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アーカイブ: 2006/05/25

筆者には難しい共謀罪法案


トレッキーな方ならご存じであろうが,「Startrek TNG(The Next Generation)」に以下の話がある(”南京玉すだれ”さんより引用).
原題:Justice(邦題:神々からの警告

古代ローマ帝国もしくはエデンの園のような生活をしている惑星「イド」。新たな友好関係を結ぶため乗員を上陸させた。
実は、イドの民に神のように思われている別次元の生命体が支配している惑星だった。この惑星にはいくつかの法律があり、法律違反(犯罪)は罪の程度を問わず全て死刑であった。
取締ゾーンである花壇にボールを追いかけて入ったウェスリー・クラッシャーは、惑星の仲裁人によって死刑にされそうになる。
法は絶対であり、法律を守るからこそ平和があると主張するイドの民。
法を踏みにじるのかと問われる。

そして、ウェスリーの処刑を阻止しようとしたピカード艦長以下は、イドの神(別次元の生命体)と対峙する。

まさに天国のような理想的な暮らしをしている惑星”イド”に,休暇のため降り立ったピカード艦長以下,エンタープライス号乗員.最初は快適な休暇を楽しむが,やがてドクター・クラッシャー(医官)の息子,ウェスリーが単なる花壇進入で死刑の罪に問われてしまう.まったくのばかげた話だ.只,ボールを追いかけて花壇に足を踏み入れただけの話である.
しかし,ここは地球人の常識など通じない異星の地であり,しかも”艦隊の誓い”によって,その星の内政・文化には不干渉を貫かねばならない.そこで,色々な策を講じて減罪を懇願するわけだが,許して貰えない.無理矢理逃げようとするが,イドの神に転送帰艦を阻止されてしまう.
切羽詰まったピカード艦長はイドの神に対して,以下の心を込めた最後の説得を試み,それに神は納得して放免となった話である.
イドの神よ私の声が聞こえるか。いや、それのみならず宇宙の全生命に言いたい。
正義についてこう思うのだ。法が絶対である限り正義は存在し得ない。
この人生自体、例外の連続ではないか。

勿論,単なるSFドラマの1ストーリーである.筆者がスタートレックというSFを好きな理由は多くのSFが暗い未来を語る中で明るい未来,ポジティブな行く末を描いていること,そして時に現代社会の問題を巧妙に取り入れ,さり気なく哲学的な示唆を与えてくれることに尽きる(単純にリアルっぽい未来科学を楽しんでもいますが・・).無論,賛同できかねるものもあるが,上記の言葉はなかなかの至言だと思った.



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