしょうか?

まぁ世論をこんな状況にもっていかれた時点で殆ど負けクラスのピンチなんですが,資料の検証によってはサヨナラ逆転満塁ホームランの可能性も無きにしも有らずとはいえ,肝心のものはしっかりと差し押さえられてますからねぇ。疚しきところが無ければサッサと公開しなさいよ,ニッケイさん。
靖国神社のあり方論議を深めるべきだ(8/9)

靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)への内外の批判が高まる中、麻生太郎外相が靖国神社を宗教法人から国が関与する特殊法人に改組する提案を公表した。政治家としてA級戦犯分祀を視野に靖国問題を根本から問い直そうとする姿勢は評価できるが、麻生提案には本当に宗教色を排除できるのかなど疑問点が少なくない。靖国神社のあり方についてさらに議論を深めていくべきである。

 麻生外相の提案はかつての靖国神社国家護持法案と基本的には似た内容である。靖国神社が自主的に宗教法人格を返上することを前提に、新たな設置法によって国が関与する特殊法人に改組し、天皇や首相、外国元首などが訪れやすい施設にする狙いが込められている。

 この提案の問題点は国が関与する施設になった場合、明確に宗教色を排除できるかどうかである。形式だけ宗教法人をはずしても実態が国立神社であっては、憲法が定めた政教分離原則に違反することになる。かつての靖国国家護持法案が廃案になったのも、この点を解決できなかったからであり、麻生提案ににわかに飛びつくことができない理由もそこにある。

 しかし、靖国問題がここまでこじれてしまった以上、次期首相の座を争う候補者がさまざまな打開案を国民に提示して議論するのは政治家の当然の責任であり、自民党総裁選で議論を深めるべきテーマである。小泉純一郎首相のように「心の問題だ」「個人の自由だ」と開き直っているだけでは政治家としてあまりにも芸がないと言うほかない。

 安倍晋三官房長官は仮に首相になっても靖国神社に参拝するかしないか、いつ行くのかなどについて一切言及しない態度を表明している。安倍氏は靖国問題では小泉首相よりはるかに強い信念を持っているが、実際の行動は靖国参拝を公言する小泉首相より柔軟に対応しようとする姿勢がうかがえる。 

谷垣禎一財務相は首相になったら靖国参拝を控えると明言した。総裁選出馬の可能性を探っている額賀福志郎防衛庁長官も靖国参拝には慎重姿勢を示している。後継首相候補の有力閣僚がこぞって小泉首相の靖国参拝方針とは異なる対応を示している点に注目したい。最近の各種世論調査でも首相の靖国参拝に反対する声は5割を大きく超えている。

 こうした中で、退任間際の小泉首相が8月15日に靖国神社を参拝するかどうかに関心が集まっている。首相は「立つ鳥跡を濁さず」の言葉を肝に銘じてもらいたい。

靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)への内外の批判が高まる中、とは見事なマッチポンプぶりですが,また変な時にこれまたおかしな麻生氏とは思えない論文が出ちゃったもんですから,嬉しくてしょうがない日経さんは本音まで出しちゃったようです。

宗教色の排除」,これですね。

靖国神社を靖国たらしめているのは,まさに「神道に則った祭式」なんだと思います。そして,神道最高の祭祀を司るのが天皇陛下であることも忘れてはなりません。
つまり,日経いや中共の本当の狙いは「A級戦犯の分祀」なんかではなく,ましてや「靖国そのもの」でもなく,何だかんだと云っても未だに日本の国体であり続ける「神道=天皇」の廃絶にあると筆者は考えます。一応,中共とは関係無しに分祀,ブンシと騒いでいる革新サヨク達の究極的目標も詰まるところ,これにあるでしょう。
中共が唯一,信仰の対象にしているのは「共産主義に名を借りた独裁体制」そのものでしょう。これは唯物論的思想に根ざしたものですから,万物そのものを神とする神道的思想と何処まで行ったって交わるはずもありません。同時に,覇権主義である中共がいずれアジアの盟主になるためには,神道に裏打ちされた日本が邪魔で邪魔で仕方がない。そこで思想破壊を目論みつつ,武力に依らない侵略戦争を仕掛けているのが今の中共なんだと思います。

その攻撃目標がたまたま国に殉じた英霊の集う日本の国体中心「靖国神社」だっただけのことであって,他の瑣末なことなど中共はどうでもよいと思っていることでしょう。元々,中共は靖国神社なんかにさほど興味はなかったことは過去の行動から観ても明らかなのですが,アサヒの加藤工作員をはじめとした忠実なる僕たちが過去に入れ知恵したお蔭で重大なる戦略に気付かせてしまった訳です。
商売新聞社のたかが社説一つから,今日はちょっと飛ばしすぎですかね。
反省をしつつ,日経は安倍氏を「小泉首相より柔軟に対応しようとする姿勢がうかがえる。」と評価してますが,我らが中共様の意向を配慮したご褒美のつもりでしょうか。今の安倍氏の態度は麻生氏よりも幾分マシだと思っているんですが・・・

最後に明るい話題を一つ。
15日の靖国参拝、中川農相が示唆

 中川農相は8日の閣議後の記者会見で、終戦記念日の15日の靖国参拝について、「8月15日に靖国神社に例年行っている。決めていないが、何もなければ例年通りになると思う」と述べ、今年も参拝する考えを示唆した。
(後 略)

中川さんは,BSE問題でアメリカには迎合的姿勢をみせたものの,特アに対しては現役閣僚であるにも拘わらず,常に正論を述べてくれます。また,拉致問題への取り組みでも,目立たないところではありますが家族会をよくサポートし,信頼も厚いようです。
彼はちょっとぶっきらぼうで余り話しのお上手な方のようではありませんし,なによりその思想が左巻きのマスコミから毛嫌いされているので表舞台への登場回数が少ないように思います。筆者は彼も十分に「総理」の資格がある政治家と思っていますが,所属派閥(伊吹派)のせいなのか,いまいち注目されないのは何故でしょうか。
因みに彼の国家観の一端は以下の論文にもよく顕れています。

李登輝氏へのビザ拒否は外務省による「逆拉致」だ



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